アパレル店舗の売上ピークタイムの作り方

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ヨツモトです。

一日24時間。
今日の0時から明日の0時。
秒針も分針も時針も誰の時計も同じに進んでいます。

でも、その時間の使い方や予定の立て方。
それにどの時間に何を行動するか?はヒトそれぞれです。

あなたが過ごす時間と僕が過ごす時間。
同じ24時間365日なのに内容は全く違うはずです。

これ、あなたと僕だけの話じゃありません。

あなたの店にくるお客さんも、です。

時間の使い方やその時間に何をするか?は癖がある。

「今日は休日だからピークタイムは何時から何時だね!」って店の中の同僚アパレル販売員と話したりしませんか?
世の中の大半のヒトは土日祝がお休みです。
会社も学校も。

その中の大部分のヒトの時間配分は午前中ゆっくりして、出先でランチして、その後買い物に出かけて。。。なんて
時間配分で行動するパターンが多いです。

ですので結果的に「15時から17時あたりがピーク。」って結果になります。
ある程度売れるアパレル販売員なら、それぐらいはわかります。

たしかに「ヒト」が沢山来店してくれる「数」のピークにはなります。多くのヒトが来店する時間帯は、それだけ接客する回数も増えるしお買い上げ頂ける確率もあがります。

 

 

ですが、この時間帯が「あなたの店の売上のピーク」になるかはまた別の話の時もあるんですよね。

 

 

 

多くのヒトが来る時間帯は誰もが必要な商品が売れる可能性が高い

 

「ヒト」の来店が一番多い時間帯は、言い換えれば世の中で一番よくある生活パターンをしているヒト達が来店する時間帯です。
よく言われる「中間層」であり「マス層」に近いヒト達が行動する時間。
多くの館や店はこの時間帯に販売員の数をそろえ、売り逃しの無いようにしています。

あなたの店の商品が幅広い客層を狙ったモノであるなら、確かにこの休日の一番ヒトが来る時間帯はピークと言えるでしょう。ですが、あなたの店の商品が「多くのヒトを狙っていない」商品が多数あるなら、この時間帯は「ヒトは多く入っているけど売り上げは大して売上が伸びない時間帯」になる可能性もあります。

例えば、僕が扱う商品などもそうです。

どちらかと言えば中間層の中でもアッパー層を狙った商品。
モノによっては会社員1ヶ月分の給与あたりの商品もあります。

ですので、館自体に来店は多い時間帯でも売上が伸びないコトが多かったりします。

周りは忙しそうに接客してるし、多数来店するお客さんも僕が扱う商品にも興味を持ってくれて、よく触ってくれたりします。勿論、僕も接客につきますよ。

でも、大して売れません。
答えは簡単です。

大半が欲しいと思っても、「買えない」お客さんだからです。

 

売れるアパレル販売員は買ってほしいお客さんの時間の使い方の癖を知る。

 

僕のピークタイムは他の店やブランド、他の販売員とは違った時間帯です。

僕の取り扱う商品を買えるヒト達が来る時間帯がピークタイム。
来店数って意味では多くはありません。
むしろ少ない時間帯。館が閑散としている時間帯。

でも、「買えるお客さん」が多数来店している時間帯なんです。

もっと具体的に言えば20万の商品を初見即決で買えるヒト達が多く来店する時間帯が僕のピークタイムなんです。

ですから、他の販売員が気が抜けている時間帯に僕一人だけアンテナを張りまくっています。

その日のその時間帯に1人か多くて3人の買ってくれるお客さんを見のがさないように。

 

売れる販売員は自分のお客さん時間を知れるコト

 

最初にも書きましたが、24時間は同じです。

でも、生活環境や生活水準。
職業や趣味嗜好。

それらでお客さんが使う時間の癖があります。
その「癖」を知るコトができれば、あなたが買ってほしいお客さんが、どの時間にどんな行動をしてどんなモノを探しに来ているか?

あなただけのピークタイムを把握できるコトができます。

この時間の使い方の癖を知るコトができれば、時間帯だけでは無くて何月のここら辺の日は、こんな感じの買い物を
しに来るヒトが多い。

と、年間のピークタイムまで把握出来るようになります。

あなたもお客さんの時間の使い方の癖を知るコトによって、来店者数だけに振り回されるコトなく接客準備をしていく
コトができます。

あなたの「買って貰いたいお客さん」の時間の使い方の、癖をイメージしてみてください。
情報を収集してください。

自分自身、あなただけの時間の使い方に気を取られていては
本当に売れるアパレル販売員にはなれませんよ。

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四元亮平
About 四元亮平 183 Articles
PLAY inc 代表/リテールコンサルタント 全力でアパレル販売員を応援するメディア「TopSeller.Style」主宰 文化服装学院リテイルブランディング科 特別講師 アパレル企業のリテールマネジメントやBMW japanなどの他業界でもセールスコンサルティングを提供し、近年はリテール販売員のDX化を推進するデジタルセールス&マーケティングコンサルティングも実施。 アパレル業界全体のリテールロイヤリティ向上を目指しwebメディア「TopSeller.Style 」の運営や文化服装学院の特別講師も務める。 リアル.デジタル.経営.ベンダー全てを経験し四方向のナレッジをカバーできるスキルが強み。