皆さんこんにちは!
第1、3火曜日の隔週担当させていただいているCANAです。
まず初めにタイトルに関係ないのですが
\明日1月22日(水)は天赦日です!!/
販売関係者ならご存知かと思いますが、
天赦日
「天赦日(てんしゃび・てんしゃにち)」は、日本の暦の上で最も良い大吉日といわれており、通常は1年間で5~6日ほどしかありません。
「天が万物の罪を赦(ゆる)す日」であり、「万(よろず)よし」といわれています。
2020年の天赦日は次のとおりです。
- ・1月22日(水):天赦日・一粒万倍日
- ・2月5日(水)
- ・4月5日(日)
- ・6月20日(土):天赦日・一粒万倍日
- ・9月2日(水)
- ・11月1日(日)
- ・11月17日(火)
2020年は天赦日が7日間もありますが、一粒万倍日と天赦日が重なるのは太字の2日のみです。(/Hanayumeより一部抜粋)
販売のクロージングやお財布の販売にも有効な後押しになりますし、話のネタとして引き出しに持っておくとお客様も喜ばれるかと思います。
さて、前置きはここまでとして今回はマナー全般の中で最も早く勉強の効果が表れる『言葉遣い』についてです。
実は過去にも一度記事にしたことがあります。(記事はこちらよりどうぞ)
この時は「ら抜き言葉」について書かせていただきました。言葉遣いにおいてやはりこの項目は外せないため、おさらいも兼ねて以下に内容のポイントをまとめます。
典型的な「ら抜き言葉」の例はこちら。
×食べれる(○本来は→食べられる)
×来れる(○本来は→来られる)
×考えれる(○本来は→考えられる)
×出れる(○本来は→出られる)
「ら抜き言葉」かどうかを簡単に見分ける方法が2つあります。
①動詞に「~よう」が付く場合は「ら抜き言葉」に注意。
②「~よう」以外の形になる場合は「ら抜き言葉」ではない。
例を挙げますと、「見る→見よう」、「着る→着よう」などと言い換えられる場合は「ら抜き言葉」になってしまう可能性のある動詞です。
反対に「歩く→歩こう」、「売る→売ろう」のように「~よう」が付かない動詞は「ら抜き言葉」に当たらない動詞と判断できます。
いかがでしょうか。結構無意識に話していませんか?
そして、実は偶然にもこの記事を書く数日前にテレビでかの有名なローランドさんが「ら抜き言葉」と「い抜き言葉」に気を付けていると話していました!
タイムリーな内容だったためついつい最後まで番組を見てしまったのですが、ローランドさんは敷居がお高めなお客様(エグゼクティブなお客様と表現していました。)がいらっしゃった時は特に言葉遣いに気を付けて相手から常識がある人と思われるように努力しているとのこと。
つまり、きちんとした勉が身についていると相手にアピールできるのがこの言葉遣いなんですね。
ここでいよいよ実践編です。
販売の仕事に置き換えて既に分かっている人も今一度復習してみませんか。
(最初の文が間違いでその後が正解ですよ。)
①「お名前を頂戴してもよろしいでしょうか?」
正しくは………
「お名前をお伺いしてもよろしいでしょうか。」です。「お名前をお聞かせいただけますか?」もOKです。
解説:名前はもらったりするものではないため、最初のフレーズは間違いということになります。
②「○○はお休みを頂いております。」
正しくは………
「休みで不在にしております。」や「休みをとっております。」
解説:休みを頂いているのは会社からなので、お客様に話すには文脈がおかしなことになります。
③1,100円のお会計で、1,100円ぴったりをお客様が財布から出した時。
「1,100円お預かり致します。」
正しくは………
「1,100円丁度頂きます。」
解説:お釣りが出るかどうかでこの言葉は変わります。お釣りが出るときは「○○円お預かり致します。」と最後が変わるので要注意です。
④「レシートをお返し致します。」
正しくは………
「レシートをお渡しいたします。」
細かい部分ですが、レシートはお返しするものではなくお渡しするものです。私も意識しないとたまに言ってしまいます。汗
主によく使うフレーズを挙げてみましたがいかがでしたか。
トライ&エラーで少しずつでも改善していきましょう。あとは商品を接客する際に「これは~」ではなく「こちらは~」と話すだけでもぐっと丁寧に聞こえます。「それ→そちら」「あっちの→あちらの」も同様にです。
まずは、自分が普段話す言葉に意識を向けること。そして気付くこと。これが大事です。
面白いことに社歴が浅い人程しっかり話せて、上の立場になるほど自分の決まったフレーズに固まりがちになってしまう傾向があります。誰も注意してくれませんからね。
社歴が長い人ほど自分で気付いて修正していけたら理想的ですね
明日の天赦日が皆さまにとって素晴らしい1日になりますように。(^ ^)b♪