「ユニクロ」と「それ以外」のファッション業界。

スポンサーリンク

ヨツモトです。

 

先日、ファーストリテイリング(ユニクロを展開する会社)の2016年8月期
の決算説明会が行われていました。
(参考:logmiより http://logmi.jp/164433 )

ファストリはファッションニュースだけなく、常時経済ニュースでも扱われる
今では日本の中では唯一のファッション企業ではないでしょうか。

それだけ、あなたや世間一般に日常的に無くてはならない企業に
なっているコトがうかがえます。

なくてはならない企業というか、今の日本のファッション業界は

「ファストリ」と「それ以外」になってしまいましたね。

 

【「ファッション」は最後の企業ブランディング】

僕はユニクロ自体には、さほど興味はありません。

何冊か、世にいう「柳井本」は読み、ユニーククロージングからユニクロまでの遍歴や、ビジネスに対する姿勢などは知っています。

ですが、ビジネスモデルも今となっては規模が大きくなりすぎて
正直自分がビジネスをする上で参考になる要素が少ないからです。

世間ではユニクロの売上高が上がった下がったと話題になりますが
僕からしたら正直「それがどうした?」としか思うコトもなく、ユニクロが
多少売上が上がろうが下がろうが、自分に及ぼす影響なんてモノは
殆どない別世界での出来事ぐらいです。

ユニクロの売上であーだこーだって言ってるヒト達の大半は
ほとんどが「だから、あなたに何の影響があるの?」って答えに
明確に答えられないでしょう。

ファッション業界に従事しているヒト達でさえ。

それでも、飽きる事なくユニクロと無意味な比較ごっこをしながら
無駄な時間を消費していくばかり。

 

【既に業界はユニクロとそれ以外の世界】

多くの評論家や業界のヒトが、まだちゃんと割り切れていないのか
前述した無意味な時間を消費しています。

既に、この業界は「ファストリとそれ以外」に近い構図になっています。

それぐらい、売り上げ規模も違いますし仕組みも完成されています。
いくら、ユニクロのビジネスモデルや商品開発を研究しても同じ土俵
には乗るコトさえ出来ない。

そんなことに時間を費やしている位なら、「それ以外」の場所で企業が
存続し、成長するコトを考えている方がよっぽど時間を有効に使えている。

 

「それ以外」の売上の天井の中で生き残るのか?
それとも「それ以外」の売上の天井をより高くできるか?

 

残された方法はその2つしか見えてこないはずなのに。

 

【ビジネスでの当たり前のコトがまだ当たり前ではない業界】

 

では、どうしてこの「それ以外」のところでの成長に目を向けないか?
いや向けれないのか?の原因を考えると、この業界の根本的な
問題があぶり出てきます。

ファッション業界だからこそですが、「ファッション」という非常に
ファジーなビジネス要素に頼り切ってきるからです。

多くのファッション企業の生命線は「ファッション」です。

「素材」「縫製」などのマニファクチャーに「ファッションデザイン」を
加えたプロダクツからスタートします。

 

で、「売る」。ゴール。
いやいや、笑わないで。

極端かもしれんけど、これしかやってないとこ多いんですよ。
世の中の「ファッション」を作ってる会社。

勿論、「売る」までに販促かけたり、ブランディングやったりしてますよ。
それなりにね。やってるつもり。

それでも、根本返ってくるところが「デザイン良いし、分かってくれる」
的なとてもファジーな要素で進んで行くコトが圧倒的です。

 

【他のトマトよりも赤いトマト500円】

 

あなたが夕食の買い出しにスーパー行って、野菜コーナーみたら
他のトマトよりも赤くて美味しそうなトマトがあります。

1個500円。

買いますか?
美味そうだけど、買わないよね?笑

でも、なぜかファッションになると「デザインが良ければ分かってくれる」
って理由がまかり通る。

他より高くて美味しく見えるトマトがスーパーに並んでても自分では
買わないはずなのに、ファッションは買ってくれるって都合のいい
理由で商売やってるのがファッション業界。

根本の問題はココから抜け出せていないところにある。

 

【ユニクロはビジネスの仕組みを作り上げて、ファッションに戻るという循環作ってるよね】

 

