ナカヤマン。FASilITy@ ZOOM4/30セミナーをトプセラ視点で紐解く

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こんにちは、ヨツモト リョウヘイ(@Playtopseller)です。

FASilITy ×Topseller無料オンラインセミナー4/30@ZOOM「デジタルは魔法では無い、魔法使いが使うからそう見えるだけだ」
ご参加頂きました皆さま、ありがとうございました。

今回のセミナーはファッション業界だけでは無くクリエイティブ×マーケティングビジネスのトップランナーであるナカヤマン。氏が主催する「FASilITy 」のコンセプトをTopseller読者に提供し学んでもらうという目的で開催致しました。
本日はセミナーで語られた内容を参加者がとったメモを元に振り返りたいと思います。

 

ナカヤマン。/米国法人『scream louder Inc. Los Angeles』代表
マーケティング・スペシャリスト兼アーティスト。ファッション領域に特化したデジタルエージェンシー『ドレスイング』代表を2007年の設立から十年に渡り務める。SNSを用いたコンテンツ形成を、ルイ・ヴィトン、グッチ、ディオールなど海外メゾンブランドからGUなどマスブランドまで幅広いパートナーと行う。2017年、海外での活動を開始。米国法人『スクリイム・ラウダア』を設立し、そのファーストシーズンで手掛けたホリデーキャンペーンがコーチ本国で採用されるなど現在もクリエイティブ×マーケティングビジネスのトップを走る。

ナカヤマン。参考記事
デジタルを魔法に変える「Single, Powerful Content for Multiple Channel」という考え方

“FASilITy”
ナカヤマン。が主催するオンラインサロン「FACiliTY」から派生したファッション分科会。
「ファッションという文化を愛しそこで生きたい人だけが、ファッション業界にいるべきである。その為には、ただファッションを愛しているのだと語る場所が必要だ。」
この言葉を体現する為に作られたコミュニティ。
文化が出来上がると市場が生まれるが、同時にそこで商いをしようとする人間が現れる。
文化の育成で出来上がったマーケットを文化を創った側と商い側で分け合う形になれば理想的だが、
現実は商いの人間は資本主義的リテラシーはあっても文化的リテラシーが無く文化を急速に衰退させながら換金して次の市場に移動することになる。
ナカヤマン。が、ファッションx ITというビジネスバズワードにも感じた資本主義的なリスクを次世代に伝え行く場所でもある。

 

スタートはナカヤマン。さんのビジネスヒストリーの紹介から始まり、今回の参加者はそのスケール感に圧倒されつつも「ただファッションを愛しているのだと語る」事を今までナチュラルに実践してきたアパレル業界従事者達であり、自分たちが愛してきたファッションブランドの裏側である仕組みの一面を知れる事への驚きと興味で一気に話に引き込まれていく様子がみてとれた。

ただ話に入り引き込まれていくと同時に困惑の表情が現れはじめたのは、その多くの施策が「デジタル」の力を十二分に活かしたものであったから。
ファッション背景はしっかりしているが、デジタルリテラシーが低い事を認識している参加者達がデジタルをどう活かせば魔法使いに近づけるかへ興味が傾き、その興味に応える形で進んだセミナーとなりました。

 

「Single, Powerful Content for Multiple Channel」という考え方

歴代のナカヤマン。さんのSNS戦略を語る際に必ず登場する「Single, Powerful Content for Multiple Channel」という考え方を図で示したものがこちら。

セミナー当日も、この図を使った説明が行われましたが普段なかなか聞きなれないワードが多かったので、補足として過去のナカヤマン。さんの記事で分かりやすい説明があったので抜粋してご紹介しておきます。

「コンテンツ」とは例えば“ネタ”とか”ギャグ”だと思ってください。「チャネル」はそれが繰り広げられる”舞台”です。例えばお笑い芸人さんには持ちネタ、つまり「ギャグ」がありますよね。これがコンテンツです。
昔は演芸場でお客さんに届けられていました。演芸場がチャネルです。時代を経て、チャネルは演芸場からテレビへと変化ましたよね。そして2016年のいまを見渡すと、チャネルはテレビ、YouTube、SNSなど細分化されています。
チャネル毎に視聴者の性質は違います。だからこそ同じネタでも、尺や見せ方、演出を変えながら提供されるのです。それでも「その人の持ちネタ」として、長く愛されるという結論にはブレがない。この構図の中で利を得るのは「ギャグ」を持っている芸人さんです。つまりこのポジションに該当するべきは”ブランド”というわけです。これがブランド、コンテンツ、チャネルの関係性です。

