こんにちは!モリオカです!
前回の記事はこちら↓
「色彩心理」を知ることでも、パーソナルカラーの知識が無くても「似合う色提案」は出来ます。
という内容を前回の記事にて解説致しました。
パーソナルカラーはボディカラーをより良くキレイに見せられる色。
色彩心理がマッチするカラーは、顔のイメージにマッチして「似合う」と感じる事が出来る。
カラーの勉強したいけど・・とお悩みの方は、是非まずはこの色彩心理について頭に入れてみてくださいね。
今回は、そんなカラーの内容ではなく、「シューズのボリューム」について言及をしてみたいと思います。
コーディネートって
アウターがあって、トップスがあって、ボトムスがあって、シューズがあって、小物がある。
お客様も自分で見て見栄えが分かりやすいトップスなどに対しての意識ってすごく強いんですが、特にメンズはシューズへの意識が低い事が結構多い。
特に胴長短足と言われやすい日本人の体型は、シューズの似合わせ1つでスタイルが良くも悪くも、見栄えが見違えます。
トップスとボトムスに意識が傾く事で置き去りにされやすいシューズというアイテムですが、僕は「スタイリングの要は足元にある」そう考えます。
では、シューズのボリュームはどう似合わせていくのか?
解説を進めていきますね。
骨格タイプを分かりやすく分解する
まず、人の持つ体型というのは、大きく3つにカテゴライズ出来ます。
これは骨格診断という理論で解説をされていまして
・ストレートタイプ
・ウェーブタイプ
・ナチュラルタイプ
この3つに分かれていきます。
よく分からない横文字が出てきましたね。
これをどんな特徴があるタイプなのかを説明すると
ストレートタイプ→身体に厚みがあり、重みを感じるボディバランス
ウェーブタイプ→身体薄く華奢めで、小柄なボディバランス
ナチュラルタイプ→肩などのフレームが大きいが、線の細長いタイプ。横幅はあるが厚みはない。
これは3つそれぞれに応じたバランスが良く見えるシューズのバランスがあります。
それぞれ解説をしていきますね。
身体に厚みがありボリュームのある方が似合うシューズ
図解の為に、イラストを簡略化しております。
身体に厚みがありボリュームのある方は、シューズを程良くのボリューム感に持っていく事。
スニーカーでボリューム感を例える時に
コンパクト→VANSのスリッポン
程良くのボリューム→Adidasのスタンスミス
ボリューミー→NEW BALANCE
この3つで良く例えますが、程良くのボリュームのスタンスミスがバランスが良いですね。
軽すぎるとボディのボリューム感に対してのバランスが合わなくなるので、程良く重みを出す事でスタイルバランスを良く見せる。
但し、パンツに太さのあるモノを合わせる場合は調整としてシューズをやや軽めに合わせます。
華奢で小柄な方が似合うシューズ
では真ん中の、華奢で小柄な方は?というと、コンパクトなシューズがバランスが良い。
VANSのスリッポン辺りの、底も厚みのあまりない、コンパクトなモノを合わせる事で、体型の小ささとシューズボリュームがマッチしていきます。
シューズに重みが出ていきますと、体型とのバランスが調和しづらくなります。
身長を盛る為というのはあっても厚底などのシューズは注意が必要ですね
僕の場合もこのタイプなので、ボリューム控えめなコンバースのオールスターを愛用しています。
線の細長いフレームの大きい方が似合うシューズ
では右側の、フレームの大きいが細い方は?というと、少し重さのあるシューズがバランスよく見えます。
スタンスミス〜NEW BALANCEぐらいの程良く重さを出す事で、身体のフレームの大きさにマッチしていくので、とてもバランスが良く見えます。
コンパクト目なシューズのローファーなどを合わせる場合も、出来ればパンツにやや太さを出したりなどで、下にボリュームをどこか持たせてあげる事でバランスをより良く見せる事が出来ますね。
トレンドのダッドシューズなどが似合いやすいのも、この体型の方であります。
まとめ
・シューズのボリュームを適正に合わせていく事で、スタイリングの完成度が見違える
・ボディに厚みのある方は、程良くのボリュームのシューズ(スタンスミス等)がマッチする
・ボディが華奢で小柄な方は、コンパクトなシューズ(VANSスリッポン等)がマッチする
・ボディのフレームが大きいが線の細長い方は、ボリュームのあるシューズ(NEW BALANCE等)がマッチする
いかがでしょうか?
スタイリングの要とも言えるシューズ。
フィッティングに置いてあるシューズだけで対応していませんか?
これがお客様にマッチするか否かで、試着いただいたパンツの見え方やバランスの良さなども大きく変わってきます。
是非ご参考に、日々の接客やスタイリングにお役立ていただけますと幸いです!
それではまた次週!