アパレル販売員はバカでもできるってきっと世間の8割くらいは思っている

Pixapopz / Pixabay

こんにちは、森野です。

自分も販売員なのに、こんなタイトル…切ない。
でも販売員じゃない人はさすがに書けないんじゃないかな。いや、南さんなら書いちゃうか。

ほんとはちょっと思ってるでしょ?
アパレル販売員なんてバカでもできるって。

そんな、バカだとは思わないけど…?
けど??
頭がいいとは思ってない、ですよね?

実際にアパレル販売員を仕事にしている方の中にも、志望動機とかいう以前に偏差値や学歴がネックで他にこれといった選択肢がなかった方もいらっしゃると思います。

逆に、たとえば京大の経済学部を出て販売員になりたいとか言ったら周りが反対するでしょうから、基本的にIQが高くないのは仕方ないと思います。

入るまではバカでもいい

難しい数式が解けても、法律に詳しくても、医療の知識があっても、アパレルの店頭ではあんまり役に立たないから、いいんです別に。

入るまでは。

でも、続けて行くなら、ちょっと変えた方がいい。

バカって連呼するの書いてて気持ちがよくないので言い換えますね、IQが低い。

なぜIQが低いのでしょうか?

昔から勉強がきらいだった

勉強より楽しいことがあった

勉強の大切さや意味が分からなかった

こんなところでしょうか。
しょうがないですよね。

ただ、今はどうですか?

アパレル販売員という職業に就いた現在、
これからのアパレル販売員に必要なこと、勉強していますか?
商品について知らないこと、そのままにしていませんか?
接客についてわからないこと、そのままにしていませんか?
世の中の動き、業界の動き、掴めていますか?

毎日何かと忙しいし、正直、知らないことや分からないこと、そんなの放置してたって、毎日シフト通りお店に出勤していれば毎月お給料が入ります。

商品について知識が曖昧でも、お客様に聞かれなければ平気だし、聞かれたら周りに聞くか、「ちょっとわからないです」って言って謝ればなんとかなっちゃう。

接客について課題を感じつつ何もしなくても、1ヶ月全く売れなくても、基本給は入ってくる。

はい、全部全然ダメですけどね、そうなんですよね、

お店があるうちはね。

人口は減る、店は減る、絶対来るAIの時代、あなたは?

国内のファッションブランドの出店・退店スケジュールを見つけると手帳に書きとめているのですが、今年に入ってからすでに退店ラッシュの一波を感じています。
あなたのお店は、大丈夫ですか?

お店は大丈夫でもブランドがダメだったら、近い将来、わからないですよね。

所属ブランドの利益率や人件費率等々は、ご存知ですか?

ご勤務先や館の企業のIR、見てますか?
大丈夫そうですか?

Sales intelligence のススメ

「企業のIRって何?」
そう思った方もいらっしゃると思うのですがここからが分かれ道です。

調べる人
受け流す人

このふたつです。

同じくらいの時間をかけてこの記事をここまで読んできて、知ろうとするかしないかで、読んできた時間の価値が変わります。

IR情報見たって最初は全部分からなくてもいいんです。分かるというのは意味や内容を把握することですが、いきなりそこまでいかなくてもいい。

ただ、仕事に絡む事柄で目にしたり耳にしたことはあるはずなのに「知らない」というのは怠慢です。知るというのは存在を認識すること、記憶することです。


今年55周年を迎える〈ホテルオークラ東京〉のポスターにこんなコピーがありました。

「知らない」と言える知識を持て

しっかりと知識を持っていれば、珍しいものなのか自信を持って判断できる、ということだそうです。


「知らない」と言える勇気ではありません、持つのは知識

sales intelligenceって日本語の情報はほとんど出てこないんですけど、販売員としてこれからもやっていくにはここは狙い目だと思います。

意訳ではありますが、売上をつくるというシーンに絡むあらゆる情報のコミュニケーションに長けた、インテリ販売員。

博識で論理的かつ、感情や表現が豊かで、徳がある。私はそのあたりを目指そうかと思います。そしたらお客様や取引先様に選んでもらえそうだから。

あなたには、どこへ行っても通用する気概はありますか?

今のところだいたいみんなバカだと思われてるから、インテリ販売員はきっとブルーオーシャンですよ。一緒に行きませんか?

…ブルーオーシャンって何?

本日2回目の分かれ道です。

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森野 咲
About 森野 咲 48 Articles
1979年横浜市生まれ 販売員歴17年 現在、フリーランスの販売員。 TopSellerブログ火曜日担当。 たまに空間コーディネート業。 たまに業界誌に寄稿。 幼少期はお花屋さんかケーキ屋さんになりたかった。 職歴は、国内大手SPA婦人服・雑貨店舗にアルバイト→契約社員→正社員と進み、店長3年、統括店長4年。統括店長時代に、垣根を越えた生産性の最大化の方法を提案し社長表彰を受ける。 シアトル系カフェチェーンにてアシスタントマネージャー2年。外資系の育成法とサービスを学ぶ。 震災を機に、もう一度洋服屋の販売員を志し転職、某セレクトに入社、5年ほど勤務。アウトレット店にてメンズを担当、インポートからオリジナルまで、売れ残り商品の顛末を知り、モノをカネに変えることの難しさを知る。コレクションブランドのトランクショーのヘルプ、プロパー店のイベントヘルプ、物流センターの業務なども関わり、新店OPEN時にはスタッフ育成に出向く。 35歳のとき年齢面で販売員を諦めて一旦退くが、ふとしたことで派遣社員として某ラグジュアリーに配属。3か月後にはショップ内売上No.1、派遣でありながらも受注会の顧客アテンドを経験。 この頃、twitter上でTopSeller主宰の四元氏と出会う。東京駅地下で四元氏とおうどんを食べながら、独立する決意をした。

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