皆様こんにちは。
第1.3火曜日の隔週担当させていただいているCANAです。
家の近所が桜の見頃を迎えました。
殺伐とした今の世情でも、ほんの少しの春爛漫とした空間があると心が温かくなるものですね。
さて、4月は入社式、新人配属など本来であればもっと皆が活気に満ちている時期です。
今の状況がいつまで続くか分からないからこそ皆不安を感じていると思いますが、自分たちがコントロール出来ることにフォーカスしていくことがまずは最善と考えます。
こんな状況だからこそ、今の状況から学べることは何なのかを考えていきたいですね。
さて、新人スタッフを迎え入れる準備は万端ですか?
本社で研修を受けた新人スタッフ達がまもなくお店に配属されると思います。
私はこれまで3社を渡り歩いてきましたが、新人時代で断トツに記憶が残っているのはCA時代に出会った鬼トレーナーです。
当時、周りから最も恐れられている見た目も中身も男前なトレーナーが担当になってしまいました。笑
新人にとって最初に担当になるトレーナーはその後の新人の仕事の考え方にも影響を与えるほどとても重要です。
あなたもあの時の上司の考え方を今も参考にしているなぁなど心当たりがありませんか?
今回は「新人の教育担当を任されたときに意識してほしいこと」にフォーカスしてお話しさせていただきます。
一番大切なこと。それは話すことに一貫して軸があること。
接客業においては自分なりの軸をちゃんと持っているかがかなり重要です。
私はこの重要性をCAの初期研修から身を染みて学びました。
CAの初期研修は保安・サービスについてそれぞれ学ぶ時間が設けられています。保安が8割、サービスの勉強が2割の比率です。
まず、保安に関する座学の勉強においては15㎝位の分厚いマニュアルがあるのでそれを必死に覚えることが一律して求められます。
一方サービスの勉強においてはその時のお客様の設定や天候の状況でトレーナーからの指摘も変わるため新人の立場からすると何が一体正解なんだ!!と混乱してしまうことが多くありました。
実際の飛行機の中での実務においては、その便を担当するチーフによって言うことが全然違ってくるためこれもとても苦労しました。
しかし、この経験があったからこそ、その後新人CAの教育担当を任されたときに役に立つことになったのです。
まず、基本的な重要性の軸を先に教えるのです。
CAの場合、1に安全性。2に定時性。3に快適性。私はこう捉えています。
実際に私が教育担当をさせていただいた後輩たちにはこう伝えてきました。
「これから色々とさらに良くなるための指摘をするかもしれない。
他の先輩たちからは私と違うことを言われるかもしれないけど、それはその人その人で大切にしている軸が違うだけだから、何か怒られたりしたときはこの先輩が一番大事にしている軸は何だろう?と考えることを忘れないようにしてね。
そしてその経験からあなたの軸を作っていって経験値を重ねていってね。」と。
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あなたの仕事での軸は何ですか?
この記事をきっかけに再度見つめ直してはいかがでしょうか。改めて気付く自身の強みも見えてくるはずです。
先程の例のように3つのポイントでまとめると整理も出来るのでオススメですよ^^
それでは今日はここまで!
今週もお読みいただきありがとうございました!皆さまどうぞご安全にお過ごし下さいませ。