「悩む」の反対語は「考える」

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こんにちは。
水曜日のタニグチレイです。

 

さて、今回は時々店頭で見かける?
シチュエーションについて書いてみます。

 

新人さんにはもしかしたら経験あるかもしれませんね。

 

なにかというと

 

 

 

「いっしょに悩む」のと
「いっしょに考える」のは違う。

 

 

 

見かけたことありませんか?
もしくは経験ありませんか?
あと先輩からこう言われたとか。

 

 

「悩む」のはネガティブなイメージありますよね。
負担や苦痛などを連想します。

 

そしてお店に来られるお客様は悩んでいます。
だって何か解決できるものがないか探しに来てるわけですから。

 

反対に

 

「考える」はポジティブなイメージありますよね。
結論や解決策を連想します。

 

そして販売員はお客様とともに考えてあげてほしいです。

 

 

「悩む」のはお客様
「考える」のは販売員

 

いっしょに悩んでしまっているのは考えていないから。

 

(目的を持って考えて来られているお客様もいますから
もちろん全てのお客様と決め付けているわけではありません。)

 

 

「いっしょに悩む」のも「いっしょに考える」のも
どっちもお客様には寄り添っているように
思えますが内容が違います。

 

 

お客様は買って間違いないのか悩みます。
販売員は買って間違いのない理由をいっしょに考えてください。

 

お客様は買ったあとの使い方を悩みます。
販売員は買った後の使い方をいっしょに考えてください。

 

そして

 

お客様が使う未来を考えられるサポートをしてください。
販売員はそこでいっしょに悩まないでください。

 

お客様が使うことで他人からどう見られるかを考えられるサポートをしてください。
販売員はそこでいっしょに悩まないでください。

 

 

悩んだら自分では決められませんが
考えたら自分で決められます。

 

最終的にはお客様に決めていただくことで
買っていただけるわけですから。

 

 

いっしょに考えることができたら
間違いないとしっかりおすすめしてあげてください。

 

いっしょに悩んでしまうようなら
これは違うのだと教えてあげてください。
そして自分でも気づいてください。
違う解決策がきっとあります。

 

商品だけのことを伝えていると悩んでしまうかもしれません。
商品のことを伝えながら解決策を考える。

 

いっしょに考えることができるようになるには
商品以外の知識が必要にもなるでしょう。

 

いろいろと違う方向から解決策を見つけないと
いけないかもしれません。

 

商品のことだけを語っていては
解決方法にはたどり着かないかもしれません。

 

 

もしどうしたらいいかわからなくなったら
素直に「なぜ?」と聞いてみてください。

 

「なぜ今そう思っていますか?」って。
その答えに対して考え直していけばいい。

 

メリットとデメリットをしっかり伝えていきながら
その上で考えてもらうようにする。
悩んでしまうようなら別の選択肢を提案したらいい。

 

それでも決めきれなくなるかもしれないが
いっしょに考えてくれた販売員にはまた相談に来てくれますよ。

 

いっしょに悩んでしまった販売員には相談には来てくれないかもしれませんね。

 

 

お客様と考えて解決策が見つかった。
お客様が使ってみて本当に解決した。
そうしたら「2回目」に繋がると思います。

 

「2回目」以降でもなにか悩みがあるときは
ぜひいっしょに解決策を考えてください。

 

この販売員さんには任せられると
信用を積み重ねていってください。

 

 

ちなみにお客様が購買にいたらず
「ちょっと考えます」はポジティブじゃないことも
多いですね(苦笑)
残念ながら。

 

興味を持たれた方はぜひこのTopSeller.styleでお付き合いください。
では、また次回。

 

 

しかし
「悩む」と「考える」は違うと書きたかったから
反対語って使ったけど・・・

 

「考える」の反対はなんだろう?

「思う」?
「学ぶ」?

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谷口玲
About 谷口玲 221 Articles
1976年3月生まれ。 販売員歴18年。 メンズはヨーロッパ系デザイナーズセレクトショップと英国デザイナーズブランド、レザーグッズブランドで販売。 レディースはミセスセレクトショップとドメスティックデザイナーズブランドで販売。 今まで大阪、神戸、京都、広島、札幌、東京、横浜などの百貨店を中心に店頭に立ち現在はフリーランスの販売員。