大型店やネット通販にも勝てる販売員の対応

洋服とはまったく関係ないのですが、先週、iPhoneの予約に行きました。
今話題のiPhoneXなどではありません。(笑)高いからあんなものは買いません。

2年前に買ったiPhone6Sが満期になるので、機種変更をしようと思ってここ1か月間いろいろとリサーチしました。
iPhone8も値段が高いので選ぶつもりはありません。
ですからコストを削減するために昨年発売されたiPhone7に機種変更したくて、大阪市内のauショップ、難波のビックカメラ、梅田のヨドバシカメラと探し歩きました。
残念なことに32Gなら残っているのですが、128Gはどこも売り切れでした。

現在使っているiPhone6Sが64Gなので、32Gへグレードダウンするのは論外です。
できれば同じ64Gが良いのですが、iPhone7には64Gがなくてその次は128Gへとランクアップしますから、必然的に128Gを探すことになります。
機体の色なんて黒でも白でもピンクゴールドでも構いません。
動けばなんでもいいのです。

大阪市内のめぼしいところはだいたい見て回りましたが、どこも品切れでした。

ぼくは大阪市内へ電車で30分くらいの田舎に住んでいます。
田舎の家電量販店なら残っているかもしれないと思って、土曜日に地元のジョーシンに行きました。

auコーナーで、iPhone7の128Gが残っているかを尋ねると、ここも在庫切れとの答えが返ってきました。
うーん。どうしようかなと悩んでいたら、その店員が「他店に残っているか問い合わせましょうか?」と申し出てくれたのです。
今まで回った店ではこういう対応がなかったので驚きましたが、ありがたい申し出なのでお願いしました。

15分ほどあちこちに電話をかけているようでした。

「残っている店がありました。色はジェットブラックだけですが」とのことでしたが、こちらは動けば色なんてなんでも良いので、それを取り寄せてくれるようにお願いしました。
その手続きもすぐにしてくれ、今週の土曜日か日曜日に引き取りに行くことになっています。

それにしても、大阪市内のauショップ、ビックカメラのauコーナーでは、「在庫切れです、申し訳ありません」という返事だけで、他店に問い合わせてくれた店はありませんでした。
それが地元のジョーシンでは他店に問い合わせて取り寄せてくれたのです。

ジョーシンの販売員もそんなに話術がうまいとも思いませんし、特別に販売力があるとも感じません。しかし、他店に問い合わせて取り寄せるという対応をしてくれたことで、ぼく自身は満足しました。
また2年後に機種変更する際には、ここで相談しようと思っています。きっとそれなりに親身になってくれると思うので。

以前に知り合いが、同じようにある家電量販店の店舗で丁寧な対応をされたことがありました。
後日、別の商品を買いにその店に行き、先日の販売員を指名したところ、他店へ異動になったとのことでした。
するとその知り合いは、わざわざその店まで出かけて、欲しかった商品をその販売員から買ったといいます。

売っている商品も価格も同じでも販売員の対応によっては、顧客化・差別化することが不可能ではないということです。

通常、ネット通販には勝てないとか、投げ売り店舗には勝てないとか、言われることが多いですが、実は販売員の対応で勝てることもあるのです。今回、ジョーシンの販売員の対応を見ていて、ふと、異動になった販売員を追いかけて行って買った人の話を思い出しました。

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南 充浩
About 南 充浩 163 Articles
1970年生まれ。大学卒業後、量販店系衣料品販売チェーン店に入社、97年に繊維業界新聞記者となる。2003年退職後、Tシャツアパレルメーカーの広報、雑誌編集、大型展示会主催会社の営業、ファッション専門学校の広報を経て独立。現在、フリーランスの繊維業界ライター、広報アドバイザーなどを務める。 2010年秋から開始した「繊維業界ブログ」は現在、月間15万PVを集めるまでに読者数が増えた。2010年12月から産地生地販売会「テキスタイル・マルシェ」主催事務局。 日経ビジネスオンライン、東洋経済別冊、週刊エコノミスト、WWD、Senken-h(繊研新聞アッシュ)、モノ批評雑誌月刊monoqlo、などに寄稿 【オフィシヤルブログ( http://minamimitsuhiro.info/ )】