こんにちは、美容部員をしていますひなです。
先週は化粧品販売の都心店でメインとして求められる接客についてご覧いただきましたので、今回は郊外店で求められる接客について書いていきます。
また郊外店の中でも
・ショッピングモール内のある程度新規のお客様が見込める店舗
・路面の新規客よりは顧客様がメインターゲットになる店舗
に分かれます。
郊外店(ショッピングモール)
・その店舗やショッピングモールに来るのが今日の目的の方が多い
・接客を受けたいモチベーションの方が多い
もちろんある程度のスピード感は大切ですが、
都市部的な「必要な情報を最低限で最短時間の接客」はここでは冷たいという印象に受け取られてしまう場合もあります。
今は難しいですが、目的の商品以外でもご紹介からメイクタッチやスキンケア体験が押し売りと受け取られず喜んでいただきやすい場所でもあります。
ある程度事前準備に時間もとれるので、ショッパーにチラシを入れたり商品の使い方のメモを作ってサンプルに貼ってお渡ししたり手配りしたりもできますね。
深く丁寧なカウンセリングに時間を取る余裕が、お客様にも店舗としてもあることが多いです。
郊外(路面店)
顧客様との関係性がとても大切になる店舗です。
信頼=ご購入単価とすれば、単価は最も高くなるのではないでしょうか。
私の入店させていただいたお店様では、1度のお買い物が30万円(年4回購入)のお客様もいらっしゃいました。
人と人と30年来のお客様もいらっしゃいます。人生のパートナー的な立ち位置で関係性を築いているお店様が多いです。
プライベートなお話をするからこそ台帳の書き込み、名前を覚えることがとても大切になります。
都心店のような肌悩みベースのメモに加えて、お子様何歳・水曜日はジムでこの近くによく来る・ご職業などなど
毎日の一連の生活の中でルーティン化してるものってあるけど10分少々の毎日続けられるものってなかなかないですよね。
それを提案して毎日忙しい中でしていただきたいと言うなら生活の把握が不可欠です。
○○さんの場合なら〜 があるからこそ通っていただけます。
接客の仕方としてお悩み解決型と未来提示型がありますが、路面店では未来提示型の接客が早い段階で必要になります。
他店舗の場合は「あれば素晴らしい」というものですが、路面店では「私を理解してくれている」という認識がとても大切だからです。
これが、利便性やポイントカード等の点で不利になる路面店の武器です。
新しい提案をしてくれる、私を導いてくれる、安心して任せて良い の感覚が店を安定させます。
「私のデリケートな肌状態はここに任せていいわ」と思っていただけることが大切です。
まとめ
一口に「理想的な接客」と言っても、その場その場で求められるものは変わります。
もちろんお客様お一人お一人違いますが、傾向として店舗ごとの違いは理解しておいて損はないはずです。
最後までご覧いたただきありがとうございました!