自分の「短所」に気づかない店長が売上不振を招く

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店長「スタッフを総入れ替えしたいんです。」

マネージャー「それはあなたの”マネジメント”にも問題があるのでは?」

先日、某百貨店事務所内で小耳にした、某ブランドの店長とフロアマネージャーとのやりとりの話です。

もう少し内容をお伝えすると、

店長「(売上が悪いのは)スタッフ達が私の考え方を理解してくれないし、遂行してくれない」

マネージャー「求めすぎなんじゃないか?現有のスタッフの力量での”戦い方”を考えていかないと…」

ほぼ盗み聞きした内容ですので、これ以降はその場から退いた為、どこで話が落ち着いたかわかりませんが。

その某ブランドの体制は、

・店長は歴の長い女性店長

・男性スタッフ2人(内1人は新人さん)

です。この体制図から想像できることと、見たまんまの構図からお伝えすると、あからさまな”コミュニケーション不足”というやつです。まぁこの一言に尽きるわけであります。

 

◯常に「スタッフマネジメント」を求められる立場であるということ

 

ではどういった場面で”コミュニケーション”が不足し、店舗に悪影響を及ぼしているのかお伝えします。

・店長が1人で相談なしに、しかも頻繁にVMD変更をしている。

・販売戦略の共有があまりされてない為、一体感が伝わってこない。

・そもそもスタッフ同士の会話が見られない。

他にも多々あるのですが、特に印象を受けたのが上記の3点であります。

とにかく、みんな楽しそうじゃないし、意気に感じて仕事してない感が伝わってくるんですね。おかげで暇そうだし、”売上”も悪い。

 

おそらく、店長はスタッフに”興味”がないんでしょう。

長年、店長をされてる方の多くは今までの経歴上、何人もの部下を育て見てきています。繰り返される部下の異動や退職、その中で先行き不透明、且つ永続される店長という”キャリア”が積もりに積もると”自分本意”がより強くなる傾向があるのです。

「”正解”は自分なんだ!」

と要するに1番信頼するのは「自分のやり方、考え方」なのかと。この考え自体は決して悪いコトでもないし、間違いでもないです。

ただ、売上不振の原因を「スタッフの責任」にしては、それが一番の”短所”になってしまう。そこに気づいていないのです。スタッフとコミュニケーションをとり、しっかりと向き合い、共に売上を伸ばしていける店舗を作る事こそ店長の本来の仕事なのです。

 

前述のように、異動や退職・入社は常に繰り返されますし、その都度”店舗体制”の整備は必須です。”店長”という立場にいる以上、つきまとう「試練」みたいなもの。

部下は上司を選べません。

しかし「勝てる店舗」として評価されたい、または一歩先の役職を目指したいのであれば、店長は必ずスタッフと向き合っていかないといけない。上記の店長さんも改めて「スタッフマネジメント」という”能力”を今一度、考え直してほしいなと感じた次第です。

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金田 拓巳
About 金田 拓巳 63 Articles
2006年 国内大手SPA入社 販売員として紳士カジュアルブランド店舗勤務。 入社初月から店舗個人売上実績1位。1年目後半~ブランド内全国個人売上1位。以後3年間サブ店長まで継続。 店長就任後、担当した店舗で常に前年比110%〜130%の売上増加を実現。 店舗スタッフを次の個人売上1位・サブ店長・店長へと育成。

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