こんにちは。
カネダです。
前回記事からの流れで、今回は「販売員がなぜ不安・不満を感じてるのか?転職を考えてしまうのか?もしくは考えざるを得ないのか?」を1つの理由を基にお伝えします。
また、自身の視点からの「これから」について考えて頂きたいので内容と合わせてお伝えします。
※考え方によっては異なる部分や考え方の違いなどがあるかもしれませんが悪しからずご了承ください。
先日、前会社のメンバー達と会う機会がありました。たわいもないみんなの近況報告の話からメンバー達の現在の店舗状況やブランド状況の話。聞くところによると、
「店舗もブランドも売上好調ですよ。新店舗もできますし。」
との事でした。自身も違う知人から同じ様に「売上好調」とは聞いていたので、維持してる事に素直に凄いことだなと感心してました。
しかし、気になったのがそんな好調な状況に反してメンバー達から浮かれない表情を見受けられたこと。理由は言われなくても大体は理解していることだったので正直、驚きはなかったです。話の続きによると、
「◯◯さん(上司)も辞められます。」
気づいて頂けました?「も」の部分。「が」じゃないんです。という事は複数になってる状況って事がわかります。しかも、上司。
結局、この時メンバー達から聞いた明るい話題は「売上」だけであって、「環境」は暗い話題のままでした。
◯上司が恵まれてなければ、部下は辞めていく
って話し合いの後に、後輩が僕に言ってきた一言を題目にしました。実際には、
「結果出してる上司・目指したい上司・慕う上司の環境が恵まれた環境じゃなければ、魅力がないですよね…この先も…」
とのことです。正直、環境を変えた僕にとっては気づいてほしいという面もあったのでとても嬉しい言葉でした。
でも、こんな風に思ってる、感じてる販売員が最近、多いのでは?と感じます。
店舗撤退や縮小、ブランド終息から生まれる販売員のブランド異動、役職降格=人員配置の見直し。当然、縮小すれば人員は余る訳ですし、役職ポジション程、席数は少ないので「左遷」みたいな扱いになる方も少なくないはず。そして、この流れだといくら数値成果を出し評価は良くても、部下から目標にされ慕われてたとしても、みなさんの立場から見た「上司」の環境が恵まれてなければ、それは部下にも感染し目標を見失う。そして、不安・不満に変わり退職…まさに「負の連鎖」ってやつです。
◯どんな立場であろうが結局はあなた次第ということ
自身も実際、1年前にブランド終息した以降、会社に対して違和感を感じた1人です。それは、目標にしてた上司・切磋琢磨した同僚達との離別など刺激になっていたコトが一気に無くなったからです。以降、会社で目指したいポジションや会社への思いもなくなったので、違う環境で活躍したいという気持ちへと変化しました。
少し話がそれましたが、多くの企業は人員の悪循環になっているのは事実。今回の記事については企業や会社単位で改善していかないといけない内容で、販売員がどうかできる話ではないのでとても難しい話です。
しかし、こういった状況を一方的に会社へ責任を押し付ける、会社のせいにするのは違うと考えます。もちろん、経営上の事で現場の販売員の力は知れてます。でも、あなた方が不安・不満があるのに関わらず行動に移さないのもどうかと思います。四元さんのお言葉をお借りしますが、
「嫌なら環境変えたらいいやん。その時間がもったいない。」
まさにその通り。そこに自分の幸せがない、求めてるモノ・コトがないなら進むべき道を自分で変えたらいいんです。自分の「周りが」ではなく、自分「自身が」の視点を持つことで考え方や環境は変わるんじゃないでしょうか?
周りに合わせる必要はない。我慢する必要もない。今のその場に「自分」の希望がないならその場で無理に作ろうとせず、視野を広げるべき。
少なからず、あなた方には「経験」や「スキル」という武器がありますからね。
後はどう使うか? どう活かすか?
次第です。