転職エージェントを利用すると、自己応募とはどんな違いがあるの?

皆さんこんにちは!
アパレルキャリア論担当のマリです。

9月に入っても真夏のような暑さが続いていますが、日が沈むのが早くなり、少しずつ秋は近づいてきているのだと実感する今日この頃。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?

最近、転職エージェントを使っての転職は初めて、という相談者が続きました。
転職エージェントを使って転職活動を進める場合、自分で応募するのとはどんな違いがあるの?との質問をいただいたので、今日はこちらでもそのトピックについてお伝えします!
今回はメリットについて、5つのポイントを挙げてみます。

①自分の強みやセールスポイントを客観的に把握できる

コンサルタントとの面談を通して、これまでのキャリアを棚卸しすることからスタートします。
人に話すことで改めて自分のキャリアを整理できるほか、数多くの方々とお会いしているコンサルタントの目線で、客観的なあなたの強みやセールスポイントを教えてもらうことができます。
自社では当たり前にやっていたことでも、それは他社の販売員はしていない稀少な経験であったり、相談者がさらっと話した普段の取り組みも、自分では気付いていなくても他の方はされていないオリジナルの努力であったりと、多くの企業の情報を持ったコンサルタントとの会話がヒントとなり、あなたの強みが明確になることも。

②自分では知らない企業に出会える可能性も

最近はWANTEDLYのように、ビジネスマッチングSNSなども増えており企業を知れるチャンスは増えています。
一方で、興味の持った範囲内でしか企業を探せないのは選択肢を狭めてしまう可能性もありますよね。
転職エージェントでは、面談を通して思考やキャリアに合いそうな求人が提案されます。
①で強みが明確になると述べましたが、その強みが自分で思っていたものと異なった場合には、自分では想像のつかない、知らなかった企業が提案される可能性も。
転職という重要なタイミングに、固定概念や知っている情報内でしか判断できないというのは勿体ないですよね。
他者の視点から見てあなたに合う企業を知れることは、選択肢を最大限広げることに役立つでしょう。

③情報を持った上で選択ができる

転職エージェントは、求人が出ている企業について多くの情報を持っているもの。
どういった企業で、こういう特徴があって、なぜこのタイミングでこのポジションを募集していて、一緒に働く可能性のある上司はどういった方なのか、などなど。
もちろん情報量はエージェントにより異なりますが、ホームページや記事だけでは見えてこない情報が得られる可能性が高いです。
しっかり情報収集した上で、自分に合いそうなのか?入念な準備をして面接に臨むだけの思いが持てる企業なのか?などを判断することが出来ます。

④日程調整や交渉などは全て任せることができる

現職で仕事をしつつ、転職活動のための準備を進めることは時間も労力も掛かるもの。
エージェントを利用する際は、面接の日程調整から、最終的にご縁があった場合の入社日、時には年収の交渉なども全てエージェントが行うので、その分しっかり面接準備に時間を充てることが出来ます。
直接のやり取りでは気になる企業へのメールや電話のマナーなども、諸々心配がなく転職活動に専念できることはメリットと言えるでしょう。

⑤長期的なキャリアのパートナーを見つけるきっかけにも

あなたのキャリアや思考を理解しているコンサルタントは、相性が良ければ長期的なキャリアのパートナーとなる可能性も。
転職後も、もしくは転職をしなくても接点を持ったコンサルタントと定期的にキャリア相談をしたり、業界動向を聞いたりと、市場にアンテナを張ることが出来ます。
転職したい、その時だけでなく長期的な視点で最適なキャリアを選択するためにも、信頼できるコンサルタントとの接点は持っておくに越したことはないでしょう。

いかがでしたか?
転職を検討されている方は、是非参考にされてみてくださいね。
それではまた次回!

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鶴戸茉利
About 鶴戸茉利 28 Articles
宮城県仙台市出身。 新卒で外資系イタリアブランドに入社。販売員として複数店舗で勤務しトップセールスとなる。 その後ファッション業界専門の人材紹介会社で主に外資系ラグジュアリーブランドのヘッドハンターとして転職支援を行う。 現在は株式会社ALL IS NEWの執行役員として、人材部門の責任者を務めている。 その他、文化服装学院の講師業、コミュニティスナック「BANQUET CIRCUS」のママ等、幅広く活動中。