販売員の出世の妨げになっているのは「業界不振」が理由ではない

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アパレル企業の「店長」というポジションは、店舗では1番上の「役職」になります。

一方、企業内の1ブランドの本部にはストアSVやブランドMG、VC(VMD担当)、EC担当、店舗MDにブランドMDといった、様々な「役職」があります。

ですので、「店長」というポジションは企業あるいは1ブランドで見れば「中間管理職」的な位置づけになります。

恐らく、現在「店長」をやられている方は上記の様な本部の役職を目標にされてる方が多数なのではないでしょうか?

しかし、ここ数年の業界不振の影響もあって中々「店長」以上の役職に就くことは、相当困難な状況となっています。更にひどい事に、役職を減らし違う役職者が兼任するという始末。

例えば、複数の担当店舗を持ちながら、1店舗の店長とした「SV兼店長」はその1例であります。自身の店舗の売上が良くても、他の店舗が悪かったり、その逆も然りと「複数店舗の運営」においての楽しみややりがいはあるものの、「成果」が出なければその責任も拡大されるので、一昔前の店長兼任がない時代の「SV」とは仕事内容は風変わりしています。

少し話が逸れましたが、要するに「店長」であっても、更に上の役職が減っている為、または空きがない為に長年に渡って「店長」を続けることとなり、それが店長以下の出世の妨げになっている現象が各企業が抱えてる1つの問題です。近年相次ぐ、「退職の理由」の1つであるとも言えます。

 

◯「一定期間の成果」で判断する人事制度が必要なのでは?

「上が詰まってるからな〜」

成果を出してるにも関わらず、評価されてない人達からよく耳にする言葉です。一見、甘えの言葉にも聞こえるので、

「じゃ、もっと何かに突出しろよ!」

なんて言いたくなるのですが、確かに列記とした「成果事実」もあるので役職に空きさえあれば用意してやりたいなという方もいるのも事実。

というような、成果が報われず、現ポジションに滞っている店長含めた販売員がかなりおられるのかなと思います。

ですので、一部の企業で取り組まれている「一定期間の成果事実」を基に人事の入れ替えを行なったらいいんじゃないかと。

例えば、

店長の場合

・3年間の年間売上を基に査定。

ストアSVの場合

・3年間の担当店舗年間売上を基に査定。

ブランドMG

・3年間のブランド全体売上を基に査定。

※なぜ「3年」にこだわるのかは、成果事実が善悪が1番解りやすい期間の為です。また、査定基準は予算や前年の達成率で。基準はあくまで参考です。

というように、直属に近い役職を目指すにあたり各役職ともに「一定期間の成果」で判断し入れ替えを行うのです。「店長」になることが大前提ですが、店長以上の「役職」に期待を持つことや、昇格機会・昇格対象者も増え、会社やブランドにとってプラスの”相乗効果”になると言えます。

もちろん、そうなれば降格もありますよ。

以前から、自身はなぜアパレル業界は他の業界と違って「入れ替え」や「立場逆転」の機会が少ないのか?疑問に感じてました。同様に感じてる方も多数おられると思います。

企業やブランドの「役職昇格」への体質や流動性が良くなれば、全体の意識・行動に変化があるはず。現在いる販売員のチャンスの機会や幅が増えること、増やすことが今後も「進化」していくた為に必要であると考えます。

 

最後に…

上層部がよく口する

「新しい風(考えや行動できる人)が欲しいな〜」

とか言うてるので、

「それなら、そういう”競争体質”作らんとな。もちろん、あなたも含めてね」

という言葉をプレゼント致します。

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金田 拓巳
About 金田 拓巳 99 Articles
販売員歴13年(店長歴7年) (株)ワールドストアパートナーズ 入社初月から店舗個人売上実績1位。1年目後半~ブランド内全国個人売上1位をサブまでの3年継続。異例の早さで「店長」へ昇格。 店長就任後、部下スタッフを同様に全国区の販売員に育成し。担当した店舗では常に前年比110%〜130%の売上増加を実現。 2016年→ヒューゴ・ボスで再度パフォーマーとして活躍。 2017年→「販売・マネジメント」の観点からフリーランスとしてスタート。

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