ファッション業界を志す就活生のQ&A

皆さまこんにちは!
アパレルキャリア論担当のマリです。

先日、文化服装学院の授業にゲストとしてお邪魔してきました。
ファッション業界に携わる皆さんは、もちろんご存知の学校だと思います。
校内には思い思いにファッションを楽しんでいたりドレスコードに合わせ着飾る学生さんで溢れていて、ネガティブなニュースも多い昨今のファッション業界ですが、やはりファッションは夢があっていいな、と改めて感じました。

今日は就活中の学生さんから質問に挙がった項目から厳選して3つピックアップしました。
トプセラ読者の皆さまの中には、新卒採用に携わっている店長や販売員の方もいらっしゃると思います。
学生さんがどんなことに悩み業界についてどのように考えているのか、思考を理解する参考までに、是非お読みくださいませ!

面接ってどんな服装で臨めばいいの?

よくある就活ノウハウ本はファッション業界ではあまり参考にならないものも多いですよね。
特に服装については、そのノウハウ通りスーツで後れ毛一つ出さずにかっちりしたスタイルでは、ブランドによってはその時点でマイナスイメージになってしまうことも。。。
この答えはズバリ、店頭に詰まっています!
受ける企業の店頭に行き、販売員さんのスタイリングを真似することが一番です。
同じような雰囲気、スタイリングは面接官にもあなたが店頭に立っているイメージを沸かせることができます。
せっかくであれば服装も味方につけて自信を持って面接に臨みたいですよね。
詳しくは過去のこちらから。

志望企業がコロナ影響で軒並み採用中止。。。どうしたらいいの?

ファッション業界でも既に新卒採用をストップし始めた企業も出てきています。
どうしてもここに入りたい!と意気込んでいた学生さんにとっては辛いニュースですし、中には就職浪人をした方が良いのでしょうか?との質問もありました。
答えは「No」です。
果たして就職浪人をして近い将来志望する企業で採用が再開するかは誰にも分かりません。
また、就職のために期間を空けてしまうということは転職と同様、空いていた期間何をしていたのか?と厳しい目で見られることも少なくありません。
だからと言って、全く興味関心の持てない企業へ闇雲にエントリーすることは避けましょう。
まずは志望企業がどんな企業なのか?どんな販売スタイルなのか?競合他社はどこなのか?を調べましょう。
そして一番ベストなのは競合他社に入社をすることです。
販売職であれば、志望ブランドの店舗の隣近所にあるブランドは比較的価格帯も近く、競合他社であることもしばしば。
志望するブランドの接客スキルが顧客育成型なのであれば、ファストファッションなど接客が少ないブランドではなく、顧客育成を重視しているブランドで経験を積んでおくと良いでしょう。
また、新卒で入社するには狭き門の難関企業も、経験を積んでから中途採用でチャレンジする方が可能性の高い企業だってあります。
1社目で人生の全てが決まる訳ではありません。
また、本命ではなく経験値を積むためにと入った企業で、とてもフィットして活躍をされる方々も多くいらっしゃいます。
悲観的になり過ぎず、そのタイミングが来るまでチャンスを待ちつつ、チャンスが来た時に掴めるだけの努力を置かれている環境でしておきましょう。

ECが重要視されるこれからの時代における販売員の価値とは?

思わず、非常に良い質問だなと感心してしまいました。
ファッション業界では大半が店頭での販売からキャリアをスタートしますが、特にECでの購入が当たり前の世代の学生さんにとっては、ファッションは好きでも店頭で販売員と接する機会は少なく、販売職へのイメージも昔と違って憧れの職業、でないことは確かです。
では、販売という職業がすぐに無くなるのか?と言えばそれはNoです。
確かに EC比率を高めようとあらゆるアパレル企業が取り組みを進めていますが、業界内で成功していると言われる企業のECスタッフも大半が元々は販売職、その販売の経験を活かし活躍されています。
店頭でのリアルなカスタマーの声やブランドについての理解など、販売職の経験があるからこそECでも活躍できると聞いたこともあります。
また、高額商材になればなるほど、ECでの購入ハードルは上がります。
数百万の商品を、ポチッとECで購入する方はまだまだ少数です。
宝飾や時計などは、普段から信頼関係が構築されている販売員さんからのお勧めや紹介があって購入に至るケースがほとんどです。
店舗の形態や販売手法が変わっても、時代に柔軟に合わせながら活躍し続ける販売員は勝ち残るはず。
ただし、人生100年時代にはプラスアルファのスキルを身につけながら、出来ること、活躍出来るフィールドを広げていくことも必要です。
価値ある販売員でいるために、販売員としてのスキルアップ×出来ることを増やしていく。
その材料として、これからも是非トプセラの記事を参考にしていただければと思います!

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鶴戸茉利
About 鶴戸茉利 28 Articles
宮城県仙台市出身。 新卒で外資系イタリアブランドに入社。販売員として複数店舗で勤務しトップセールスとなる。 その後ファッション業界専門の人材紹介会社で主に外資系ラグジュアリーブランドのヘッドハンターとして転職支援を行う。 現在は株式会社ALL IS NEWの執行役員として、人材部門の責任者を務めている。 その他、文化服装学院の講師業、コミュニティスナック「BANQUET CIRCUS」のママ等、幅広く活動中。