売れるVMDの為にはモノを知れ

寒い。やっと冬らしくなって来て嬉しいですね!

今年は本当に寒くなるのが遅く、去年の今頃のコートの売り上げとの乖離が怖いぐらいでしたが今週のこの寒さで売り上げが上がることを期待しつつこんにちは。kazです。

 

と、言うことでそんな冬商戦真っ盛りの店頭でいかにモノの特性を掴んで打ち出していくか?

そんなお話ができれと思います。

 

それでは、スタート!

 

モノの特徴を掴んで見せていく

コートを売るにもそのコートの良い部分を知っていなければどのように展開してディスプレイすればいいのか・・・ってことになりますよね。

そう、どんなに売りたいモノでたこれだけ似たようなモノが溢れているそんな世の中じゃポイズン

ただ飾るだけではなかなか差別化できずに埋もれてしまいますね。

それではどうすれば他と差別化、もしくは優位に立てるのか?

などと難しそうに書いてみましたが要は他より魅力的か否か。そこに尽きると思います。

魅力的と言っても単純にカッコイイ、カワイイだけではなく、機能面であったり価格面であったりとその魅力はモノによってそれぞれ違いますよね。

まずは飾ろうとしているそのモノは何が一番の魅力なのか?を知ることです。

価格が魅力的であればPOPを用いて、形が綺麗なのが特徴であればその形が一番よく見えるようにインナーやボトムを選び、マネキンであればポージングも選ぶ。

と、言ったようにそのモノの特徴を最大限に活かせるようにディスプレイすることが大切です。

ラックや店舗としてのまとまりも大切ですが一点一点がよく見えないとお話になりませんからね。

 

モノのイメージとディスプレイ手法の統一

上記のようにまずはモノの特徴を知ることでどんな風に見せれば一番魅力を引き出せるのか?
と、考えてディスプレイをする際にもう一つ大切なのが演出手法と特徴の統一です。

至極当然で考えればすぐに分かるようなことですが、レイアウトではなくディスプレイをする際にはオシャレに見せなきゃ!などど思いちょっとやり過ぎてしまう時などもあるかと。

魅力的に見せるのにはそう言った部分も必要ですが、綺麗目なのもをカジュアルな感じでディスプレイしても魅力は100%伝わりません。

着崩す感じで!などはオシャレ上級者なら簡単ですが決して多くの人がそれをできるわけではないので接客提案としてはアリですが、やはり分かりやすいように綺麗目なモノは綺麗目に、カジュアルなモノはカジュアルに。

その中で魅力が伝わるように工夫することが大切です。

また、素材が柔らかいのが特徴のモノは他の物よりもふんわりとタタミ、ハンギングの際には少しハンガーピッチを広げて空気感を出す。などの演出も効果的です。

ディスプレイといえばテーブルやVPなどを思い浮かべますがタタミ、ハンギングなど普通の時にも良さを伝える「演出」として工夫をしたいですね。

当たり前のようにタタミ、当たり前のようにハンギングする。

本当は一つ一つのモノには特徴があり良さを伝えるための手法はそれぞれで、そのそれぞれに合わせていければ良いのですが店舗のキャパシティなどの関係で出来ない場合もある。

ただ、その事を忘れずに可能な限り良さを引き出す演出を考え実践する。

その為にはモノを良く知りそのモノにあった演出を考える事を常にしていかなければ出来ません。

商品素材知識は接客用として配布されたり勉強会などで説明を受けていると思いますが、それをVMD目線でも確認していくと違う見せ方が思い浮かんだりするヒントになりますよ。

 

それでは残り少ないプロパー商戦を魅力ある店頭で勝ち抜いて行きましょう!

 

では、また来週

VMDに興味を持っていただいた方は下のリンク先にもVMD関連の記事があるのでぜひ読んでみてください。

 

トプセラ過去VMD記事

芸術的なだけ、本部指示だけでは売れないのは何故?

 

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Kaz
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ドメスティックブランド、ラグジュアリーブランド(全てメンズ)で販売及びVMDアシスタントとして経験。販売歴10年。販売時代は店鋪VMD、CRM、スタッフ教育など全てをこなすオールラウンダーとして活躍。その後現会社にVMDとして入社。基本ミセスアッパーブランドを軸に、卸展示会、SC系レディースから百貨店の婦人服、雑貨のブランドを経験。販売経験を元に顧客目線、販売員目線でのVMDを得意とする。店作りのモットーは『買い易く、働きやすい 顧客にもスタッフにも優しい店作り』