こんにちは、ヨツモトです。
先週の記事で「諦めないで!」とあなたにメッセージを発しましたが、
世の中には僕の想像以上に「諦めたくない!」アパレル販売員さん達(販売員さん以外にもファッション業界で働くヒトも含めかな。)が多いという事が分かりました。
なぜ分かったか?
あの記事を書いた後の1週間に「転職」の相談が多かったからです。笑
存在的に「今いる場所で自分の描いた未来に近づいていけるのか?」って思っているアパレル販売員さんが「でも、仕方ない」と思っていたのに
「いや、望んでもいいんだ!」て思ってくれたみたいですね。
今すぐにってヒトばかりでは無かったですが、最終的に転職しようがしまいが、今いる場所や自分を見つめなおすには良いキッカケになったんではないでしょうか?
アパレル販売員が転職する理由
僕の周りには転職を何度かし、今のポジションにいるアパレル販売員が
この1、2年で多くなりました。
終身雇用文化が続いた日本ではどうしても「転職」って言葉自体に否定的なところもありましたが、10年前に比べると「転職=ネガティブ」といったイメージより、「転職=キャリアアップ」といったイメージが強くなってきてるコトもあると思います。
それでもまだ「あいつはまた転職してる。」「ころころ職が変わる」みたいな
言い方をされたり、転職先で生え抜きのベテランに「今度は大丈夫?」なんて嫌味を言われたりするみたいですが。
それでも確実に世の中の流れは変わってきていると思いますね。
転職できる人間は優秀。転職できない人間はポンコツ。
言い方がやや過激ですが、この先10年後にはこんな感じの世の中になっているかも知れません。
僕の個人の意見では「転職するかしないか?」はそんなに重要ではなく、
転職「できるのか?」「できないのか?」が重要になってくると思います。
例えば僕が以前に勤めていたポールスミスを扱うアパレル会社は、外側から見ていても「すげえ良い会社」だと今でも思っています。
だから、在職歴が長いヒト達が多い。
でも、この在職歴が長いヒトタチの中でも「転職できる能力をもっているからこそ会社に必要とされるヒト」と「転職もできずにしがみついているヒト」に別れているように見えます。
幸い?僕が在籍中に懇意にして頂いた方々は前者の方ばかりですが、あまり関わりたくなかった方々は後者の方に進んでるようにも見えます。
そして、懇意にしてもらった方々は僕からみたら「どこのアパレル会社に転職されても同じポジション、同じ成果を出せるヒト達」だなーと常々思える方たちばかりです。
つまり、転職するかしないか?の前に、
今の自分が転職できる人材か?出来ない人材か?
この事を意識的に確認してキャリアを積み上げていくコトが、この先の
アパレル業界で働くヒト達にも必要になってくる。
そんな風に思っていますし、近い将来の未来だと思っています。
アパレル業界で転職するには資格は必要か?
相談の中で「転職する際に資格持っていた方が有利になりますか?」
って質問がありました。
アパレル販売員で身近な資格と言えば
販売士の資格
ファッション販売能力検定
ファッションビジネス能力検定
ファッション色彩能力検定
ここら辺が主な資格だと思いますが、僕の意見では「あればあったで有利」ぐらいかなと思います。
実際、僕が採用面接の履歴書の中に「資格」を持っている方の何を評価していたかというと「資格を取る時間の自己投資が出来るヒト」ってところが一番の評価点でした。
もちろん、資格で身に着けたであろう「能力」や「知識」も評価になりますが、「時間とお金の投資を自分にできる」ってところが一番大きい。
(資格マニアになっているヒトは別ですがね。)
転職する際の「資格」の活かし方。
もし、あなたが「資格」をとって転職の際に有利に運びたいと思うなら、
「資格があります!」アピールよりも「スキルアップの為に自己投資ができる人間です!」って側面を出した方が響くと思います。
そして、その後に「自分が自己投資をして得たスキルを***で活かし、御社の売上向上への一因となれます」ってな流れだと、かなり好印象ではないでしょうか?
転職するならって考えるのもスキルアップの一因になる。
転職をするしない。なんて次元の低い話ではなく、
あなた自身が転職できる人材かどうか?
そっちの方が大切なのはわかってもらえたでしょうか?
客観的に自分の査定を常にしてみる。
そんな視点をもったアパレル販売員なら、何があってもそうそう困らない人生送れると思いますよ。
そう。
「諦めないで!!」
が、今年のキーワードです。