アフターコロナのエシカルファッションとは?

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こんにちは!5月はじめの月曜日。
サステナビリティ担当の Jasmine(@JasK_Official) です。

コロナの影響もあり、先月から世の中は一変してしまいましたね、、、
と書いた先月頭ですが、「捨てないファッションの聖地」nuwaste は営業自粛中でドアクローズ、コミュニティスペースも全クローズ状態です。
幸い、おこもり断捨離需要に応えるオンラインの子供服シェアリングサービス「コドめぐ」がご好評を頂いており、オンラインとオフラインのバランスが今後はより重要視されるのだろうなぁ、と、ひしひしと実感しています。

 

ファッションレボリューションを知っていますか?

さて、4月は「ファッションレボリューション」というサステナファッションとは切っても切れない大きなイベントウィークのある月です。

今から7年前の2013年4月24日、バングラデシュのラナプラザという商業ビルが崩壊し、ビルに入居していた縫製工場の従業員を含む1000人以上の方が命を落とすという凄惨な事故がありました。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%83%E3%82%AB%E8%BF%91%E9%83%8A%E3%83%93%E3%83%AB%E5%B4%A9%E8%90%BD%E4%BA%8B%E6%95%85

事故で浮き彫りになったのは、生産現場の劣悪な労働環境。日本や欧米で世界展開するファストファッションを中心に、服を作る人たちの人権を無視した生産工程が大きく問題視されるキッカケとなりました。

その翌年、2014年から世界各地で「ファッションレボリューション」というエシカルファッションのイベントが同時多発的に開催されています。インスタの #whomademyclothes もその一環です。今年はコロナの影響でオンライン開催もままならず、SNS中心の活動でしたが、今年も私たちに巡ってくるお洋服がどのように作られているのかを改めて知るよい機会となりました!

(MODALAVAのスピンオフSocial Good Nativesも今月は「ファッションのソーシャルグッド」について毎日新聞さんへ数記事寄稿させていただきました。)

 

 

ファストファッションと「ザ・トゥルー・コスト」

「エシカル」「ファストファッション」といえば、「ザ・トゥルー・コスト」という映画をご覧になった方も多いのではないでしょうか?

https://g.co/kgs/Zgy4nE

ざっくり「ファストファッションが安いのは、途上国の人の健康被害や環境破壊といったコストがピンハネされている」という内容の映画です。ショッキングな映像が多々あり、こちらの映画も話題になりました。ファストファッション=環境破壊、という方程式を定着させた映画と言って良いと思います。

2020年5月、現在のトゥルー・コストは?

この映画は、5年前の2015年に公開されたものですが、光の速さで進化するファッション業界の現在地は5年前と同じでしょうか?

2020年の「世界エシカル企業認定(World’s Most Ethical Companies)」へ認定された132社のうち、アパレル企業は2社。1社はなんとファストファッションの代名詞とも言えるH&Mです。

また、入荷情報などで目にすることも多い、コロナの影響による大量返品キャンセル問題へ、ZARAを擁するinditexは「加担していない」と表明しています(ほとんどの企業は質問に返答していません)。

ファストフードのようにお手軽で安く流行がすぐ手に入る「ファスト」ではなく、本来あるべき姿で流行を「速く」キャッチするための「ファストファッション」へ業界自体が進化したのではないでしょうか。H&Mは「速さ」のために積極的にIT導入をし、世界中のデザイナーがデジタル上でデザイン、バーチャルサンプル作成を行い、今までのサンプル作成にかかるもろもろのコストの大幅削減にも成功しています。

2020年現在の真のトゥルー・コストの敵、それは「ファストファッション」ではなく、「変われないこと・変わろうとしないこと」なのではないでしょうか。

ファッションは自己表現:嗜好からスタンスの表明へ

ファッションが好き!その情熱はファッションが支えてくれる自己表現や自己実現、理想の自分を演出してくれる高揚感などからもたらされるものだと思います。コロナの大きな不安感をみんなが経験した、その先のファッションはどうなるのか。私は「つながりや安心感」の表現になっていくのではないかと思います。

街に出てファッション観察をすることはできませんが、 SNSやオンラインでのミーティングから垣間見られるファッションの変化として、活動をサポートしたい人から「応援購入」をする、「購入したことが自分のスタンスの表明となる」「スタンスをまとうことでつながる」という欲求が高まっているように感じています。

個人として、「この活動をサポートしたい!」という想いを、ファッションアイテムで表現し「つながる」ツールになる時代が来るのではないでしょうか?お洋服のお気に入りポイントにデザイナーへの憧れや共感と同列に、そのブランドが作り出していく「未来への参加表明」がキーワードとして追加されるのではないかと思います。

不安の大きな時期ではありますが、ファッションを通してみんなで未来を作れますように。

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桂茉利子
About 桂茉利子 5 Articles
海外留学を経て、ITコンサルティング会社に就職。2017年にファッションと「ヒト」と「仕事」との関係を変えるスタートアップMODALAVA株式会社を設立。リユースをメインとしたプラットフォームの構築を目指し活動中。

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