弊社では、主にファッションブランドのコンテンツ制作に携わっているのですが、大前提として「コンテンツの方針」が定まっていなければ何をやってもダメだと考えております。それが所謂「ブランドコンセプト」です。

めちゃくちゃ当たり前の事ばかり言いますが、ブランドには体現したい世界観やコンセプトがあります。(無かったら作る。)これがコンテンツ制作する際に、常に立ち帰る場所なんです。ヴィジュアルの作り込みから記事のライティング、ソーシャルの運用もこれに沿って実行する事が求められます。

 

ブランドコンセプトに沿ったコンテンツとは

とは言え、具体的にどういったものが「コンセプトに沿ったコンテンツ」なのか、よくわからないという人も多いかと。僕がよく例に出すのが「土屋鞄製造所」のWebサイトなのですが、

土屋鞄のこと

上記が土屋鞄のコンセプトページ。わかりやすいキーワードを抽出すると「人の手」「あたたかさ」「傍にいられる」「丁寧」などが目立ちます。これだけで「もの作り」を大事にしていそうな雰囲気を感じる事ができますね。(本当にこだわっているかどうかはこの際、あまり関係がありません。)

 

Aging Gallery vol.07

 

革のメンテナンス 03.

また「傍にいられる」という部分から、「経年変化を楽しむ」事や「メンテナンス」をして長く使う事を目的としたコンテンツが豊富にあがっているのがわかります。ブランドコンセプトを体現した文章を読み、画像を見る事で、どんな世界観のブランドなのかが感覚的にも理解できます。これが大きなポイントで、言語としてユーザーに理解してもらえなくとも、感覚で理解してもらうのです。

 

コンセプト文を読む人はごくわずか

どのようなブランドなのかをユーザーに伝える事の重要性は、常に誰もが説いているかと思うのですが、その手段は具体的には何なのでしょうか?まさか、ユーザーが自ら進んでコンセプト文をしっかり読み込んでくれていると思ったら大間違いです。Webサイトには大概「ABOUT」という項目があり、そこをクリックするとコンセプト文が出てきますが、そこをちゃんと読んでくれる人はごくわずかです。

だからこそ、様々なコンテンツや、時にはInstagramのようなソーシャルメディアでコンセプトを体現する必要があるのです。逆に、ブランド認知が高まった時にABOUTページのトラフィックは勝手に上がっていきますから、どれだけ認知・ロイヤリティが上がったかのエビデンスにはなるでしょう。

出発点はあくまでコンセプトです。

「コンセプトなんて誰も読まないから適当で良くない?」

という意見もあるでしょう。しかし、一番重要なのは、自分たちのブランド戦略の根幹を成すコンセプトが曖昧なまま、様々な施策を打ったところでブランド価値が適切に積み上がっていかない事にあります。つまり、コンセプトを大切にするのはエンドユーザーよりも社内の人間。この事を常に忘れず、日々のコンテンツを大切に作っていきたいものですね。

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