ブランディングは誰のもの?

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こと「ブランディング」ということを話題にあげると

デザイナーは「世界観だ」と言い、マーケターは「顧客の思い描くイメージ」だと言う。

言っていることはとても似ていても、視点が違うという点がとても面白いと思うのです。

世界観も、顧客の思い描くイメージも両方ブランディングの「一要素」であるということは、冷静になれば「そりゃあそうだよね」という話なのですが、これをしっかりと明確に刷り込ませるためにはそれはもう並々ならぬ泥臭い作業がいることは、経営を考えたときにぶつかる部分だとおもいます。

 

「デザイン」も「一要素」

ファッション・アパレル業界では独立をするのはデザイナー自身であることも多く、ブランディングというと「デザイン」に振って考えていくことが多いのはそのためかもしれない、と最近思います。

ブランディングを整えていく中で感じるのは、ブランディングにおいてはデザインも「一要素」であるということです。

もちろん、デザインというものはブランドの個性を表すときに最大の武器となりますが、それさえしっかりやっておけばいいということではないと感じるのです。

ユーザー・顧客側がブランディングとして求めるものはデザインだけではない と言った方がわかりやすいかもしれません。

そしてスタッフたちもデザインがしっかりしていればいい。となると、その部門ではない人たちはどこを見て進めばいいのかわからなくなりませんか?

ブランディングというのが、「顧客へ向けた世界観の提案」や「顧客の選択意思決定に起因する要素」であるならば、それは商品が企画されてお客様の手に届くまで一貫して意識されていてこそ、と思います。

そのためには、内部にもそのブランディングは意識されていなくてはならない。

スタッフにもお客様にも認知されるブランドの理念、それがブランディングではないでしょうか。

 

 

「理念」があるかないかは一目でわかる

SNSやインターネットに慣れ親しんだユーザーたちは、多くの情報を日々目にしています。

あらゆるサービスやブランド、個人へのアクセスが可能になった今、もっとも最新に敏感で大衆性を生み出すトレンドセッターのポジションは、ユーザー側にも同じだけの発信力が与えられています。

この流れに関してはメディアでも(誇張して)書かれているようにも感じますが、若年層の多くはネットから情報を得ることが増えつつあると言われています。

その際の情報発信の文面や、各メディアへのプレスリリース一つをとっても「理念」は作用しなくてはならない。

それを受け取ったユーザー側は「このブランドはわたしたちに何をもたらしてくれるのか」を無意識下で考えますし、それを意思決定に結びつけることは想像に容易で、その一連の流れが「ブランディング」の効能であるといえます。

また関わるスタッフたちも「◯◯を実現したい」という理念があるのだから、ここへのアプローチはこうだろう、という軸ができます。

ブランド運営に関わる行動のファウンデーションとなるもの(理念)が揃ってさえいれば、その行動がブランディングとなって現れる。

私たちが買い物をしていても、それは一目でわかるなあと思います。

 

計画性はださい?マスはださい?

 

こういうブランディングに関する話をすると、ブランディングとは「ニッチ」な部分で行われるもので個人に起因した非常にクリエイティブなものだと捉えられがちなのですが、それだけではないはず。

想像を超えるような、ニッチを狙ったのにマス受けするというような、爆発的な現象をクリエイティブと呼び信仰するのは非常に危険であると考えています。

資金がない中で事業のスケールを図るためにマスを狙うのは必要要素ですし、そこに対して計画的にブランディングしデザインを組み立てるのはビジネスを考える上で当然のこと。

そこにあるのは「ビジネス」としてのグロースですから。

ブランディングは理念として、ブランドを構成するスタッフ、顧客、売り場にまで影響します。

そこに計画性やマスの分析が内在した上で構成されることに不思議はありません。

「なにを実現したいのか」という軸のもとに、派生する様々な要素(デザイン・売り場・マーケ)を掘り下げていく作業。

これがブランディングを構成するときの一つの形ではないかな、と思います。

じゃあそれは誰に向けたものであるのか、はもう前述した通りで、わたしたちの生み出すバリューを必要としてくれる人に向けたものでありたいなあと、それがマスであれそうでないであれ、誰かを楽しませる何かでありたいなあと、考えています。

 

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中溝 雪未
About 中溝 雪未 41 Articles
1990年生まれ。コレクションブランドの企画室でインターンからデザイナーアシスタントとして勤務。その後アパレルブランドで布帛・ニットをはじめとするデザイナーの経験を積み独立。現在フリーランスとして企画・デザイン・パターンを担当。 プロダクトアウトなものづくりからマーケットインまで、偏らないバランス感覚を武器に、コンセプトメイクからお客様に届くまでをディレクションするプランナーとして業界を問わず活動中。

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