コンテンツ=ギャグでチャネル=舞台。そしてそのギャグを作る芸人さん=ブランドに置き換えられる。
セミナーの中での説明もこう置き換えると理解しやすくなると思います。

渾身のギャグを作成し、そのギャグを寄席の舞台で披露する。寄席を見にきた観客が寄席でのギャグを口コミで広げてくれる。その寄席で行われたギャグが口コミで話題となっているのを含めてTVで放送してもらう。
一番重要なのは言うまでもなく最初のギャグ=コンテンツである事はナカヤマン。さんも強調していましたね。
そのパワフルコンテンツをチャネル1に合わせて加工し提供し、次のチャネル2にはコンテンツだけでなくチャネル1で提供した事を含めたコンテンツとして流通させる。

ファッション業界だけでなく、このチャネルがデジタル(SNSなど)になる場合が現在は多く、その選定と組み合わせの設計次第ではデジタルの力で魔法のように広がって行く。
そんな解釈ができるのが「Single, Powerful Content for Multiple Channel」の考え方であると言えるでしょう。

 

「デジタルは何かの拡張でしかない」

参加者からの質問に答えながらデジタルが魔法に変わるヒントが話されるセミナーも終盤に差し掛かった際にでてきた上記の言葉こそが今回のセミナーのハイライトになったと僕は認識しているし、後日参加者にヒアリングした際にも同じような声が上がった。
この「FASilITy」がなぜ「ただファッションを愛しているのだと語る場所が必要」をテーマにしているのかにも結び付く。
我々が身を置くファッション業界で、ファッションの本質を知らずしてパワフルコンテンツを作る事は不可能であるからだ。

確かにここから先にデジタルを外す事は不可能であり、むしろより当然のように必要になってくる。
だがそれは時代と共に変わる事の1つでしかなく、チャネルの1つでしかない。
チャネルに流通させるコンテンツを作る本質は変わらない事をどれだけインプットできているかだ。

その本質を知っていればデジタルは難解でもなく、魔法でもない。
良質なコンテンツを拡張させ、より多くの人に届ける為のツールとして活用する1つの方法として考えればいい。
デジタルリテラシーが低いのが問題ではなく、知ろうとしない事が問題であるだけである事を再認識させてくれたのでは無いでしょうか?

今回のセミナーでは「FASilITy」の本来の目的までの浸透は達成できなかったが、トプセラ読者には引き続きファッション好きをアホみたいにこれからも語れる為に、身につけるべき必要な事をこの時期だから開催されるオンライン版の「FASilITy」を通じて身につけてもらいたいと思います。(実は本来の”FASilITy”は毎回20名限定の招待制のオフライン食事会なのです。)

1回目の募集から定員以上の募集があったのと、より理解度を深めてもらう為に急遽5/7にも2回目を開催します。
1回目の応募者に限定せず、引き続き募集をいたしますので今回の記事で興味を引かれた方は下記よりお申し込みください。

応募はこちらから。

 

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四元亮平
About 四元亮平 212 Articles
PLAY inc 代表/リテールコンサルタント 全力でアパレル販売員を応援するメディア「TopSeller.Style」主宰 文化服装学院リテイルブランディング科 特別講師 アパレル企業のリテールマネジメントやBMW japanなどの他業界でもセールスコンサルティングを提供し、近年はリテール販売員のDX化を推進するデジタルセールス&マーケティングコンサルティングも実施。 アパレル業界全体のリテールロイヤリティ向上を目指しwebメディア「TopSeller.Style 」の運営や文化服装学院の特別講師も務める。 リアル.デジタル.経営.ベンダー全てを経験し四方向のナレッジをカバーできるスキルが強み。

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