セール時ほど考え抜かれたVMDをやるべきタイミング

トプセラ火曜日の金田くんからこんな事を言われました。「先週のkazさんの記事って導入部分で文字数稼いでて卑怯や!」

いやはや、そんなつもりで書いてないんだけどな。

どっちか言うとここが一番苦心してるよ。(ネタをありがとう 笑)

 

こんにちは、kazです。

 

と、そんなお茶目な金田くんの事は良いとして(良いのか!?)

先週書いたこの記事。

SALE時に大切にしたい5つのPOINT

確かに短いけど決して手抜きではありません!

 

ポイントを分かりやすく短い文章の中で際立たせるというスタイルです。多分

 

さて、前回のおさらいをしたところで今週は「セール時のVMDについて」をお送りします。

 

それでは、スタート!

 

買い渋りや単品買い対策のレイアウトを組むべし

もう昔のようにセールだからメッチャ買う!や、安くなったからなんか買う!

みたいな事はかなり少なくなったのではないでしょうか。

昔は客数も凄く多くて売れるモノを売れる所に置いておけば言い方は悪いですが効率よく売れていきました。

 

でも、現在はセールの常態化や長期化に伴って特別感は失われてしまいました。

 

そんな中でセールの売り上げを取ろうと思うと接客や仕掛けの部分であるVMDを「いつも通りやる」事が大切になっています。

 

てな事からセールでもセットしやすいゾーニングでアイテム編集をしたり、アイテム編集だけで無く、コーディネート提案の部分をしっかりと作る事でいつもより多い客数に対しての接客補助としてのレイアウト編集を心がけましょう。

 

グルーピングの正確さで見やすく選びやすい売り場作り

セールでは普段よりも人が多くどこに何があるのかを探す楽しさも複雑過ぎるとストレスに

そんな訳でグルーピングもいつものカテゴリーやスタイルだけで無く、オフ率なども考慮してグルーピングしていきます。

 

僕の場合はオフ率別に分けた上でアイテム編集するのがわかりやすくて好きですが、オフ率は無視してアイテムでも構わないと。

 

ただ、上に書いたようにセット率向上の為の仕掛けとしてスタイル編集なども仕掛けて行きます。

壁面やロングラックはアイテム、ショートや中置きはスタイルなど、場所によって変えるのが良いでしょう。

 

結局なぜセール時にもVMDが必要なのか?

前述のように今のセールは一昔前とは違う。

これが大きな原因です。

セールだからではなく、セールだからこそ価格だけではない価値を感じてもらえるような仕掛けをして接客も丁寧にしなければならない。

 

ある意味プロパー時期よりも難しいのが今のセールかも知れないですね。

そんな中でもセール時期のVMDは常に店舗にいる店舗VMDしか出来ない事です。

日々変動する在庫と客層などに合わせての細かな修正などはたまに来る本部VMDでは対応しきれないですからね。

 

そんな時こそ存分にVMD力を発揮してくださいね!

それではまた来週。

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Kaz
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ドメスティックブランド、ラグジュアリーブランド(全てメンズ)で販売及びVMDアシスタントとして経験。販売歴10年。販売時代は店鋪VMD、CRM、スタッフ教育など全てをこなすオールラウンダーとして活躍。その後現会社にVMDとして入社。基本ミセスアッパーブランドを軸に、卸展示会、SC系レディースから百貨店の婦人服、雑貨のブランドを経験。販売経験を元に顧客目線、販売員目線でのVMDを得意とする。店作りのモットーは『買い易く、働きやすい 顧客にもスタッフにも優しい店作り』