スピードを味方に付けてチャンスを掴む

皆さまこんにちは!
アパレルキャリア論担当のマリです。

館のクローズで店舗に立てなかったり、いつもと異なるオペレーションで営業していたりしながらも時間は進み、あっという間に7月後半、と感じている方も多いのではないでしょうか?
誰にでも平等に与えられている時間ですが、コンサルタントとして数多くの方の転職に関わる中で、スピードが勝敗を分けるシーンも同じように沢山見てきました。
今日はスピードを味方に付けてチャンスを掴むためのヒントをお伝えします!

判断軸、持っていますか?

自分は何が得意で、何にやりがいを感じて、どういう環境で一番パフォーマンスを発揮できるのか。また、何は苦手で、出来るだけ避けたいのか。
この辺りをパッと答えられるでしょうか?
いざ転職活動をスタートする時に考え始める人と、既に自分を理解し把握している人とではスタートの時点で差が開きます。
既に強みや貢献できることなどを理解していると、そのスキルを活かせる企業ってどこだろう?その企業はいつ頃募集をしているのか?など、積極的に情報を収集しますよね。
そうするといざ募集が出た時にも、迷わず応募出来ます。
日頃から、得意なこと、できること、叶えたいことを言語化してどんなチャンスを掴みたいのかを明確にしておくこと。
そうすればいざ案件が出た時に、自分の判断軸に従ってスピード感を持って決断出来ます。

書類はアップデートすればいい状態まで作っておく

自己分析をして、受ける受けないを考えていざ応募しよう、そのために書類を準備しなきゃ、と思った時には既に募集がクローズしていた、なんてことも中途採用では非常に多いです。
特に未経験でもOKの案件ともなれば、既にアンテナを張って準備を進めているライバルが大勢いるので、応募が殺到し1日で募集終了となることも。
また、経験のある職種でも募集開始直後と時間が経ってからでは企業の求める人物像や目線も変わります。
募集直後であればご縁があった方でも、目線が上がり要件が変わりつつある1週間後にはチャレンジすら出来ない、というパターンも残念ながら多いです。

せっかくチャレンジしたい案件を見つけたのに、書類の準備に時間が掛かり、トライすら出来なかったなんて勿体無いですよね。
もちろん、受ける企業に合わせて内容は若干修正する必要はありますが、いずれ迎えるチャンスに備えて履歴書や在籍店舗、個人売上など不変なものは埋めておくなど、応募書類はベースだけでも用意しておくこと。
これだけで本当に差がつきます。
書類を作成する=キャリアの棚卸しにも繋がるので、まずは書類を作って自分の得意なことや強みを客観的に振り返ってみるというのもおすすめです。

決断は慎重に、行動は一秒でも早く

普段から自分の出来ることややりたいことを整理し、判断の嗅覚を研ぎ澄ませておくこと。
そしていざそのチャンスが来た時に、一秒でも早くそのチャンスに飛び込むこと。
「決断は慎重に、行動は一秒でも早く」これは私が尊敬する方のお言葉です。
まさにチャンスを掴むために大事なことがこの一文に詰まっていると思います。
是非今日からでもいつか迎えるチャンスに備え始めてみてはいかがでしょうか。
それではまた次回!

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鶴戸茉利
About 鶴戸茉利 28 Articles
宮城県仙台市出身。 新卒で外資系イタリアブランドに入社。販売員として複数店舗で勤務しトップセールスとなる。 その後ファッション業界専門の人材紹介会社で主に外資系ラグジュアリーブランドのヘッドハンターとして転職支援を行う。 現在は株式会社ALL IS NEWの執行役員として、人材部門の責任者を務めている。 その他、文化服装学院の講師業、コミュニティスナック「BANQUET CIRCUS」のママ等、幅広く活動中。