お客様とブランドの未来を見据えて短期イベントの目的を設定していますか?

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こんにちは、水曜日のタニグチレイです。

9月は秋冬シーズンが本格的にスタートしている月なので各週でいろいろと行われる催しを目にします。

一週間や二週間の週単位でのポップアップや週末一日だけのイベントなど。
当然数ヶ月前から企画や準備をして当日を迎えます。

準備を完璧にしたところでいざ当日になってみないとわかりませんから狙った通りに行くとは限りません。
ただ事前の計画と当日の対応には相応のものがあって然りだと思います。

 

というのも先日あるブランドの週末一日限りのイベントを見かけて色々と考えることがありました。

 

役割はそれぞれで良いが興味や消費意欲を持ってもらえているのか?

それは海外のシューズブランドで数ヶ月前から売り場での取り扱いは始まっていたようです。
今回のイベントは初めて現地の靴職人が来日して実演するというものでした。
さらにはパターンオーダーもお受けしますという内容。

 

内容的には特別珍しいものでもなく日本のブランドでもやっているのは目にします。
ただ珍しくないとはいえ海外ブランドなら現地の職人の実演はそうそう見れるものではないでしょう。

 

そんなイベントで関わっていた方と店頭で行っていたことは簡単には以下の通りです。

 

・靴職人(テーブルに座って実演)
・社内勤務の日本人2人(通訳、お客様への対応、オーダーがあればその対応)
・販売員(もともと売り場にいて販売)

 

 

さらにそれぞれの当日を見ていたら

 

・職人は黙々と作業を続ける。

 

店頭で販売することに関わっていないだろうから仕方ないことなのかもしれない。
自分でもの作りをしてそれを自ら販売する職人さんもいると思うがきっとそういう方ではないのでしょう。
さらには専門の行程だけを請け負っていて1人で仕上げまで行っている訳ではなさそうなのでなおさらか?

 

・内勤の方は1人は見ているお客様に声をかけ1人は特別何もしていない。

 

声をかけている方もお客様に何をやっているかの説明をしているだけ。
こんなブランドでこんなことをやっていますと言っているだけでは聞く方は「へ〜」となるが特別それ以上の感情は抱きにくい。
何をやっているのか伝えるのも大事だが実演の解説だけになってしまっては見てもらうだけで完結してしまう。

 

・販売員は元々売り場に立っているからイベント内容にはあまり絡んでこない。

 

店頭は店頭で販売が必要であるから来店されているお客様の対応をしている。
たまにイベントに該当する商品を見られているお客様には軽く案内はしているがそれほどおすすめしているようには見えない。
場合によっては実演を見ていたお客様を内勤の方から引き継いで対応をする。

 

 

聞こえてくる内容や実際に目にするのはこんな感じでした。

 

それぞれ得意とする役割を連携させた方がお客様に伝わりやすく購買につなげていけるのではないか?

PRを目的としていたのか受注を目的としていたのかは正直わかりません。
このイベントが満足いくものだったのかそうでなかったのかもわかりません。

 

ただオーダーは入っていなかったので受注目的であるとすれば満足いくものではないですよね。
PRであったとするならば果たして認知してもらえた方はどれほどいたのか?

 

大きなお世話かもしれませんが今回のイベントでは役割分担を少し変えたら違った結果だったのではないかと思います。

 

例えば

 

・職人(実演、お客様へ靴選びのアドバイス)
・内勤(通訳、お客様の許可を得て写真撮影、またはお客様自身でのSNSへの投稿を呼びかける)
・販売員(イベントに興味を持って足を止める方への対応や接客、靴選びの悩みを聞き出したりオーダーの良さを伝える)

 

 

これをもう少し掘り下げてみます。

 

・職人は実演をしながら販売員が対応したお客様へ(通訳を通して)もの作りをしているからこそ伝えられることを発信する。

 

接客やお客様の対応をすること自体がないかもしれないがもの作りに活かせることもあると考えるようにしてみる。
PRの機会と考え、ブランドとしてのもの作りの実情やどんなことをしているのかを直接お客様に伝える。
他ブランドも含め選ぶ際のポイントを伝えてどんな方やどんな場合に自社のものを選ぶと良いのか作り手の立場からアドバイスする。

 

・内勤の方は裏方に徹してお客様への対応は普段店頭にいる販売員に任せる。

 

その後にもしお客様が店頭に来られた時に対応するのは販売員なのでこういったイベント時も接客や対応は任せる。
SNSなどの情報発信に重点を置いて行動したり職人とお客様、もしくは販売員との会話を通訳として成立させる。
もう1人は特に何もしていなかったので不要。

 

・販売員はブランドを認知してもらうことと靴に関しての悩みなど職人と会話できるきっかけを作る。

 

普段接客をしているのだからお客様との対応は販売員が請負う。
職人がいる機会を活用してお客様へブランドを知ってもらうような対応をする。
靴選びに関して困ったことがないか聞き出し販売員としてフィッティングする立場と職人として靴を作る立場からお客様へ伝える。

 

 

こういったようにそれぞれが良さを活かして連携して対応していたら多少なりとも違う結果で終わっていたのではないか?
仮に一番の目的はPRだがオーダーも5足取りたいと掲げていたとしたらそれに近づけたのではないか?

 

結果的にお客様に喜んでいただき満足してもらえることにつながるでしょう。
今回のことで靴や履く時の足の悩みが解決できたとその後に実感できたらきっとまた来てくれるはずで
す。

 

もし実際に企画する立場なら来てくれるお客様の未来を想像して考えてみるべきだなと思う。
それと当日は当日で反応を見ながら修正していくことも必要だなと部外者の立場で勝手にあれこれ考える時間でした。

 

興味を持たれた方はぜひこのTopseller.styleでお付き合いください。
では、また来週。

 

 

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谷口玲
About 谷口玲 112 Articles
1976年3月生まれ。 販売員歴17年。 ヨーロッパ系デザイナーズセレクトショップで販売スタート。 Paul Smithでは関西4大丸勤務。 ミセスセレクトショップは立ち上げから関わる。 レザーグッズブランドでは全国初のオンリーショップ展開に貢献。 現在、フリーランスの販売員、非常勤講師 個人ブログ:http://taniguchi-connector.net

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