「定価から〇〇%引き」という表示は伝わっていないかも?

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夏冬のバーゲン時、日常のちょっとしたタイムセール時に多くのお店が「定価から〇〇%引き」という表示を行って顧客の注意を喚起しますが、実はその表示はあまり伝わっていないのかもしれませんよ。

ときどき、学力低下が取りざたされることがあります。小学校で習う分数・小数・百分率・割合を理解していない高校生、大学生、専門学校生が少なからずいます。

彼らを再教育するために学校側も取り組んでおり、まあ少しは効果があるのではないかと思います。

しかし、これらの計算ができない人は年配層にも少なからずいるようなのです。彼らには学校で再教育されるという手段が残されていませんから、わからないまま暮らし続けているわけです。

実はぼくはバッタ屋でときどき販売の手伝いをしていますが、体感的には3分の1くらいのお客が「〇〇%引きって何円になるの?」と尋ねてきます。これまで「暗算するのがめんどくさいのかな?」と考えていましたが、どうやらそうではなさそうなのです。本当に何円くらいになるか計算できないようなのです。

以前に商業施設内のテナント店舗を管理している人に話を聞く機会がありました。

「当店の顧客だった人をパートタイマーとして雇用契約したことがあるのですが、その人に『実は〇〇%引きが何円になるのかわからないんです』と告白されたことがあります」とのことでした。

これにはちょっと衝撃を受けました。

こういう人は我々業界の人間が想像するよりも多く存在しそうです。

そうなると「〇〇%オフ」という表示は正しく伝わっていないということになります。彼らはどうしてその店で買うかというと「すごく安くなる雰囲気があるから」だそうです。

ここではたと、ユニクロとジーユーの価格表記に思い当たりました。

この国内勝ち組2ブランドは一切「〇〇%オフ」という表示をこれまでしてきませんでした。990円、790円、590円という値下げされた金額を表示するのみです。

定価2990円の商品が990円にまで値下がりすることがありますが、実に67%引きという大幅値引きです。しかしこれを「67%引き」とは絶対に表記しません。これについて、以前は「表示したほうが効果があるのに」と考えていたのですが、どうやら逆だったようです。

これは完全なる推測ですが、ユニクロとジーユーを展開するファーストリテイリング社はこのことがわかっていて、最初から「〇〇%引き」という表示をしなかったのかもしれません。

バーゲンやタイムセールでの価格表記を見直す必要があるかもしれません。見直すとセール消化率が高まる可能性があります。

こちらからは以上です。

 

 

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南 充浩
About 南 充浩 68 Articles
1970年生まれ。大学卒業後、量販店系衣料品販売チェーン店に入社、97年に繊維業界新聞記者となる。2003年退職後、Tシャツアパレルメーカーの広報、雑誌編集、大型展示会主催会社の営業、ファッション専門学校の広報を経て独立。現在、フリーランスの繊維業界ライター、広報アドバイザーなどを務める。 2010年秋から開始した「繊維業界ブログ」は現在、月間15万PVを集めるまでに読者数が増えた。2010年12月から産地生地販売会「テキスタイル・マルシェ」主催事務局。 日経ビジネスオンライン、東洋経済別冊、週刊エコノミスト、WWD、Senken-h(繊研新聞アッシュ)、モノ批評雑誌月刊monoqlo、などに寄稿 【オフィシヤルブログ( http://minamimitsuhiro.info/ )】

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