皆さまこんにちは!
アパレルキャリア論担当のマリです。
お盆が明けて、8月も後半に差し掛かりましたね。
販売員の方々は店舗と外の気温差がすごいので、くれぐれもお気をつけくださいね。
今日は販売員の面接準備について、ポイントをお伝えします。
準備といっても、具体的にはどんなことをすればいいの?そんなお声に答えます!
①求められているターゲットを把握する
販売員といっても、企業毎に販売スタイルは異なります。
・ファストファッション:パーソナルな接客は少なめ。在庫や数字管理などのオペレーションに特化。
・ヤングカジュアル:入店客数が多く、顧客育成というよりは回転率を重視した接客。
・セレクトショップ:販売員個人が自身のスタイリングでファンを作ることが多い。顧客育成を重視した接客。
・ラグジュアリーブランド:入店客数が限られるため一客一客へじっくり接客することが多い。顧客育成重視。
今あなたが勤務している企業の販売スタイルはどうでしょうか?
面接を受ける企業は現職と同じような販売スタイルなのか、それとも顧客育成をしていない環境から、顧客重視型の企業を目指しているでしょうか。
まずは受ける企業はどんな販売員を求めているのかをしっかり調べましょう。
自己応募の場合にも、募集ページには求める人物像や好ましい経験などが記載されていることがほとんどです。
どんな人を求めていて、自分はその中でどんな経験がマッチしているのか、またはしていない分他にアピールできる内容を探すなど、正しくターゲットを把握し、求められる人物像や経験にフィットする部分をしっかりアピールできるように準備しておきましょう。
②会社について調べる
受ける企業のホームページを見ておき、従業員はどのくらいで、店舗はどこにどのくらいあるのか(百貨店メインなのか路面店、ファッションビルが多いのか)、どういった商材を扱っていて単価はどのくらいなのか、ターゲット客層は?直近何かニュースになっているようなことがないかなど、最低限このくらいは事前に調べておきましょう。
それ以外にも、受ける企業のライバル企業はどこなのか?これは単価が近しい金額を扱うブランドや、同じフロアで近隣にあるブランドがそうだったりすることもあるので、そのためにも③の準備も忘れずに行いましょう。
③店舗を見に行く
販売員の面接の場合、この準備は非常に重要です。
実際に店舗に行き、どんな販売員さんが勤務していて、どういった接客をしているのか、今期の商品のチェックなど、体感できることが山ほどあります。
特にデザイナーズブランドやラグジュアリーブランドは、デザイナーのエピソードや今期のテーマなど、店頭の販売員さんのトークにはブランドを知る情報が詰まっています。
百聞は一見にしかずと言いますが、これは面接準備でも同様です。
また、可能であれば1店舗でも多くの店舗を見るのがおすすめです。
特に百貨店の平場、路面店など異なる店舗展開を複数見ておくことで、同様のブランドでも見え方が大きく異なることも。
あなたが面接官だとしたら、お店に入店したことがない人、3店舗回ってしっかり接客を受けた上で感想を言える人、どちらを採用したいですか?
面接官になったつもりで自分をジャッジすると、他にも必要な準備が見えてくるはずです。
④面接をイメージしておく
一般的に面接では、これまでの経歴を含めた自己紹介や、転職を検討する理由、志望動機などは大半の企業で質問されます。
内容は纏めていても、いざ面接対策で質問をするとうまく答えられないという方も多いです。
しっかり口に出して答えることの出来る準備をしましょう。
また、どの質問に対する回答も、長くなりすぎないようにコンパクトに要点をまとめることも重要です。
面接は一人ではなく、面接官とその場を共有しています。
接客と同様に、コミュニケーションを取りながら対話することを頭に入れて、一人で長々と話すことは避けましょう。
その他にも、企業毎に必ず聞く質問などもあります。
こういった情報は、面接先の企業で働いている友人に聞いたり、転職エージェントから詳細を聞くのも一つです。
いかがでしたか?
いざ面接を迎える時には、これらのポイントを元に事前準備をして自信を持って面接に臨んでくださいね!
それではまた次回!