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こんにちは南です。
今、ぼくは携帯電話としてiPhone6Sを使っています。来年の今頃には2年縛りが終わって機種変更をすることになると思います。ポケモンGOのやりすぎでバッテリーの劣化が激しいので絶対に機種変更します。
次の機種変更はどうしようかなと思っています。順番でいうとおそらくiPhone7Sが発売されているのだと思いますが、それにするかどうかはわかりません。ちょっと機種代が高すぎるので、今発売中のiPhone7が型落ちになって若干安くなっていると考えられるのでそちらにしようと思っています。
iPhoneの性能を考えると最新式でなくても十分に高性能なので、常に最新式にする必要性をぼくは感じません。
Appleファンからするといろいろと意見はあるでしょうが、ぼくはAppleファンではありませんし、常に最新式のiPhoneを持つことにそんなに価値を見出していません。
型落ちしているであろうiPhone7かもしくは格安スマホとか格安スマホ店で扱っているiPhoneだとかそんなもので十分だと思っています。
かつて発売された当時は「夢の機種」だったiPhoneですが、長年経過すると、陳腐化してしまい低価格代替品が登場して販売台数が鈍化します。これは工業製品なら当たり前のことです。
衣料品にも数多くの低価格代替品がバブル崩壊以降登場しました。
品質や製法は別としてフリースもカシミヤもジーンズもすべて低価格代替品が登場しました。そして低価格代替品の「見た目」が向上しているから、中高級品の需要が奪われています。
すべての工業製品はコモディティ化するのです。これはどうしようもありません。
直近のコモディティ化の例を挙げると、ダイソーで発売された「ハリスツイード」のポーチでしょう。
店頭で確認したところ、大きいのが600円、小さいのが500円です。ダイソーにしては高額品の部類に入るのでしょうが、一般店からすると激安品の部類です。
元来、高級品と見られていたハリスツイードですが、先にしまむらとのコラボがあり、今回はダイソーとのコラボです。
なぜ、ダイソーが安くハリスツイードの雑貨を発売できるかというと、
1、ポーチなので必要な生地の量が少なくて済む
2、ポーチの一面にしか使用していない
という理由が挙げられます。
1個あたり長さ20センチ・幅15センチほどの生地しか使っていませんので、かなり安く生地が使えることになります。
安く抑える工夫はなされていますが、しまむら、ダイソーのおかげで、「ハリスツイード」の希少性は暴落したと言えます。
これまで、単に「ハリスツイードだからイイんです」なんていう売り方をしていたブランドやショップは軒並み打撃を受けるでしょう。一般の消費者から見れば、その高級なハリスツイードのジャケットも、ダイソーのハリスツイードのポーチも同じハリスツイードです。
そのジャケットの魅力は何か、着るとどういう効果があるのか(機能じゃなくてね)、これらをキチンと説明できていたブランドやショップは大丈夫でしょう。お客はハリスツイードだから買ったというわけではありませんから。
ハリスツイードという要素は最後の一押しになったかもしれませんが、お客は素材がハリスツイードでなくても買ったでしょう。
わかりますか?
すべての工業製品はコモディティ化します。衣料品も生地も例外ではありません。
ですから、「ブランド名」だけで売っていたショップやブランドは長い目で見ると淘汰されてしまいます。衣料品業界はそういう売り方からそろそろ脱却しなくてはならないのではないでしょうか。
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