道に落ちた食べ物って3秒間は綺麗だよね?

前回まで真面目に構成の記事を書いてきたのでここらで少し息抜きしますかそーしますか。

こんには、サイトーです。

そんなこんなで今回はちょっと休憩のライトな感じで読めるお話です。

それでは、スタート!

 

一回図面書いてみ?

と、いきなりなんですが、自分の店舗の平面図(上から見た図)を描いてみよー。
レッツシンギングターイム!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

描けました?もう描けました?ねぇねぇ描けた?(しつこい)

さて・・・、どの様な図面になりました?

描いた図面の下側(自分の方)から上に向けてが自分が見ている視点です。

あなたはどこから見てました?

ちゃんと店舗の外からメインの導線に立って見ていますか?

それともカウンター?店内のどこか?

常にお客様の立場に立って考える販売員の皆様なら思考と目線は常にお客様に合わせてますよね!

もし違った人がいたならば、明日から店頭に立つ際に自分の立ち位置(視点)をみなして見るのも売り上げにつながる行動の一つになりますYO!

時間の経過とともに腐る感覚

以前もこの事についてこちらの記事で触れていますが

助走こそ栄光への翼

良くも悪くも人は一箇所に留まるとその環境に慣れて、当初感じでいた感覚が鈍くなり当たり前になっていきます。
接客でもそうだと思いますが、慣れてくると相当意識しないと慣れだけで業務をまわせてしまう為に「見直し」たり、「振り返ったり」の確認作業が疎かになりがちです。

そんな時にもう一度振り返って「自分の目線は誰目線」なのかを確認しましょう。

また、先日とある売り場の方に什器の配置について相談を受けたのですが、本人的には現状の業務ボリュームと環境の為に本来気にしていた間口や、ゾーニングなどに気が回らなくなって、気にしてはいるけど・・・なんて事もありました。

きっとこのまま時間が経過すれば気にしていた事も時間の経過で気にならなくなってしまう・・・

その前に気づくきっかけになってくれれば幸いです。

その目線の先に何がある?

VMDでは目線はとても重要です!

お客様は入店するまでに何をどこから見てる?足を止めてくれたのは何が目に入って気になった?
デザイン?色?アイテム感?
など、まずは「視覚」からの情報をもとに入店を決められます。

以前の四元氏の記事でも書いてありますが、入店を決めるまでの時間はめっちゃ短く3秒間しかありません。カップ麺も作れません。ウルトラマンも帰りません。(あ、時間同じかw)
ギリギリ下に落とした食べのものを拾って食べてもセーフな時間

そんな短い時間で認識してもらい、入店の気持ちを持ってもらうにはお客様の目線に立って、どこから見たら見やすいのか?ここを見て欲しいからどうしたら目立つのか?見たあとの入店する為の動線はちゃんと繋がっているのか?

店内のシェルフにディスプレイしているものはしっかりと※ゴールデンスペースに対応して見やすくなっているか?

ここらあたりをきっちりとしておかないと、いくらわかりやすくレイアウトして魅力的にディスプレイしても入店してくれないと意味がない!ですからね。

※ゴールデンスペース・・・立った状態で目から下で胸の位置ぐらいまでの自然に目につく高さの事

視覚的な入店促進要因は揃っているか!?

自分の店舗は思わず入りたくなるお店になっているかな?「お客様目線」で売り場をチェック!

・アイキャッチにしたいものはお客様の導線からしっかり見えているか?
・什器、商品が多すぎてお客様の視界に入ってくる情報量は多すぎないか?
・照明は適切に当たっていて明るく見えているか?
・POPなどのPPは目立つ、かつ邪魔になっていないか?

など、一度見直してこの閑散期こそ入店数の増加を狙おう!

「入店阻害要因」を探すよりも「促進要因」を考える方がポジティブだし気持ちも上がるよね。
悪いところを探して改善も大切だけれど、良いところを伸ばすのが近道。理想は両方同時進行なんだけれどこの時期は暇でモチベーションが下がりやすいので「アガる」方でやってみよう!

って事で、今回はここまで。次週は【鳴らない電話】をお送りします。(ウソ)

それではまた来週。

こちらもやってます。

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Kaz
About Kaz 100 Articles
ドメスティックブランド、ラグジュアリーブランド(全てメンズ)で販売及びVMDアシスタントとして経験。販売歴10年。販売時代は店鋪VMD、CRM、スタッフ教育など全てをこなすオールラウンダーとして活躍。その後現会社にVMDとして入社。基本ミセスアッパーブランドを軸に、卸展示会、SC系レディースから百貨店の婦人服、雑貨のブランドを経験。販売経験を元に顧客目線、販売員目線でのVMDを得意とする。店作りのモットーは『買い易く、働きやすい 顧客にもスタッフにも優しい店作り』