皆さんこんにちは!
第1.3火曜日の隔週担当させていただいているCANAです。
今日から9月が始まりましたね!皆さん元気にお過ごしでしょうか。
私が勤める百貨店では8月末でクローズした店舗があり、決して他人事とは思えず気持ちが更に引き締まりました。
さて、コロナでマスクを着用してから半年が経過しましたね。私の店舗では2月の早々からスタッフにマスク着用を促していたのであれからもう半年が経ったんだなぁとしみじみこの半年での変化を感じています。一体いつまでマスク着用が続くんだろうという不安や悲しい気持ちもあります。
さぁ、今回はこれまで私が出会った中でもサービススキルが高いスタッフについてお話させていただきますね。
今から10年以上前の昔、私がまだ新卒で入社した事務仕事をしていた時代のことです。
当時はCA受験の費用を稼ぐために実は本業の会社には秘密で週末は結婚式のアルバイトに毎週末入っていました。
アルバイトとはいえ仕事内容はかなり重大です。なんせ結婚式ですからね!
そこで出会った式場の男性スタッフの話なのですが、彼はサービス意識が非常に高く、未だにふとしたときに当時の記憶を思い出すくらい私の人生での重要人物なのです。
一生に一度の空間でミスをしてはいけないというかなりストレスフルな状況。
結婚式って数時間のサービスに対して莫大な費用がかかっている上に、やり直しが利かないので担当する式場スタッフ全員は相当なプレッシャーを感じています。そんな中でもそのプレッシャーを周りに感じさせないくらい圧倒的にプロ意識が高いのがその男性スタッフでした。
そしてその男性スタッフが大変残念なことに、一身上の都合で退職をすることが決まった最終出勤日、最後のスタッフミーティングで彼が皆に話した内容が今の私の接客にも生かされています。
職場の色んなところに自分の思いを残せるサービスマンになってほしい。
サービスのプロになると当たり前のことは基本的に何でもそつなくこなせますよね。
彼が皆に伝えたかったのは、毎日の業務に慣れずに自分だけの特別な思いをその箇所箇所に残せるくらい職場の色んなところにも気を配って仕事をしてほしいということでした。
例えば、パウダールームのトイレットペーパーの三角折り目の美しさだったり、式場内のカーテンのまとめ方だったり、基本を押さえた上で、細かい箇所に自分のおもてなしの流儀を残せるようになってほしいと。
おもてなしの気持ちって形には見えないじゃやいですか。でもこうやって細部に気を配って思いを残すことで形になり目に見えるようになります。そうすることでその空間が美しい空気になり、そこに訪れるお客様方にとってはその空間自体が心地良いサービス体験になるのです。
今の販売員の仕事でもこれに通ずることは山程あります。ラッピング包装の丁寧さだったり、手紙の住所記入の業務においても同じです。扉を閉めるときの所作なんかでも出来ます。
当たり前のやり方→そこに温かい想いを感じられるやり方に変える。これがポイントです。
是非今日の仕事から生かせることがありましたら取り入れてみてはいかがでしょうか。
それでは今日はここまで!
今週もお読みいただきありがとうございました。