ブランドの栄枯盛衰

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このトップセラーには若い販売員さんの読者が多いでしょう。

主宰の四元さんですら、当方よりも8つくらい年下です。

 

今、お若い皆さんが持たれている今のイメージと、昔は全然違っていたという事柄をいくつか紹介して今回はお茶を濁したいと思います。

お前の金曜日はいつもお茶を濁してきたじゃないか!というツッコミは無視します。(笑)

 

小噺1

タカキューというメンズショップをご存知でしょうか。

名前を知らないという若い人もおられるかと思いますが、未だに全国に300店くらいありますから、入ったことはないけど見たことはあるなんて人も多いのではないかと思います。

今ではイオンモールなどのショッピングセンターに出店していることが多く、低価格のメンズカジュアル(一部スーツっぽい商品も含む)店だと認識されていると思います。

しかし、40年くらい前は超イケてるショップだったのです。

ちょうど今でいえばユナイテッドアローズとかそんな感じではなかったかと思います。

もちろん、当方はまだ49歳ですから、40年前の人気ぶりを直接見たわけではありません。当方よりも10歳以上年長の世代は、若いときにその人気ぶりを目の当たりにしています。

年長者からの回想を聞くと、ブランドの栄枯盛衰を思わずにはいられません。

 

小噺2

ビッグジョンというジーンズブランドがあります。ブラッパーズというレディースブランドもこのビッグジョンがやっています。

50歳以上の世代からすると「ビッグジョン」は懐かしいジーンズブランドというイメージがあります。

40歳以下だと「何それ?」という感じではないかと思います。

ブラッパーズの主力顧客層も30代半ば以上です。

 

現在、デニム生地とジーンズに関しては「国産品」がそれなりのブランドステイタスを獲得しています。

海外ブランドでも国産デニム生地を使っている例が珍しくないほどに評価されています。

国内のジーンズ専業メーカーも規模の大小を度外視すれば数多くあります。

 

しかし、現存する国内最古のブランドは「ビッグジョン」なのです。お若い人にはなじみのないブランドですが、ブランド開始から50年以上が経過している老舗ブランドなのです。

今では国内最大手のジーンズメーカーとしてエドウインが存在しますが、エドウインのブランドがスタートしたのはビッグジョンよりもはるかに後年なのです。

ビッグジョンは創業家が経営から退いて経営権が変わりましたが、今でもブランドは続いています。

 

過去の事象を知っておくことはすごく得ではありませんが、損をすることは絶対にありませんので、また折りに触れて(ネタがなくなったときに)小噺を書いてみたいと思います。

 

 

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南 充浩
About 南 充浩 164 Articles
1970年生まれ。大学卒業後、量販店系衣料品販売チェーン店に入社、97年に繊維業界新聞記者となる。2003年退職後、Tシャツアパレルメーカーの広報、雑誌編集、大型展示会主催会社の営業、ファッション専門学校の広報を経て独立。現在、フリーランスの繊維業界ライター、広報アドバイザーなどを務める。 2010年秋から開始した「繊維業界ブログ」は現在、月間15万PVを集めるまでに読者数が増えた。2010年12月から産地生地販売会「テキスタイル・マルシェ」主催事務局。 日経ビジネスオンライン、東洋経済別冊、週刊エコノミスト、WWD、Senken-h(繊研新聞アッシュ)、モノ批評雑誌月刊monoqlo、などに寄稿 【オフィシヤルブログ( http://minamimitsuhiro.info/ )】

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