ファストリは、当たり前のコトを当たり前にしている。
「売れる仕組み」のブラッシュアップを、あの企業規模でやり
続けている。

この業界で分かった風な顔してコンサル気取ってるやつでさえ、
マーケティングを市場調査ぐらいに扱ってる始末。
マーケティングとブランディングの違いも分からず、無駄な金と時間を
使っては「売れない」と嘆いている。

同じ土俵で既に戦っていないコトに気が付いていない。

逆に言えば、「それ以外」のところで売上を向上しようとしている
企業であれば、その「当たり前」のコトをすれば他との差になる。

「それ以外」のところでどうすればやっていけるか?
冷静にもっと自分の周りを見渡せば、ユニクロの話をしてる暇
なんてないはず。

 

【ファストリがやらないコトをやる】

僕が最初にユニクロに興味がないって言ったのは、
ユニクロと同じビジネスモデルをやろうと思わないから。

興味があるところは「ユニクロ」があえてやらないところには
興味がある。

その一つが「店頭の販売員をキャッシュポイントにする」って
ところです。

【「あなたから買いたい」って言って貰える接客スキルを持つアパレル販売】

 

ファストリは店頭での販売員での接客を売れる仕組みに
組み込んでいません。
その手前の来店してもらう(今日はECは除きますね。)ところで
すでに買って貰う仕組みを完成させている。
あえて、そこは「除外」している。

だからこそ、僕たちのような「スモールビジネス」は「販売員」を
キャッシュポイントとし「売れる仕組み」を作れる。

アパレル販売員をタダの売り子や作業員としてではなく、
マーケティングとブランディングを兼ねた「アパレル販売員」として
「売れる仕組み」に取り入れた戦略が創れるのです。

実際に「あなたから買いたい」と言ってもらえる販売スキルを持つ
販売員がいるコトはブランディングの大きな一つの要素にもなる。

だからこそ、僕は「それ以外」を意識し、「ユニクロ」には大して興味もないが、「ユニクロがしてないコト」に注視して、「ファッション業界がやっていないビジネスの当たり前のコト」をやる仕組みを構築し、クライアントと共に
他社が羨む成果をだしているんですよね。

隣の頭の中が凝り固まっている偉いオジサマ達は、表面だけを
みてあーやこーやと話しかけてきます。

でも、そこは「見えるとこ」であって「本当に見ないといけないとこ」は
別なコトに気が付かないまま。

だからこそ「それ以外」で、僕は楽しくビジネスできるんです。
ありがとうございます。

いつまでも、そのままでいてください。

僕たちは「あなたから買いたい」ってアパレル販売員を増やしていき
「それ以外」の場所で多くのブランドとお客さんを幸せにしていきますから。

このTopSeller.Styleもその一つ。

あなたもそろそろ気が付いていますよね?
幸せな未来の創り方。

PS
「ファストリ」と「それ以外」って分かりやすく2つにしましたが
勿論、それ以外の中でも「それ以外の中で売上の天井を高くしている」
素晴らしいアパレル企業もたくさんあります。

今回は極端に分けただけですので、「うちは違う!」って怒鳴り込みは
ご容赦くださいませ。笑

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

スポンサーリンク
四元亮平
About 四元亮平 100 Articles
四元亮平(Ryohei Yotsumoto) 1978年8月生 兵庫県神戸市出身 TOP SELLER .STYLE 主宰。 幼少期から母方の叔母夫婦が神戸三宮で営む商売を手伝い始める。 場所は路上、商材は中古ファミカセを与えられ販売経験をスタートさせる。 ㈱ジョイックスコーポレーション入社後、約7年間「Paul Smith」トップセールス販売員として勤務。Paul Smith 全国販売員総合評価で断トツの1位として活躍。 ジョイックスコーポレーション退社後、2009年に大阪のミナミにて独立。 アパレル店舗運営事業部をスタートさせる。 TOP販売員時代の販売スキルを元に、店舗運営に加え独自のSTAFF人材教育や評価システムを構築し、ブランドメーカーだけでは無く、大手デペロッパーからのオファーを受ける自社STAFFを育て上げる。 現在も自ら現場に立ち、大手百貨店のPOP UP SHOPの売上レコードを 塗り替え現役でトップセラーとして活躍。 マーケティングの視点とコンサルタントの問題解決能力をあわせた接客スキルで現役トップセラーとして活躍。

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*


CAPTCHA