こんにちは。TopSeller.Style店舗マネジメント担当の金田です。
「なるほど…。決してまとまりがなくても売上はとれるし、店舗としても上手く機能できるんやな」
と冒頭からいきなり感想となりましたが、現在自身は販売トレーナー役割として数店舗に出向いているのですが、在籍するスタッフから店舗全体を見渡した時に感じた感想であります。
というのも、スタッフ達全員がそれなりに販売経験も長く、僕自身含め転職組みとして集まった集合体であるので各々の「持つ販売スキル・発揮する販売スキル」は経験上から当然レベルは高いわけであり、また各々が与えられてる立場や役割においても前と同様に当然責任感も強くそれぞれが全うできるレベルなわけであります。
しかし反対に経験者が多いことから、冒頭でお伝えした「まとまりが一切ない!」んですよね。もっとわかりやすく言えば、「みんな仲良くない!」といったところですかね。
僕自身も経験ありますが、ラグジュアリー系ブランドも転職した販売員の集合体が多いので上記のような「それぞれ環境」が多いような気がします(笑)
ただね、こんな「それぞれ環境」であってもしっかりと店舗として売上成果を残せるんですよね。ということは「機能している」ということですからね。
では、その中身を探っていきましょう!
まとまりがなくっても「目的や目標」が皆んなブレてないならそれで良い!!
まぁ結局はそういうことです。
皆それぞれ培った経験や年齢などから当然プライドも高くなっており、自然と「人の好き嫌い」や「合う合わない」なども然り自分自身の中で区別しますから「チーム」としてまとまりにくいのは生じてくることだと思います。
でも反対に培った経験があるからこそ、個人個人が考える「目的や目標到達への意識」は高く、個人個人が行動に移せるスキル、成果に残せるスキルを兼ね添えてるわけでありますから、前述した「店舗としてまとまりがない!」表面上であっても本筋の所は皆んなブレることなく「まとまっている!」ということから売上成果に繋がっている「事実」なんでしょうから。
ということを基に僕が今回お伝えしたいのは、
(相手を)否定する事の前にまずは受け入れることから。そして、認めること。
はい!ここからは「育成」や「人間関係」に置き換えます。
これまで僕自身、過去記事を通して都度、
「(相手)の”短所”も”長所”も理解する」
「(相手)の”長所”も”短所”も活かせる機会(環境)をつくる!」
とお伝えしてきました。(参考までに過去記事です↓)
本質も今までと変わらないのですが、前項でもお伝えした転職が更に活発してきている昨今の販売業界ですから「経験者」とう方が入社される事も今後も増えてくるのではないかと。そこで店舗や1スタッフとして難しくなってくるのが、
・自分よりキャリア(経験)が長い
・自分より年齢、キャリアともに上
・前職が役職者
等の方が入社されてきた時ですよね。年齢もキャリアも自分より圧倒的に違えば簡単に受け入れられるでしょうが、近い場合は自然と「ライバル心」みたいなものが当然生まれてきますよね。
ここで気をつけたいのが、「ライバル心」を持ち自分との切磋琢磨できる相手として考えるならば成長に繋がっていきますから良いことです。
しかし、「ライバル心」を超えて相手のあげ足をとるような「否定することばかり」になってはいけないと言うこと。こういうタイプの人は自分自身も周りから否定されたり非難されてますからね。
ということで、何が言いたいかまとめると
・自分自身の成長、もしくは店舗売上繁栄に向けた都合の良いように(相手を)考える・捉える事
要するに、これらはまず「受け入れる事」、そして「認める事」が大切であります。姿勢の部分なので成果としては見えにくいですが、都合良く相手の事を「受け入れた事」、「認めた事」は後に必ず自分自身の成長、店舗売上繁栄に繋がっていきます。
「仲良くしてまとまって下さい!」
という事ではなくて、ただただ
(相手の)経験やスキルを認められる自分であってほしいと思うのです。
僕自身がそれなりの年数、それなりの場数で経験してきて感じた事を今回は書かせていただきました。
内容によっては同調してくれる方、同調できない方もおられるでしょうがその辺りは悪しからず(笑)
ではまた来週〜。