転職活動、どんなことに気を付けたらいいの?

皆さまこんにちは!
アパレルキャリア論担当のマリです。
緊急事態宣言が解除され少しずつ店舗の再開などが進み始めていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
宣言が解除されたとはいえ、気を抜くことなく予防に努めたいものですね。

前回は「今の仕事が向いているのか分からない」そう思うあなたへの記事をお届けしました。
その中で、本当に仕事が合わないという場合は社内での異動など他の可能性も探ることについても言及していますが、その上でいざ転職を検討し始めた場合、実際に転職活動を始めるとなるとどんなことに気を付けたらいいの?
本日はそんな疑問にお答えします!

①応募タイミング

書類選考は企業により異なりますが、平均して1~2週間で結果が出る企業が多いです。
1社のみ、併願企業なしで受けている場合は特に問題ないですが、中には併願しながらという方もいらっしゃると思います。
その場合、面接に進む前に志望する各企業の面接フローを事前に確認することが大事です。
A社は1次面接で複数の面接官とお会いするため1回のみの面接、B社は2回面接、C社は3回面接となると応募するタイミング次第では他の選考結果を待たずして内定が出て、決断しなければならない可能性もあります。
この例でいうとC社→B社→A社といったように受けるタイミングをずらし、内定が出た際には比較して判断できる状態がベストです。

②面接調整

無事に書類選考が通過!いよいよ面接です。
面接スケジュールの調整に入りますが、このスケジュール調整で既に選考は始まっていると思ってください。
エージェントを通さず自己応募の場合は直接先方とやり取りすることになるので、特に下記ポイントは意識してくださいね!

・返信は出来るだけ早く!
→シフトの確認をして、準備の期間を想定して、、、と考えるうちに時間が経ってしまい、2日後に返信、これ、良くないです。
万が一シフト未定などで確実な日時が伝えられない場合は、直ぐにその旨、いつ頃までに候補日時が分かるのか?だけでも伝えましょう。
基本は24時間以内の返信がベストです。

・候補日時は幅広く!
→2日の12:00-13:00、3日の17:00-19:00など、ピンポイント過ぎる日時は避けたほうがベターです。
繁忙期などでどうしても候補日時が限られてしまうなどであればピンポイントの日時を含むのもやむを得ませんが、基本は日にち・時間共に幅広く候補を挙げましょう。

あなたがもし日程調整する企業側だったら?と考えると、上記の理由が分かるはずです。
日程調整の時点で、調整力やビジネスマナーが見られていると思ってください。
スムーズに日程調整が出来ると、その時点で心象が良くなります。

面接結果も企業によりますが、平均して1-2週間以内で来ることが多いです。
併願企業で最終面接の結果待ちがある、内定承諾回答が来週など選考スピードに急を要する場合は、その旨を選考中の企業に共有しておくことも問題ありません。

③退職交渉

無事に内定!おめでとうございます!
書類選考〜内定が出るまで、平均して1ヶ月程度です。
内定が出て、その企業に入社を決めるという内定承諾までして初めて、現職との退職交渉に入ることになります。
中には最終面接を終えた時点で退職交渉をされる方もいらっしゃいますが、万が一内定が出なかったら?条件面が合致せず内定辞退となったら?その結末次第では、現職に残る選択肢が出てくる可能性もありますよね。
納得する企業への入社を決めてから、退職交渉に入りましょう。
退職交渉のポイントは、要望があればいつか記事にしたいと思います(笑)

入社時期は内定後1ヶ月〜1.5ヶ月が平均です。
企業も必要な時期を考え採用活動をしているので、これ以上先延ばしになると企業の状況も変わってくる可能性があります。
退職交渉で初めて退職に関する規定(退職〜ヶ月前に申告など)があることを知ったという方もいるので、転職活動を始める際には事前に社内規程などを確認しておくと安心です。

いかがでしたでしょうか?
転職を検討する際には是非参考にされてみてくださいね。
それではまた次回!

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鶴戸茉利
About 鶴戸茉利 28 Articles
宮城県仙台市出身。 新卒で外資系イタリアブランドに入社。販売員として複数店舗で勤務しトップセールスとなる。 その後ファッション業界専門の人材紹介会社で主に外資系ラグジュアリーブランドのヘッドハンターとして転職支援を行う。 現在は株式会社ALL IS NEWの執行役員として、人材部門の責任者を務めている。 その他、文化服装学院の講師業、コミュニティスナック「BANQUET CIRCUS」のママ等、幅広く活動中。