棚ぼたで「売上」が落ちてくるPOP UP SHOPの悲劇。

こんにちは、ヨツモトです。

「POP UP SHOP」

トプセラ読者のあなたも最近よく聞いたり、目にしたりしませんか?

 

  1. ポップアップストアとは、数日〜数週間のみ出店する期間限定の店舗のこと。

  2. 「ポップアップストア」には「突然現れるお店」といったニュアンスがある。

  3. ポップアップストアとポップアップショップ、ポップアップリテールに意味の違いはない。

  4. 催事場・駅や商業施設の空きスペース・レンタルスペース・空きテナントによく出店されている。

  5. 販売チャネルの増加やプロモーションを目的に出店される。

参考/ ポップアップストアとは。ポップアップストアのすべて

ググって最初に出て来たやつ載せておきますね。

認識としては「期間限定ショップ」ってところが一般的なところでしょうかね。

ファッションビルや百貨店のフロアで比較的「良い場所」でやってる場合が多く、
目によくつくので「あれ、この前見た店なくなって変わってるな」なんて思われると思います。

 

デペロッパーとしてはレギュラー店舗にする前に「どのぐらいの反応があるか?」を
試せるのと、新しい商材としてお客さんに鮮度が高いものを提供できるメリット。

ショップを展開するブランドなどは「お披露目販売できる場所」「まだレギュラーで入るには
規模的には大変だけど期間限定ならやりやすい」などがメリットでしょうか。

ま、両者とも「まずはチャレンジですね」的な側面が強いです。

 

「POP UP やりゃ売れる」なんて事ねーよ。

この記事を書いたきっかけは先日トプセラの筆者でもある南さん記事読んで。

南さんは最近の事例を交えてポップアップの良い点悪い点を指摘してくれているので、
これについて改めて書くつもりはない。

最近、兎にも角にも「とりあえずPOP UPやりゃ売れるんでしょ」的な事をよく耳にするんで、
この南さんの記事に乗っかって言いたかった事を言ったんだよ。

 

フロアの中でいい場所もらって、装飾もそれなにりにして
世界観だせば売れるやん!!なんて思ってるからビックリする。

そんな甘くねーよ。

ツイッターでも伝えたけど売り手はちゃんと「私たちの物なんて誰も知らない」って
ちゃんとそこからスタートしなけりゃ無理なんですよ。

「いい場所で世界観出せば売れる」なんて傲慢でしょ。

これは場所貸す側も借りる側もです。

 

POP UP はあくまでPOP UP でしかない。

僕の主戦場である百貨店も今はPOP UPやると「売上」を期待してくる。
普段ない商材で、ある意味「棚ぼた」的な売上が手に入るんですから、
そりゃ美味しい。

でも、あくまで棚ぼたは棚ぼた。

いつも落っこちてくるわけじゃない。
でも「まぐれ」でも売れてしまうと売り場としては「実績」が残ってしまうわけです。
なので、例えば翌年の同じ時期に違うブランドがPOP UPをしても

去年やったブランドのPOP UPの実績を求められるわけですわ。

それっておかしくない?

そもそも本来のポップアップの目的ははじめに書いた通りであるわけです。
そりゃ売れるに越したことはないけど、誰もが目先の売上だけ求めてどうするのって話です。

「売上」だけ追っちゃうと、売り手の都合だけでお客さん置き去りにしてしまう危険性がでてきます。

POP UPやるならまず「知ってもらう事」の準備ちゃんとしましょうね。
それが結果的にセールスに繋がりますよ。

” />

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

四元亮平
About 四元亮平 183 Articles
PLAY inc 代表/リテールコンサルタント 全力でアパレル販売員を応援するメディア「TopSeller.Style」主宰 文化服装学院リテイルブランディング科 特別講師 アパレル企業のリテールマネジメントやBMW japanなどの他業界でもセールスコンサルティングを提供し、近年はリテール販売員のDX化を推進するデジタルセールス&マーケティングコンサルティングも実施。 アパレル業界全体のリテールロイヤリティ向上を目指しwebメディア「TopSeller.Style 」の運営や文化服装学院の特別講師も務める。 リアル.デジタル.経営.ベンダー全てを経験し四方向のナレッジをカバーできるスキルが強み。