私が「販売」しかやりたくない理由

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rawpixel / Pixabay

こんにちは、森野です。

やっと私の気の重い8月が終わりました。
なぜか身体が不調をきたしたり、物事が思うようにいかなくなったりしやすい時期、それが8月。

嫌だけど、たまに好調に過ごしてしまうと必ず年内に想定外の大問題が起こるので、禊だと思って耐えています。
そんな禊明けの今日は、私のマインドの話をしたいと思います。

本業以外に介入することは、出せるはずの最高の結果を捨てることを意味する

自分の本業、つまり私の場合、店頭で接客販売をして売上をつくることです。本業以外にあたるのは、販売に絡む別の職種のことです。企画、販促、営業、物流、等々を指します。

正直、本業に慣れてくると販売に関係する他の職務が気になってきます。

「もうちょっとこうだったら、もっとこうできるのに」

この気持ちを起点に、過去にはその仕事を手伝って様子を覗いてみたり、多少介入したりしたことがありました。なんだか少し自分の経験値が上がる気がしたのも本音です。

しかし、今は全くそうしたいと思いません。

隣の芝生に興味はあるので見学したい気持ちはあるけれど、手伝うとか、自分の経験値にとか、1000%思いません。

下手に関わると、相手も人なので情がわいたり、理解しようとしたり、相手にも自分のことや立場も分かってもらいたくなったり、そんなことに時間と頭と手間がとられるのです。しかもその負荷、想像以上。

そしてほとんどの場合、最終的に思うようには分かり合えない。

そんなフラストレーションを抱えた状態は、本業に向かうにあたってベストコンディションではないと思うのです。

会社から兼務を言い渡された場合、それはあなたの可能性将来性云々ではなく、単に人件費削減か採用が進んでないだけですよ。どうぞ騙されませんように。

「もうちょっとこうだったら、こうできるのに」の発想は大切

かといって、与えられた環境で我慢して遣るだけでは進歩しません。

  • もっとこう良くするために、こうしたい
  • こうしたいから、、改善してほしい、協力してほしい

こういった主張は、どんどんしたらいいと思います。自分の本業を拠点に、とことん本業目線で。その仕事を最前線で毎日している者の意見として、組織にも必要なはずです。

必要な変化がわかっているのに、お互い遠慮しあって先に進めないなんて資本主義ビジネスとして終わってます。動かない企業に対してはステークホルダーだってきっとついてこないでしょう。

自分の役割のプロになれ、そのためには

自分の専門じゃない分野に気を取られて結果を出せなくなるよりも、専門分野に集中して時間と労力を注いだ方が身になるし、超現実的な話、履歴書に書けます。

本業の気分転換程度にちょっと他の職種も手伝ったことがあったって、選考時には大したアピールにもならないし、だからなんだって話です。

アパレル販売員のみなさんのうち8割くらいの方は、本社勤務に憧れたことがあったり、今も虎視眈々と異動(というより出世の感覚でしょうか?)のタイミングを見計らっているかも知れません。

もしそうなら「販売の現場を知らないとできないことだから、数年間は店頭で経験を積んで…」とか言ってないで、早く行ったほうがいいですよ。本社業務の人でも分かっていたほうがいい範疇なんて、もう分かっただろうし、本当に詳しく理解していたいなら毎日現場にいないと無理ですから。「オレも昔販売やってたからわかるよー」なんて、化石がわかったようなこと言うな、ですからね。

「広く経験を積んでから」なんて、行きたいところにいけない、行き方がわからないことを言い訳してないで、さっさと行動してしまいましょう。

それぞれが自分の役割を理解し、全力で責任を果たせば歯車は自然に噛み合うもの

業務の流れを俯瞰で捉えることは大切ですが、その目的は、お互いが分かり合うことではないです。自分の役割をより一層浮き彫りにして、自覚と責任を持って仕事をするためです。

思いやりはあったほうがいいけれど、関わり合う人同士が思うように理解し合うのは到底無理です。仕事として形になりさえすればいいと私は思います。チームで連携がうまくいかないとき、必要なのはわかり合うことではなく、まずは目的や目標の共有を徹底することと、熱意の調節。そして手段の進捗の開示と、問題に対応する力を個々が発揮すること。全ては目的達成のために、それぞれができることをあらゆる角度から貪欲に実行し目標にリーチする、こういう環境で仕事がしたいと思います。

だから私は、販売員として意見を上げ続けます。

 

 

【TopSellerの執筆者が書く「表では話せない話」はこちら→トプセラ×note

 

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森野 咲
About 森野 咲 72 Articles
1979年横浜市生まれ 販売員歴15年 現在、フリーランスの販売員。 TopSellerブログ火曜日担当。 たまに業界誌に寄稿。 幼少期はお花屋さんかケーキ屋さんになりたかった。 職歴は、国内大手SPA婦人服・雑貨店舗にアルバイト→契約社員→正社員と進み、店長3年、統括店長2年。統括店長時代に、垣根を越えた生産性の最大化の方法を提案し社長表彰を受ける。 シアトル系カフェチェーンにてアシスタントマネージャー2年。外資系の育成法とサービスを学ぶ。 震災を機に、もう一度洋服屋の販売員を志し転職、某セレクトに入社、5年ほど勤務。アウトレット店にてメンズを担当、インポートからオリジナルまで、モノをカネに変えビジネスを回すことの難しさを知る。コレクションブランドのトランクショーのヘルプ、プロパー店のイベントヘルプ、物流センターの業務なども関わり、新店OPEN時にはスタッフ育成に出向く。 35歳で一度販売員を辞めたが、ふとしたことで派遣社員として某ラグジュアリーに配属。3か月後にはショップ内売上No.1、派遣でありながらも受注会の顧客アテンドを経験。 この頃、twitter上でTopSeller主宰の四元氏と出会う。東京駅地下のスタバでコーヒーを飲みながら、販売員として、独立してやってみる決意をした。

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