セール品が安いと感じるかどうかは、お客様それぞれです

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Couleur / Pixabay

こんにちは、森野です。

本年もトプセラブログをどうぞ宜しくお願いいたします。

MIグループやラフォーレ原宿を除いては、おおかたセールのピークを過ぎ、販売員の皆さんの気持ちはひと段落したことと思います。お疲れさまです!

しかし、

これからが本当の正念場だったりしますよね…そう、店頭には、勢いでは売れなかったモノたちがまだ残っております。
これらをなんとかせねばなりません。

「早く春物売りたいから残ったやつはさっさと返しちゃって、アウトレットとかでなんとかすればいいしー」なんて思っている人がいたらこれを読んでくださいね。この前の、夏のセール直前に書いた記事です。

それでもセールをやる理由

お客様はどんな買い物をしたいのか

実はこの時期、販売員はいつもよりちょっと余計にアンテナを張らなければなりません。
それは、お客様が感じるお買い得の要素は何か?という点です。

たとえば、お店の商品は通販でよく買っていて知っているし好きだけど、ショップにはめったにご来店されないお客様が、店頭のほうが安いもの(2buy20%off等)や、通販サイトには載っていない商品を見にいらしたかもしれないし

たとえば、セールじゃないと高くて買えないけれど、今なら手が届く値段のものがあるのではとドキドキしながらご来店されたお客様もいるかもしれないし

50%off程度の商品なんかより、使わないかもしれないけど80%offくらいの割引金額の大きいものをゲットしたいと思っている高off率ハンターなお客様もいるかもしれないし

すでに春の新作を楽しみに来てくださっているのかも知れません。

挙げたらキリがないのですが

販売員がセール品が安いことにうんざりしてくるのがこの時期です。
お客様がいま何に心ときめきかけているのか、見逃さないようにアンテナを張ってください。

先入観は禁物

普段はご来店のないお客様層が増えるいま、「いつも通り」の感覚で接客してしまうとお客様が距離を感じることがあります。

先ほどの例でいうと、

「2buyさらに20%off」のイーゼルを見て「マジで?!」とときめきかけているお客様に対し、セールに疲れた販売員がそこに一切触れないとか

低めの予算だけど憧れのお店で何か買いたい!と思っているお客様に対し、「どれも安いですよねー」とあっさり言い放って終わったりとか

店内に1,2点しかなかった80%off商品を「見つけた!」と思いながらレジに持って行ったのに、普通にお会計して終わってしまったりとか

「新作出てる!かわいい!」と思って見ているのに「そてらはセール対象外なんですー、申し訳ございませーん」とか(←これもう、おバカさんですよ)

そういうの、お客様にとってはつまんないじゃないですか。

ただでさえ人間の脳は、出費した後に冷静になって少なからずテンションが下がる人が多いのです。
せめてお店を出られる時までは、アゲてあげましょう。

ほんの一言添えてみよう

あなたのお店がもし、いつもセール中に2buy20%offをやっていても、そういうの初めてなお客様に共感できる気持ちを持ちましょう。「寒いけど来た甲斐ありましたね!」とか「こちらは先週末だとお品切れしていたので今日で良かったですね!」とかで良いと思います。

「40%offですからお買い得ですよ?」ではなく、「こんなに使えそうで7,000円だったら、買ってもよさそうですよね…?」とか、「こちらは定価でも人気で、色違いで買いたされる方が多かったので、セールになっているのは驚きです」とか

「80%off、見つかっちゃいましたか!これはお得ですよね!」とか、お客様が満足している部分を言葉にしてみてください。

店員の中には、自分に共感してくれるお客様にしか共感できない人がいます。

いやいやそんな、と思いますか?でもけっこう多いですよ。

自分がテンション高めにトークした内容にお客様の反応が薄いからって、「なんか通じなかったみたい、良さが分かんないのかな」で終わる人、いませんか?

分かってないのはどっちかしら?
お客様をよく観察してテンション合わせて、もうひとふんばり、頑張っていきましょう!

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森野 咲
About 森野 咲 76 Articles
1979年横浜市生まれ 販売員歴15年 現在、フリーランスの販売員。 TopSellerブログ火曜日担当。 たまに業界誌に寄稿。 幼少期はお花屋さんかケーキ屋さんになりたかった。 職歴は、国内大手SPA婦人服・雑貨店舗にアルバイト→契約社員→正社員と進み、店長3年、統括店長2年。統括店長時代に、垣根を越えた生産性の最大化の方法を提案し社長表彰を受ける。 シアトル系カフェチェーンにてアシスタントマネージャー2年。外資系の育成法とサービスを学ぶ。 震災を機に、もう一度洋服屋の販売員を志し転職、某セレクトに入社、5年ほど勤務。アウトレット店にてメンズを担当、インポートからオリジナルまで、モノをカネに変えビジネスを回すことの難しさを知る。コレクションブランドのトランクショーのヘルプ、プロパー店のイベントヘルプ、物流センターの業務なども関わり、新店OPEN時にはスタッフ育成に出向く。 35歳で一度販売員を辞めたが、ふとしたことで派遣社員として某ラグジュアリーに配属。3か月後にはショップ内売上No.1、派遣でありながらも受注会の顧客アテンドを経験。 この頃、twitter上でTopSeller主宰の四元氏と出会う。東京駅地下のスタバでコーヒーを飲みながら、販売員として、独立してやってみる決意をした。

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