
こんにちは、TopSeller.Style「トプセラ」のヨツモト リョウヘイです。
2週連続企画で行ったトークショー。
ご来場、ご視聴頂いた皆さま。
ありがとうございました。
【ファッションジャーナリスト南充浩氏トークイベント】
日時 3/24(日)31(日)両日14:00~ 30分程度ファッションジャーナリストの南充浩氏をお迎えし
トークイベントを開催致します。
ファッションとは?モノ作りとは?
これからは?
多岐に渡り楽しく分かり易くお話し頂きます。
司会には、ファッション専門学校の非常勤講師で
アパレルブランドのコンサルタントもされている
四元亮平さん。
ぜひこの機会にM BASE BARにお越しくださいませ。
南 充浩プロフィール:
1970年生まれ。大学卒業後、
量販店系衣料品販売チェーン店に入社、
97年に繊維業界新聞記者となる。2003年退職後、
Tシャツアパレルメーカーの広報、雑誌編集、
大型展示会主催会社の営業、
ファッション専門学校の広報を経て独立。
現在、フリーランスの繊維業界ライター、
広報アドバイザーなどを務める。
2010年秋から開始した「繊維業界ブログ」は現在、
月間15万PVを集めるまでに読者数が増えた。
2010年12月から産地生地販売会「テキスタイル・マルシェ」主催事務局。
日経ビジネスオンライン、東洋経済別冊、週刊エコノミスト、
WWD、Senken-h(繊研新聞アッシュ)、
モノ批評雑誌月刊monoqlo、などに寄稿。
当日のライブは今回Twitterで配信させて頂きました。
— ヨツモト リョウヘイ(トプセラ主宰) (@Playtopseller) March 31, 2019
本日のトークショーありがとうございます。
ご来場、並びにご視聴の皆様。
ありがとうございます^_^ pic.twitter.com/4bu7QexlmZ— ヨツモト リョウヘイ(トプセラ主宰) (@Playtopseller) March 31, 2019
2週連続の企画ということもあり、テーマの部分は先週と被る話もあったのですが今回は新たにトークショーの会場になった神戸大丸「M base」がなぜ生まれたのか?
そんなこだわりを聞くために、この売り場を編集した手塚オーガーナイザーにもゲスト出演して頂き、お話をお伺いいたしました。
港町神戸の倉庫イメージにした売り場。
コンセプトが40歳独身男性のMr.Mが気にいった、国内や海外のブランドを仲間の為に集めたってワクワクするような物だったり。
コンセプトだけでなく、床の素材は船場の足場だった古材をしようしたりとか。
本当に、ある意味「百貨店」らしかぬ売り場がなぜ誕生したのか?
そんなお話をお伺いできましたね。
ん?気になりますか?
実は今回のトークショーにトプセラ土曜日担当の深地さんが来てくれていたんですが、そのコンセプトや店作りに感銘を受けて急遽取材開始。笑
本日更新の深地noteで詳細が載っていますので、ぜひお読み頂ければと思います。
百貨店の新たな可能性を感じさせる神戸大丸「M BASE」/深地雅也
顧客の今の期待を裏切らずに新しい事にチャレンジする事
今回取り上げた神戸大丸のM baseはトークショーの会場にもなったカフェが併設されいたり、トークショーだけでなくバンドの生演奏があったりと「買い物をしなくても来れる」理由を提供している場所です。
セレクトされているブランドも、百貨店の主な男性客層が好む「トラッド」や「ドレス」スタイルではなく「カジュアル」や「スポーツ」それに「トレンド」を強く感じれる面々。
今までの「お客様への新しい提案」であると同時に「新しい顧客への発信」でもあります。
「なんだ、そんな事やって当たり前じゃないか」と思われるかもしれませんが、歴史があり規模も大きい企業が「新しい事」にチャレンジするって、なかなか前に進まない事が本当に多い中で1つではなく「2つ同時に」新しい事にチャレンジしようとしている。
今はまだ目に見える大きな成果が出ている訳ではありませんが、僕は「お客さんに安心して買ってもらえる品質の商品」を販売する百貨店が、それをベースに「空気感」を販売できるキッカケになるんじゃないかと思うんですね。
この「空気感」って、とてもファジーな表現で「トレンド」とも「ファッション」とも言いかえれます。
今はどちらかというと、この「空気感」が先行していたり、下手したら「空気感」だけを販売し、物の品質はおざなり。
そんな商品やサービスが多くなっている中で、「安心できる物」を前提に空気感も付加価値として提供できる事ができれば、今でもまだ百貨店自身が「トレンド」を作りだせる。
そんな気がしています。
ただそのトレンドは「大きなうねり」まででは無く、百貨店に今も期待しているお客様達の中だけのトレンド。
これは悲観的な事ではなく、今も期待しているお客様だけでも十分な規模感でもあるし、その規模感に独自のトレンドを提供できれば、今はまだ振り向いてくれていないお客様まで波及していくからなんです。
世の中のトレンドばかりを追いかけていくよりも「今、期待してくれているお客様達」に向けた新しい「うねり」を、今の期待を裏切らない事を約束しながら実行する。
言うのは簡単ですが、実行するには難しい。
でも、そんな「新しい事」にチャレンジしていけば「百貨店は終わった」なんて言葉があったよね、なんて時代がもう一度くる未来が今回ちょっと垣間見える売り場がM baseだったと思うんです。
顧客の今の期待を裏切らずに、新しい事にチャレンジしていく。
百貨店だけでなく、僕たち物販やサービス業に従事する者にとっても必要な事だと、思いませんか?
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