みなさま、こんにちは。
現役販売員、SAKIです。
前回の記事はこちらから↓
あっという間に3月も中旬を迎え、もうすぐ4月です。
topsellerを読んでいる方の中には、春から新入社員です!という方や、新入社員指導係やります!という方も多いのではないでしょうか?
今日は、今から出来る新入社員の方の心得を書いていきたいと思います!
店頭に立ってしまったら、販売歴関係なくあなたもプロです
これ、よく言われますよね!!
お客様の視線や、販売員に求められる事は年々シビアになっていっております。私も売り場に立っていて、皆さまなかなか鋭いな、と思う事が多いです。販売員が沢山いる中で接客を受けられる事に抵抗を感じる方や、ECで買い物できる時代なので、接客されたくないと感じられる方も、正直増えているのかなぁという風にも捉えています。あとは、他店で嫌な接客を受けたから実は声かけられたくなかったの。と後から教えてくださる方など…中にはそんな方もいらっしゃいました。負の感情を抱いていらっしゃる方にも、自分の接客によって、また接客されるのもステキだなと思っていただけたらと嬉しいですよね。
たまに、研修中の名札を付けていらっしゃる方もいますが、私はそんなの付けないで良いと思っています。新入社員だから頼りない、出来ないかもしれないから許してね、ではなく、新入社員だからこそ、頑張って考えてできる範囲で、一生懸命接客する。わからなければ近くの先輩に聞く、それで良いのではないでしょうか?
そのためにできる準備は今からでもたくさんあります。
今からできる、準備とは?
①自分が働くブランドのコンセプトを知る
全てのブランドに、ブランドができた経緯があるはずです。作られた背景を知らなければ、なぜこの商品があるかが理解しきれないです。
そして、意外とお客様に聞かれることが多い
「このブランドはどういうイメージ?」
「ターゲットの年代はだいたいおいくつくらいかしら?」という質問に答えられないので、確実に慌てます。
ブランドのホームページや、会社で配布される研修資料を見れば絶対に掲載されているので確認しましょう。研修を通じてや、実際に配属になり働き始めたら、自分でも商品に触れることで、違うブランドに対するイメージを持てます。上記のような質問を聞かれた際にも自分の言葉に言い換えて話すことが出来る様になるため、言葉に深みが増し、説得力が出来ますよ!
②素材や洗濯マークを知る
商品を知る前に、まずは素材を知りましょう。
私は難しい言葉を長々と説明すると分からなくなってしまったので、まずはざっくりこのような覚え方をして、自分で詳細を調べて箇条書きにしました。
・化学繊維
人造のもの、合繊繊維とも呼ばれています。(例:ポリエステル、ポリウレタン、ナイロン、アクリル)
・天然繊維
自然からできているもの(例:綿、麻)
・動物繊維
動物からできているもの(例:ウール、アルパカ、シルク)
・再生繊維
再生されて作られたもの(例:レーヨン、キュプラなど)
これらの分類を理解する事ができたら、次にメリットとデメリットを書きましょう!
例:綿
メリット:着心地が良い、吸湿性がある
デメリット:シワになりやすい
など…他にもあげればまだたくさんありますが、はじめは覚えやすい方法で2個くらい書いて暗記で大丈夫です!
これを知るだけで、タグを見るだけでお客様に聞かれた時もスムーズに回答ができます!
③自分の店舗の商品を知る
実際に見に行くのが難しければ、ECサイトでも大丈夫です!どのブランドにも、ランキングがあるので、そこにあるアイテムに目を通しておけば、今売れている商品を覚えることができます。
しかし、注意しなくてはならないのが、ここのランキングにある商品が自分の配属店舗で必ずランクインする人気アイテムかというと、立地や年齢層などの要因でズレてくる部分でもあります。
ここにあるアイテムは、ほとんどが今自分のブランドで強化しているもの、打ち出しているもの、メディア掲載があるもの、などが主になるので、知っておくと強くなれますよ!
④トプセラを読む
ぜひ、全員の記事を読んでください!!これが一番勉強になると思います。アパレル業界のいまが、一番イメージ出来る様になりますよ!
※番外編 明るく元気な挨拶を誰にでも出来るようにする
今までの4つは、割と覚える事について書きましたが、こちらはどこへ行っても社会人の基本です。しかし、販売員でも出来ていない人が意外と多いです!明るく元気な挨拶は、覇気がありそれだけであ、この子明るくてステキだなという印象が抱けますし、はじめはそれだけでお客様からも「あなた感じが良いわね〜!」と、褒めていただける事もあります。
ぜひ、感じの良い挨拶、心がけてみてくださいね☆