C to Cとレンタルサービスは競合する?

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20代女子に聞く「月額バッグレンタル」のアプリをつかう理由。サブバッグの「無難な黒問題」とインスタの「見せバッグニーズ」と女子同士の「バッグ格付け」の話

いつも同じの持ちたくないんですよ。女子同士で遊ぶときって、めっちゃ写真撮るじゃないですか。そこにバッグって「どうしても写るもの」なので。インスタのストーリーに毎日のようにあげるときも、バッグって小物要員としてつかえます。端っこにちょっと写したりして。あと、女子同士って「バッグがステータス」みたいなところありますよね。今度社員旅行にいくのですが、うちの会社には女子が多くて。ブランド好きの先輩も多くて気が抜けないんですよ。ちゃんとしたバッグ持っていかなきゃってなる。そういうときにパッと借りられるのは便利。

Instagramの登場により、若者の「身につける物」への意識が変化しています。過去、所有する事に意味があったものが、ソーシャルに上げる事の方が承認欲求が満たされるのでしょうか、所有欲も薄らいでいるようです。職業柄、若い学生さんの購買行動をよく目にしますが、高額品を買ってすぐ転売するケースが非常に多い。これを見ていつも思うのは、若年層の「転売」という行動はレンタルに置き換え可能だという事です。

 

定価-転売価格=レンタル価格で成り立つ関係?

冒頭にお話したように、若者は商品を購入後、ソーシャルにあげて満足したらメルカリなどのC to Cアプリで売却しています。これは記事中にあるレンタルサービスを利用する若者と行動が酷似しています。つまり、CtoCとレンタルサービスは一部では競合するのかと。レンタルサービスはリユース市場ほど拡大していませんが、今後はメルカリやヤフオクを使って転売する人の数が減る可能性があるのではと思ってしまいます。リユースかレンタルか、既に大手が参入している分野ですが、アパレル企業にとってもベンチマークすべきサービスでしょう。

サービスが乱立すれば普通のレンタルじゃ勝てない

日本でも海外でもレンタルの類似サービスはあります。

Rent the Runway

Tie Society

Laxus

高級品は購買のハードルが高いのでレンタルされやすいですね。特にオケージョン特性の強いドレスやネクタイなどのアイテムは使用する頻度が低いのでレンタルが重宝するでしょう。

airCloset

airClosetはスタイリストが商品を選定するという付加価値が付いていますし、この選定が抜群に受けが良く、レンタルよりも買い上げに繋がっているそうです。購買層のインサイトとしては「失敗したくない」という点が強いようで、普段店頭でよく服を購入する顧客とは違った層が利用しているみたいですね。

お試しにレンタル→気に入ればお買い上げ

という構図が出来あがればマネタイズもしやすい。後は、サイズがころころと変わってしまう子供服。こちらは既に多くの家庭で知り合いや親族を通じてシェアされていますし、古着のマーケットを含めシェアサービスが既にビジネスとして成り立っています。

レンタルサービスはそれ単体では採算が取りにくい事業ですので、キャッシュポイントがどこなのかを当初より設計する必要がありそうです。まだまだマスにリーチしているとは言えないレンタルサービスがどこまでシェアを伸ばしていくのか、そしてC to Cとの関係性や若者の購買行動の変化にも注目したいところです。

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深地雅也
About 深地雅也 98 Articles
株式会社StylePicks CEO。ECサイト構築・運用・コンサルティング、リテールのソリューション事業を中心に活動。並行してファッション専門学校の講師も務める。 繊研新聞にてEC関連記事連載中。→ https://senken.co.jp/posts/fukaji01

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