「活躍の場(店舗)が多い店長」である為に

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ある程度のキャリアを積めば、1店舗において「店長」という立場は確立できるものです。

その”立場の確立”において良いか悪いかは別の話として、これまで数年に渡り幾多の局面を乗り越えられて現在にまで至っていると考えれば「店長」として上手く機能してきたと言えるでしょう。

その幾多の局面とは具体的に、

・立地や導線の理解と対策による入店客数の改善。→VMD効果

・「売上」のベースとなる5要素の改善。(客数、点数、客単価、一点単価、SET率)→売上の達成

・顧客管理と運営(訴求力と誘導力)

・後輩、部下スタッフの育成・底上げに着手→チームビルディング形成

・ブランドへの商品改善、適正在庫の提案。

などが挙げられますが、これらの上記項目においていわゆる”PDCAサイクル(計画・実行・評価・改善)”のトライアンドエラーを日々繰り返し成果に結びつけているからこそ「店長」としての立場を継続できていると言えます。

しかし、その培った自身の経験値やスキルは現在の店舗で通用していても果たして違う店舗でも通用するのか?

まだ、別店舗を経験されていない方には少々不安に感じられることでしょう。しかし、たとえ何店舗か経験していても「通用するのか?」の”不安”は異動の度に正直感じるものです。

これは持論ではありますが、

 

◯継続した「適応力」と新しく「店舗を知る事」で通用する

一言で言えばよく耳にする「環境適応力」ってやつです。

「元々ある力」とか「元々ない力」と賛否両論ある言葉ですが、前述でお伝えした通り例え1店舗の1店長でしか経験値がなくても、成果に繋げている事実があるのであればそれは列記とした「適応力がある」と言えます。

ですが、多くの方は別店舗に異動された場合、前店舗の成功例や成功法を異動初期の段階から即座に実践しようとします。ある程度の自信があるのは理解できますが、成果を早く求め過ぎるあまり動向に対応できない、また店舗スタッフに方針が浸透せずに空回りすることが多々あります。

ですから、まずは「店舗を知る」という事から始めて下さい。

「店舗を知る」という事は…

館や商圏の特性と傾向(客層・属性の把握)

店舗内の優位置、回遊導線の把握

各部下スタッフの立場と役割

前店長の理念、方針の理解

など、要するにまずは「受け入れる所」からということ。特に最後の項目である「前店長の理念、方針」には何故か大抵の方は否定的になるものです。前店長が好成果を残していればまだ受け入れやすい。しかし、逆に成果が悪ければ受け入れにくいと思いますが、

「現状がどういった環境なのか?」

を把握する意味でも即座に対応するというより一度、「現状を把握する」という意味で静観してみるのも今後のあなた方が形成する為の”マネジメント”の1つの好材料になるはずです。

注意したいのは、初期の段階で自分の成功体験だけを持ってきてそのお店の批判をしたりしているようでは、失敗する傾向にあるということ。

店舗を変えたいなら、まずは「店舗を変えない」という所からのスタートが望ましく、その後あなた方の持つ成功法や方針を浸透させていく事が「適応できる力」を養い、やがて観察力・洞察力を含めた「対応力」に結びつくことでしょう。

ある程度の時間は要しますが、「店長」として”マネジメント力”の確実性を高める為にもまずは「店舗を知る事」から始めましょう。

 

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金田 拓巳
About 金田 拓巳 95 Articles
販売員歴13年(店長歴7年) (株)ワールドストアパートナーズ 入社初月から店舗個人売上実績1位。1年目後半~ブランド内全国個人売上1位をサブまでの3年継続。異例の早さで「店長」へ昇格。 店長就任後、部下スタッフを同様に全国区の販売員に育成し。担当した店舗では常に前年比110%〜130%の売上増加を実現。 2016年→ヒューゴ・ボスで再度パフォーマーとして活躍。 2017年→「販売・マネジメント」の観点からフリーランスとしてスタート。

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