「時給」を上げる意識、ありますか?

皆さまこんにちは!
アパレルキャリア論担当のマリです。
館も休業が相次ぎご自宅での時間を過ごされている方も多いと思います。
外資系ラグジュアリーブランドの友人の話では、休業中は休業中で会社からの課題で何だかんだ忙しい日々を送っている、とも聞きますが、いかがお過ごしでしょうか?
今回は年収にまつわる考え方を吉田さんと対談しました!

以下、対談内容

マリ:今日は年収についてお話できればと思います!

吉田:はーい!年収について、と言うと?

マリ:自分の年収に対して理解出来ていない方って、結構いるなーと。

吉田:はいはい。

マリ:年収の内訳や考え方を知らないと、損する可能性もあるので、理解しておくことは重要だと思っていて。

吉田:損をする可能性っていうと?

マリ:年収の基本として、基本給=個人のスキルに対しての報酬じゃないですか。
基本給が500万の方と、基本給400万+残業代など諸々の手当込みで500万という方では、年収は同じでも市場での評価は変わってきますよね。
残業代などの手当は個人のスキルに対しての報酬ではないので、この点をまず頭に入れていただきたいなと思います。

吉田:要は、大事なのは「時給を上げる」ってことだよね。

マリ:正にその通りです。例えば、他業界でも広告代理店とかって年収は良いんだけど、内訳を聞くと残業代がものすごく付いている、みたいな。収入は上がっているんだけど、時給換算すると自分自身のベースとなる給料が上がっていない人って意外といるんですよね。

吉田:販売職でも残業代で給与が全然違ってくる会社、多いもんね。最近は残業をしないさせない、という企業も増えてきているし。

マリ:収入が上がった!と喜ぶ前に、それが残業代など個人のスキルに基づかない対価である場合は、それは時給が上がったのではないと、冷静に捉える必要がありますね。

吉田:確かに、自分の時給を知っている人って多くないかもね。これを読んでいる人も、今時給いくらですか?って聞かれて、パッと答えられる人って多分ほとんどいないと思うな。
自分も時給を意識し始めたのは20代後半だったけど、時給を意識するといろんなことが変わるよね。

マリ:そうですよね!その時間、時給に見合った働きが出来ているかという意識も、時給換算で考え始めるとより強く思うようになりました。

吉田:ちょっとイヤな話かもしれないけど、例えば飲み会に参加するとかも。自分の時給を考えて、それでもなお参加する価値のある飲み会なのか?とかは、前よりも考えるようになったよね。

マリ:そうですね。
今の会社で残業をして収入を上げるよりも、副業が認められる会社が増えるにつれ、その時間を副業に充てて稼いでいく、というのが出来るようになる時代も近いのかなと思っています。

吉田:そうだね。長い時間働いて収入を上げるよりも、スキルを高めて時給を上げて、結果収入を上げることが出来ると良いよね。

マリ:整理すると、年収を上げたいと考える場合には時給を上げることが大事です。
その為に「自分のスキルに対しての対価=時給」を意識していただければと思います!

いかがでしたでしょうか?
少しでも何かのヒントになっていれば嬉しいです。

それではまた次回!

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

鶴戸茉利
About 鶴戸茉利 28 Articles
宮城県仙台市出身。 新卒で外資系イタリアブランドに入社。販売員として複数店舗で勤務しトップセールスとなる。 その後ファッション業界専門の人材紹介会社で主に外資系ラグジュアリーブランドのヘッドハンターとして転職支援を行う。 現在は株式会社ALL IS NEWの執行役員として、人材部門の責任者を務めている。 その他、文化服装学院の講師業、コミュニティスナック「BANQUET CIRCUS」のママ等、幅広く活動中。