ファッション専門学生にすら知られていない大手アパレル各社

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こんにちは。南です。

3年くらい前から週に1度とか月に2度の割合で、ファッション専門学校で講義をするようになりましたが、毎年、初顔合わせの時に、「このブランドやアパレル企業を知っているか?」と尋ねることにしています。

それをもって今の若い人たちはどういうブランドや企業に親しみを持ち、どういうブランドや企業と縁が薄いのかということを知るためです。

ワールド

オンワード樫山

三陽商会

TSIホールディングス

ファイブフォックス

イトキン

レナウン

今の業界人や15年くらい前のファッション専門学校生なら、これらはアパレル業界の大手企業として親しみがありますが、現在のファッション専門学校生のほとんどはこれらの企業名を知りません。

そのことを指して「今の若い人は勉強不足だ」と嘆くことはナンセンスです。なぜなら、これら、かつての大手アパレルが売り出すブランドが今の若い人たちにほとんど知られていないということで、若者を責める前に、これらの旧大手アパレルの怠慢を責めるべきです。

今のファッション専門学校生の知っているブランドや企業名は

ファーストリテイリング(ユニクロ、ジーユー)

無印良品

しまむら

マッシュスタイルラボ

ステュディオス

ストライプインターナショナル

アダストリアホールディングス

ユナイテッドアローズやビームスなどの大手セレクトショップ各社

というラインナップになります。

この15年で業界の著名企業はガラりと入れ替わってしまっているのです。知らないのは業界人と旧大手アパレルの社員と経営陣だけということです。

ぼくはこの事態に対して、旧大手アパレル各社の将来はかなり危ういのではないかと見ています。

3年くらい前からの旧大手アパレル各社は厳しい決算が続いていますが、それ以上に若者にまったく知名度がないということは、あと10年後・15年後にはさらに厳しい商況に追い込まれてしまう可能性があります。

旧大手各社は、30代以上の年配層にそれなりに支持されているため、苦戦しながらもそれなりの売上高を稼ぐことができています。しかし、今の若者が30代・40代になる10年後・15年後はどうでしょうか?おそらく今ほどの売上高は稼げなくなっているのではないでしょうか。

今現在知らないブランドを、30歳になったから買ってみようと思う人はほとんどいません。今の40代の人たちだって、若いころに「見たことも聞いたこともない」ブランドをいきなり「40歳になったから〇〇ブランドを買うぞ」とは思わなかったでしょう。やっぱり若いころから親しみがあったり、名前を知っていたりしたブランドを買っているのではないでしょうか?

今、若い人に知られているブランドは、現在の勝ち組企業です。現在の勝ち組企業は10年後・15年後もある程度の支持を集め続ける可能性が高いと考えられます。(もちろん、企業側の不手際で破綻する可能性もありますが)

旧大手アパレル各社はかなり危うい状況に立たされているといえます。

 

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南 充浩
About 南 充浩 59 Articles
1970年生まれ。大学卒業後、量販店系衣料品販売チェーン店に入社、97年に繊維業界新聞記者となる。2003年退職後、Tシャツアパレルメーカーの広報、雑誌編集、大型展示会主催会社の営業、ファッション専門学校の広報を経て独立。現在、フリーランスの繊維業界ライター、広報アドバイザーなどを務める。 2010年秋から開始した「繊維業界ブログ」は現在、月間15万PVを集めるまでに読者数が増えた。2010年12月から産地生地販売会「テキスタイル・マルシェ」主催事務局。 日経ビジネスオンライン、東洋経済別冊、週刊エコノミスト、WWD、Senken-h(繊研新聞アッシュ)、モノ批評雑誌月刊monoqlo、などに寄稿

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