マスクを外した状態でお鏡を見て頂く必要性

こんにちは!モリオカです!

私は東京なので、まだまだ自粛期間が長引き店頭での販売が出来るまでは時間がかかりそうですが、店舗休業前の接客時にも思っていた
<マスクを外した状態でお鏡を見て頂く必要性>。

似合わせの観点からも、マスクに隠れた部分において、試着時の服が似合うか否かの分かれ目になる情報ってすんごく多く隠れてるんですよ。

そんなポイントを今日はいくつか解説をさせていただきますね。

似合いやすい色なのか苦手な色なのか

まず、マスクを外して見て頂くという事。
お客様自身も自粛が明けた時になったとは言っても、不安に感じられる事はきっと多いはず。
出来る範囲での配慮は行いながらも、外した状態でお鏡を見て頂く必要性について。

まず、似合う色なのか苦手な色なのかという分岐点になりえるという事。
パーソナルカラーの部分ですね。

マスクのあの真っ白のカラーに遮られたり、柄や色ものマスクが中間にあると
・お顔にその色がどんな反応を及ぼすのか?が分からない
・実はすごく似合う色なのに、しっくりきていない
・実は苦手な色なのに、家で着てみたらなんか違ったという事例になりうる

などといった事につながります。

私自身もパーソナルカラー診断をする際はマスクを外して頂くのですが、マスクがある状態だと色の布を当てても似合うか否かがすんごく断定しずらいです。

実際にマスクがない状態であれば、すんごくお肌の色に合う素敵に見せられるカラーなのに、外さずに試着した事でそれに気づく事が出来ない。
となると、売れなかった販売員も、似合う物なのに、似合うと気づけなかったお客様も不幸ですよね。

その逆のケースも考えられます。
実は苦手な色だけど、マスクがある状態なのでお顔映りにさほど影響が感じられない。
で、家で着てみたら全然しっくり来なくて、「買わなきゃよかった。。」となるような場合も。

それだけ、似合う色なのか否かを見極めるのにマスクはどうしても邪魔をしてしまいやすいという事ですね。

あとは女性の方ですと、リップなどを付けていない状態の方もマスクをされている場合だと多いんでしょうか?
そうなった場合だと普段と見え方が変わります。

そうなった場合に何故見え方が違うのか?に気づけるようにしておいた方が良いですね。

お顔立ちにアイテムや柄が似合うのか

お次はお顔立ちに、アイテムや柄が似合うのかという所。
顔タイプ理論の部分ですね。

マスクに隠れる部分は、似合わせにとても重要なポイントとなり得ます。
お顔のパーツとして重要な部分は
・鼻、口のパーツの大きさや形状
・フェイスライン
です。

目や鼻や口などのお顔の中のパーツが大きい方は
・パーツが大きい大人顔に調和する、大人っぽいアイテム
・大きめのパーツに調和する、大きめの柄
などが似合います。

反対にパーツが小さい方は、パーツが小さめは子供顔に該当しやすい
・パーツが小さい子供顔に調和する、子供っぽいアイテム
・小さめのパーツに調和する、小さめの柄
などが似合います。

で、フェイスラインがシュッとした方は
スタイリッシュさの際立つ、男性的な直線的なアイテムや柄
が似合い

フェイスラインに丸みのある方は
柔らかさを感じる、女性的な曲線的なアイテムや柄
が似合います。

これに関しては、要素を端折っているので必ずしもそうとは言えません。
ですが、そうなり得るケースがあるという事ですね。

アイテムのテイストや、柄が似合うか否かという部分でもマスクは邪魔をしてしまいやすい。

パーソナルカラーの部分で触れたリップに関しても、リップがなく印象が薄く見えてしまう状態ですと、強さのある柄などが調和しずらくミスマッチに見えてしまうケースというのも考えられます。

そこも考慮してお客様にアドバイスをしていく必要性がありそうですね。

まとめ

マスクを外した状態でお鏡を見て頂く事で
・試着されたアイテムのカラーは、どんな反応を及ぼすのか?
・そのカラーは似合うのか?そうでないのか?
・お顔立ちの持つ特徴にアイテムの特徴が調和するのか?
・お顔立ちの持つ特徴に対して、アイテムの柄は似合うのか?そうでないのか?

などを的確に見極める事が出来ます。

まだまだ実際の接客を行う機会は先になる事かと思いますが、今回解説した内容を是非インプットしておいていただければと思います。

それではまた次週!

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

森岡 裕之
About 森岡 裕之 62 Articles
1993年生まれ。現在は某アパレルブランドにて入社3年目、店頭で販売を行なっている。その前は高卒でファッションとは無縁の工場に3年間就職。 ファッションが好きな気持ちを諦められず退職後、服飾専門学校にて3年間ショップ運営のノウハウを学び現在に至る。入社後は一年半、メンズにて販売を行いその後ウィメンズに配属。「カワイイ」で通じ合う、レディースのフィーリング要素の強い接客に苦しみ「パーソナルカラー」「骨格アドバイザー」「顔タイプアドバイザー」の理論的要素を学ぶ。センスや感覚に頼らず 理論的に根拠のある「似合う」を伝える接客を大切にし日々店頭販売に取り組んでいる。