皆さんこんにちは!
TopSeller..Style女子力向上担当のCANAです。
ここ数カ月で身の回りで立て続けに妊娠したとの報告を受け自分のことのように嬉しく思っています。
また、販売員が集まるグループLINEでも『女性の出産・結婚に伴うキャリアについて』の悩みが投稿されたりと、女性だったら早かれ遅かれ一度は真剣に考えるテーマですよね。
今日はそのことについてちょっと考えてみたいと思います。
結婚だけだと大きな影響はないが妊娠・出産となるとキャリアに大きく響いてくる。
私は販売員の前に数年間CAとして働いていました。
航空会社によってルールは変わるかもしれませんが、基本的にCAは妊娠が判明した時点で乗務停止となります。
母体を守るためですね。
離陸と降下の気圧の変動は機内に持ち込んだペットボトルを見れば一目瞭然で決して良い環境とは言えないのは皆さま周知の事実かと思います。
なので昨日まで一緒に飛んでいた仲間が突然出勤しなくなりちゃんと最後の挨拶が出来なかったなぁということもよくあることでした。当時の私の身の回りでは産休に入ったと同時に退職する人も半数近くいてせっかくCAの夢を掴んだのにもったいないなぁと思ったことを覚えています。産休に入ったとしてもまたフライトに戻ってくる人は2~3割程でした。
そして、販売員になって多くのスタッフとの出会いと別れがありましたが、退職していった偉大な先輩方はほとんどが出産を機に辞められていきました。子供を産み、育てるということは人生プランが180度ひっくり返るくらい女性の人生そのものを変えてしまいます。どんな職業であれそれは一緒だと感じています。
そして思うことは、家族のサポートが身近にある人の方が産後の復帰率は高いということ。
それぞれの両親が遠方に住んでいる場合は、女性の方が仕事を辞めてそのまま家庭に入ることが多いです。
周囲の家族のサポートの有無については、自分たちではどうすることもできない部分だと思いますが、一番私が見てきて可哀そうだと思ったのが才能に溢れる女性が産休に入った後に残念ながら戻る場所がなく退職に至ったこと。
役職が上になればなるほど店舗に在職できる人数は決められているため同じ役職で戻ることは難しくなります。
こういうパターンでやむを得ず辞められいく人はきっととても多いのではないかと思うのです。
ただでさえ有能な人材を集めることが難しいとされている今。
ブランド店においてはヘッドハンティングで引き抜きをするくらい人が足りていません。
そういう状況にも関わらずこうして優秀な人が本人の意思とは反対に辞めざるを得なくなる現状・・・。
もうこれ以上素晴らしい方々が会社の都合で退職に追いやられていくのは見たくありません。とても悲しいです。
そろそろ本部の方々はこの状況を真剣に見つめて改善していく策を取らねばいけないのではないでしょうか。
スタッフをいち駒と考えてはいないとは思いますが、そろそろ古いルールの見直しをされることを心から祈っています。
最後に・・・。
いつもヨツモトさんが声を大にして仰っていますが、わたしたち販売員は自分達がもっているスキルを可視化してどんどんアウトプットしたほうがお得です。
自分の第二の人生を自分で切り開く力を身に付けましょう!
ちなみに私自身もこの「可視化すること」がきっかけで今このトプセラ記事を書かせていただいています。
この先一生販売員として働く働かないは別として、自身のスキルを棚卸しすることはあなたの人生をさらに魅力的にすることは間違いありませんから。
それでは今日はここまで!
この記事があなたの今後の人生を考える小さなきっかけになりますように。
You can do everything you want!