美容部員にはどうすればなれますか?

セミの声が聞こえ出すと夏を感じますよね。
こんにちは、化粧品販売員いわゆる美容部員をしていますひなです。

最近は美容部員の仕事に興味を持っていただく方が増えました。
そこで今回は
「美容部員ってどうすればなれますか?」
「最初は契約社員?」
「売上ノルマってあるの?」
「どんな勉強をしておくと良いでしょうか」
「女の世界で辛いことはありますか?」
といったよくいただく質問にお答えしたいと思います。

今週は
○美容部員になる過程・最初に受けられる研修
○美容部員の雇用形態
○売上ノルマの有無
について書きますね。

続きは次週金曜日に
○事前にしておくと良い勉強
○女性同士の職場特有のこと
についてご紹介します。

美容部員とはそもそも何なのか

俗に言われる美容部員は、化粧品メーカーに所属し百貨店や専門店・ドラックストアなどでスキンケアやメイクのアドバイスを行い化粧品販売をする職業のことを指します。
所属するメーカーによってBC(ビューティカウンセラー・ビューティコンサルタント)・BA(ビューティアドバイザー)という風に呼び方が変わります。
厳密にいえば百貨店のコスメフロア担当者や化粧品専門店スッタフも美容部員ではあるのですが、メーカー所属と販売店所属を分かりやすくするためにメーカー所属の販売員を美容部員と呼ぶところが多いです。

それぞれ雇用形態が異なりますので、今回は化粧品メーカー所属の販売員についてのお話としますね。

美容部員ってどうすればなれますか?

美容部員になるには、化粧品メーカーの採用試験を受ける必要があります。
採用試験は①書類②常識チェックの筆記テスト③面接(2~3回)がメジャーなようです。

ではその採用試験に至るまでの経歴はというと、かなり人それぞれです。
一番多いパターンは美容学校を卒業しての就職。
学校指定の求人が来たりインターンシップ制度を取り入れていたりするため、美容部員になるには一番スムーズな道ではないかと思います。
また、各メーカーの特徴をまとめた資料があったり面接対策など、心強いサポートも受けられるそうです。

では美容学校を卒業していないと難しいかといえばそんなこともありません。

美容関連ではない大学や短大出身者もいます。
私は高校卒業後独学で美容関連の資格(詳しくはどんな勉強?のページで)を取り中途入社で入っていますので特殊なケースではありますが、中途採用の同期には主婦をされていた方もいれば元ウエディングプランナー(何気に多い)や元CA・元巫女など様々な経歴の方がいらっしゃいました。

入社すると、本社での研修を受けられます。
今はコロナの影響でオンライン受講や支店受講が多いようですが、普段は2週間ほど泊まり込みで研修をするブランドが多いです。

研修の内容としては、
商品知識
皮膚知識
メイクの知識や技術
スキンケアやマッサージの技術
社会人・接客のマナー
接客ロールプレイング
が主流です。(ブランドによって異なります)

最初は契約社員?

この質問も非常に多いのですが、答えばずばり「ブランドによる」というところです。

始めから正社員採用のところもあれば、まずは契約社員でそこから正社員採用になるところもあります。
また、美容専門学校卒業者や美容部員経験者を優先して正社員として採用するブランドもあります。

「気になるブランド名、販売員、採用」などで
検索すれば、気になっているブランドはどのような雇用形態をしているのか詳しく出てきますのでご覧下さい。

また働く場所は
百貨店、専門店、ドラッグストアと大きく3つに分かれます。

内定の際に希望をとるメーカーが多いですが、中にはその時々の配属先で丸々変わってしまうブランドも!
それぞれの店舗で取り扱いブランドが違うので、勉強し直す必要があるため大変です。

売上ノルマはある?

私の肌感では
国内ブランド(あえてメーカー名を出しません)の殆どは、個人の売上ノルマは無し。
新規客や肌カウンセリングの回数・メイクのタッチアップの回数が活動成績としてチェックされているところが多いです。

外資ブランドは個人の売上ノルマはあるところも多いです。
自身の接客力を試すために国内ブランドから外資に転職する方もいらっしゃいます。

最後に

ここまでで、何となく美容部員になるまでの過程のイメージとなってからのイメージがつきましたでしょうか?

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ひな
About ひな 43 Articles
いつも何気なく行っている生活習慣に美容の観点から踏み込み、ダイエットに関するあるあるやお役立ちテクニック・おすすめの最新コスメなどのつぶやきを通じて女性の心に寄り添うTwitterアカウントを運営し「女の子みんなが自信をもって生きられる世界」を目指すインフルエンサー。同時に普段は某ブランドの化粧品販売員として訪れるお客様の肌状態や生活習慣・理想とする容姿をカウンセリングし、日夜仕入れる化粧品知識から個々のニーズに寄り添った製品や組み合わせと使用法をプロデュースすることで手の届く範囲から「美容が作る幸福」を目指して邁進中。得意分野は一人一人が持つ顔型やパーソナルカラーの分析で、ステージメイクや絵画技法からもヒントを得た幅広い化粧知識を武器に最適のお化粧習慣を提案する事を目標としている。日本化粧品検定1級 パーソナルカラリスト検定2級 化粧品成分検定1級所得。