一次流通をジャマしない、サステナブルな二次流通のススメ:解決編

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こんにちは!世は10月、あんなに暑かった夏も過ぎ、すっかり秋、むしろ冬??という気温ですね。
サステナビリティ担当の Jasmine(@JasK_Official) です。

今月より毎月9日12時公開となりました。お付き合いよろしくお願い致します!

コロナが一見落ち着いてきたように見える今日このごろ、MODALAVAでも、nuwaste での販売やイベントを徐々に始めています。
また、これを機に、オンラインの子供服シェアリングサービスを開始したりと、アフターコロナの世界を見据えて、今出来ることをやっています。

(私の投稿不手際でいくつか記事が未公開となっていたので、こちら公開してゆきます…!ちょっと間が開いてしまいましたが、問題提起編からの課題解決編です!)

前回の内容はこちらで復習してくださいね♪

https://topseller.style/archives/17439

 

問題の復習

・環境負荷の問題

・破棄在庫が格安販売へ流れていく問題

・再販価格がブランドへ及ぼす影響

この3つは主に「作りすぎ」に起因するものです。では、「作りすぎ」ることを止めることが解決なのでしょうか?

作りすぎ問題はプレイヤーが多く、単体での解決が難しい領域です。どこかを最適化すればどこかが立ち行かなくなります。社会課題を単体で解決することはもはや不可能なように、「課題があることを認識した上で、現状と未来に最適な新モデルを作る」ことの方が早いように思えます。

私の提案する、サステナブルな二次流通では、

  • 二次流通/ 再販商品をプロダクトミックスに加えた商品計画
  • セール前提の仕入れ・生産不要
  • セール自体も不要
  • ファンとの長期的な関係性構築が可能
  • マーケもワンストップ

と、新品を売る企業にとっていいことづくめなのです。

二次流通のニューディール(なめらかな二次流通)

下記の図は、私の経営するMODALAVAという会社で提案しているRecommerce Distributionのモデルです。

(少し専門的な内容になるため、わかりづらい!という方は次のセクション「なめらかな二次流通の具体例」から読んでみてください。)

円の右側の黒字部分は、今までの商品流通プロセスを示し、上から

  • 調査・企画
  • 製造
  • マーケ/ PR
  • 販売

のフローを描きます。「なめらかな二次流通」では、それに対応して、円の左側紫字部分の上から、

  • 顧客フィードバック
  • 買取
  • UGC
  • 再販

を同時に企画することになります。

これにより、画像左側白地部分、「二次流通価格のブランドコントロール」「生産せずに商品供給」「顧客と近い距離での絆」等のメリットが得られます。

 

なめらかな二次流通の具体例

顧客やスタッフから買取するメリット

店頭やオンラインで既存顧客やスタッフから、公式買取価格で古い商品を買い取ります。公式価格は定価より高くても低くても良いと思いますが、CtoCでの価格より高くなるように設定すれば意図しない二次流通の値崩れを防ぐことは出来るでしょう。また、顧客やスタッフも「いつでも買い取ってもらえる」という安心感から、ブランドへの信頼感があがり、接点が増えます。買取による商品補充と共に、マーケティングの役目も果たします。

買取商品には「情報」がついてくる

商品を買い取る際に、ユーザーのインサイトや着用画像などのUGCも一緒に買い取ります。一度手放したものを、マーケ会社に頼んで回収するよりはるかに効率的です。あなたのブランドにはどんな顧客がいて、どんな商品をどう着こなしたのかは、ブランドだけでなく他の顧客が知りたいことでもあります。お洋服を買取できるうえに情報がついてくる仕組みです。

セールをしない理由ができる

公認買取が出来るようになれば、商品の状態等によっては新品よりもかなり価格を抑えて店頭販売することが可能です。新しく企画製造した商品を数か月でセールにしてしまう理由はもうありません。安いものは中古、高いものは新品、もっと高いものはアーカイブ。これ以上、顧客にとってわかりやすい値付け理由があるでしょうか?数週間前に正価で買った商品が今日は半額になっているなんて落胆のさせ方はもうなくなります。

メリットしかない二次流通

今までの「二次流通」では、価値がありそうなものを経年劣化分差し引いた価格で販売するということがメインで行われてきました。でも、移り変わりが速い現代では、何よりも「顧客を捕まえておくこと」にお金がかかります。二次流通は、一度人の手に渡っているからこそ、情報を連れて帰ってきてくれる商品の宝庫なのです。

そして、この仕組みを使って過剰な生産を緩やかに抑えることができれば、それは「サステナブル商材」を大量生産して販売することよりも、ずっとサステナブルなのではないかと私は思います。

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桂茉利子
About 桂茉利子 4 Articles
海外留学を経て、ITコンサルティング会社に就職。2017年にファッションと「ヒト」と「仕事」との関係を変えるスタートアップMODALAVA株式会社を設立。リユースをメインとしたプラットフォームの構築を目指し活動中。

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