度詰と度甘。

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度詰(ドヅメ)って言葉、ニットやカットソーの商品で聞いたことありますよね。

度詰→度目(ドモク)が詰むというのは簡単にいうと、編み目の密度が上がることです。
度甘→度目(ドモク)が甘いというのは簡単にいうと、編み目の密度が粗いことです。

専門的なことをいうと↓

ですが、これを言葉で理解するよりも図で表してみます。

これが編み針です。編み機ではこれが横方向に整列していっぱい並んでます。

青い線で書いてあるのが、先ほどの専門的なことでいくところの、針が突き出されるカムの山の『角度』になります。

ヨコ編みニットはこの『角度』を調整して度目を変えるとのことだったので言葉と意味が通じてめちゃくちゃ感動したのです。
僕は丸編みが守備範囲なので、丸編み機の場合、この針を突き出す角度が変わってしまうと、編み組織そのものが変わることの方が多いです。編み目の大きさが変わるのになぜ『度』目なのかわからなかったので非常にスッキリした記憶があります。

丸編みの場合、度目を調整する時は糸長(いとちょう)といって、編み機に供給される糸の長さを調整します。糸を送り込む長さを短くすると度目が詰まり、長くなると度目が甘くなります。

また、糸番手(糸の太さと言われているが厳密には重さに対する長さ)に合わせて『適番適ゲージ』という言葉があり、糸の太さに応じて適したゲージがあることを意味します。丸編み天竺で言えば、30番単糸は28ゲージなどがあります。詳しくは有料noteにあげてる過去記事があるので興味ある方は参照してみたください。
このバランスを崩して、例えば30番単糸を32ゲージにかけると物理的に目が詰むので度詰ということもあり、また逆に30番単糸を22ゲージにかけると物理的に目が粗くなるので度甘ということもあります。

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山本晴邦
About 山本晴邦 21 Articles
新潟県、佐渡市の達者という小さな集落にて生まれ育つ。 縫製業を営む母に影響を受け、高校卒業後に洋裁専門学校へ進学。 専門学校在学中に和歌山の丸編み生地工場の東京営業所でアルバイトに付きそのまま就職。 工場作業から営業まで経験し13年間同社にお世話になり独立。ulcloworksを立ち上げる。 原料から糸の作り方、生地の編み方や染め方を常に探求して日々研究に勤めている。 業界の将来に繁栄をもたらすにはどうしたら良いのかを常に考えている。

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