現在、「”野心家”若手販売員」は絶滅危惧種なのか?

こんにちは、遊びも売上も常にトップセラーの金田です。

 

さぁさぁどうしましょう…

皆さんご存知、先日主宰の四元氏からの急遽決まったイベント告知。

そうなんです…。

四元氏の言うように”Topsellerメンバー”として過去〜現在にかけての実績から自覚はしてるものの、WEBやSNSを用いた運営(拡散力)はまだまだ未熟な当方であります。

そんな現状なのに、急遽決まったイベント…。

どうしましょう…って正直不安でありますが、身近な存在の元同僚、元後輩、現在の同僚といった方からの期待もありますし、フリーになったからこそできる”舞台”でもあるので、更に自身を高める上で必要な事かと。

それに、この2年間「Topseller.style」ブログを拝読して頂いてる全国区の現役販売員さん中心に当方の持てる販売・マネジメントスキルから少しでも「お力になれれば!

と、前向きに考えだした今日この頃の当方であります。

 

さて、前置きが大変長くなりましたが本題へ。

 

◯若手販売員さんとの”温度差”を感じる店舗の実態

もう題目そのままなんですが、ギラギラ系・ガツガツ系の”野心家販売員さん”を最近見なくなったなと思うわけであります。

現在、中堅・ベテランクラスの方は体育会?自主的?自信家?世代なのでしょう。今でも現役でパフォーマーとして活躍されているのはよく見かけるんですがね。

そうです。当方が気になっているのは”若手販売員さん”世代の事です。

言葉があってるかどうか解りませんが、何となく

「保身家?現実家?」

な前出でお伝えした”ギラギラ系・ガツガツ系”ではなく、関西弁になりますが”シュッ”としてる感じの”若手販売員さん”が多いんじゃないかと。

・フラれる(外す)事が怖いんじゃないかな…

・”販売員”たるもの「シュッ!」っしとくべきイメージなのかなぁ…

って当方の勝手な見解でありますが、要するに「”熱量”が低いな・薄いな」と接客を見てて思うのです。

リアルに当方の隣店舗の店長さんは前述の事で悩んでらっしゃるのです。

 

◯無理強いた”野心家”に育てる必要はない

まぁそんな隣の店長さんから相談を受けるのですが、答えとしては、

「無理に”野心的”ならそうとしなくていいんじゃないですか。」

ちなみに先程から”野心家・野心的”と数回言ってますが、解りやすく言えば「積極的、前向き、自発的・自主的、自己啓発できる(取り組み・課題を持つ・改善する意識や動き)事が望ましい姿であると言えるでしょう。

だからと言っておもむろに店長が願う”理想の姿”にならそうとするのはマイナス効果であると。

姿勢や行動をすぐさま変える事は困難ですので、まずは”意図を持たせる”事から始めてみてはどうでしょう?

「なぜ◯◯する事の方が売上がとれるのか?」

「あなたの◯◯が◯◯に繋がっているんだよ」

「◯◯の部分を更に伸ばせばレベルアップするよ」

など、当方のブログで幾度もお伝えしてますがまずは、部下スタッフの(へ)

1.”長所”を理解する。(もちろん短所も)

2.”長所”を発揮できる機会や環境の提供をする。

そして、

3.”長所”を活かしてスタッフ自身の「成功体験」をさせる。

特に”成功体験”は記憶や感覚として残りやすいので自ずと意識や行動の「変化」に繋がります。この段階を踏まえさせれば、”野心家”にならなくても互いに「成長している」事は実感できると思います。

 

売上が厳しいからって、「接客には経験者から率先」と若手に”チャンスを与えない環境”ではいつまでも経っても数字は伸びないですよ。

少々言い方は悪いのですが、熟練販売員より”若手販売員”の方が伸び代ありますからね。

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金田 拓巳
About 金田 拓巳 172 Articles
販売員歴14年(店長歴7年) (株)ワールドストアパートナーズ 入社初月から店舗個人売上実績1位。1年目後半~ブランド内全国個人売上1位をサブまでの3年継続。異例の早さで「店長」へ昇格。 店長就任後、部下スタッフを同様に全国区の販売員に育成し。担当した店舗では常に前年比110%〜130%の売上増加を実現。 2016年→ヒューゴ・ボスで再度パフォーマーとして活躍。 2017年→「販売・マネジメント」の観点からフリーランスとしてスタート。 2019年→企業に戻り郊外中心数店舗の「販売トレーナー」として現在活動中!