“自分”という”販売員”を知ることが「形」となる

こんにちは、遊びも売上も常にトップセラーの金田です。

 

余震まだ続くのかなぁ…

って自身も含め関西圏在住の方はまだまだ不安が募る日が続いております。私生活はもちろん同時に店頭においても予断を許さない状況ですから集中できない状況も続いていることでしょう。

正直、こういう時はお客様も買い物(衣)に対しては特に”自粛”されるので動向としても非常に厳しくなると思われます。

そんな状況下ではありますが、そんな状況下でもご来店されるお客様はいらっしゃいます。私達は”プロの販売員”らしくいつもと変わらずいや、いつも以上に「最高のパフォーマンス」を提供していきましょう。

 

◯同じ”セールストーク”でも販売員が違えば「伝わり方・捉えられ方」は全く異なる

冒頭からめっちゃあたり前の事言いました。

でもね、案外気づいてない”販売員”さんが多いのも事実なんですよ。”売れる販売員”や”先輩・尊敬する販売員”が接客で使うセールストークを同様に用いて接客で使う販売員の方がね。

例えば、簡易なセールストークですが

「お似合いですよ!」

「綺麗ですよ!(格好いいですよ!)」

なんて単純な言葉でも伝えるタイミングでもちろん違うのですが、”販売員の雰囲気・声質・キャラ”なんかでお客様への「伝わり方」って全く異なるんです。

または、素材・商品知識が詳しい事を活かそうと事細かく接客で用いた場合もそう、上記のように”雰囲気・声質・キャラ”の違いによってお客様から「聞いてみたい!」と思われる販売員と「鬱陶しい!」と思われる販売員とがあるということも。

要するに、

「そのセールストークは自分の”武器”として放つ言葉で合っていますか?」

ということです。柄でもない、キャラでもないのに丁寧な言葉遣いや持てる知識を過剰に使用したり、テンションを無理やり上げたり、”天然さ”をわざと演じたりと多々ありますが、「そんなタイプじゃないやん!」ってツッコミたくなる販売員さん。

どうも自分がどういう”販売員”いや、大きく言えばどういう”人間性”であるか自覚されてないのかと見てて思うわけであります。

 

◯”販売員らしく”なんて自分基準でいいんじゃないかなぁ…と

自身は考えます。あくまでも基本的な言葉遣い・所作・姿勢をよく理解し体現できた上での話ですがね。

自身は知識面を軸とした”接客”をしません。もちろん、知識がないからではありません。(めっちゃ詳しいわけでもないですが  笑)

よりも、”雰囲気・声質”+”温度感ある言葉と親近感”を軸とした接客をしています。

知らない人も多いですが、自身は声が低く通りにくい声をしてます。容姿は短髪でヒゲなんでこれを活かしたのが「雰囲気・声質」です。とあれば、販売する際に必要となるの”説得性・納得性”だと考えだした自身のセールトークの武器が前出でお伝えした”温度感ある言葉と親近感”ということ。

最初のアプローチの反応を見て一気にお客様との距離を縮めるのも得意。そこから会話、セールストークで声質に強弱をつけ、強面であろうと自覚している為、抜く時はハニカミ、大事な時は真顔でと声・表情にメリハリとギャップを大事にしているのが自身であります。

 

まぁこんな感じで自身を例題に挙げ大変長くなって恐縮ですが、まとめると

「自分は他人(お客様)からの印象はどう見えてるのか?どういったものか?」

と自分をまず”客観視”できるかが大事になってきます。

そして、その後は

「どういった”人間性(キャラ)”+得意手(知識・距離感など)を形成すれば自然体の自分であるのか?」

と自分の長所や短所、両方を上手く活かした”キャラ”を自然体に作りあげること。

それが形成されてる”販売員”は必ずと言っていいぐらい活躍してますから。

先輩・同僚の接客技術を盗む事も大事ですが、同様にその盗んだ技術をいかに”自分らしさ”に落とし込めるかが大事。

そこで初めて”自分”という「販売員」が形成されるわけですから。

 

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

金田 拓巳
About 金田 拓巳 172 Articles
販売員歴14年(店長歴7年) (株)ワールドストアパートナーズ 入社初月から店舗個人売上実績1位。1年目後半~ブランド内全国個人売上1位をサブまでの3年継続。異例の早さで「店長」へ昇格。 店長就任後、部下スタッフを同様に全国区の販売員に育成し。担当した店舗では常に前年比110%〜130%の売上増加を実現。 2016年→ヒューゴ・ボスで再度パフォーマーとして活躍。 2017年→「販売・マネジメント」の観点からフリーランスとしてスタート。 2019年→企業に戻り郊外中心数店舗の「販売トレーナー」として現在活動中!