皆さんこんにちは!
第1.3火曜日の隔週担当させていただいているCANAです。
今日は接客にセンスは必要か。というテーマです。
皆さんは接客に向いている人はどんな人だと思いますか。
そしてあなたはその答えに当てはまっていると感じますか。
私は事務職上がりでCA→販売職という異例の転職を重ねてきたこともあり、これまで様々な接客業の方々と接してきました。
そしてずばり最初の問いに対して、接客にセンスは「必要」と考えます。
そのセンスとは具体的に言い換えると、「素直である」ということです。これに尽きます。
素直さがセンスなの?と感じるかもしれませんが、これまでの経験上そう言い切れます。
素直な人はお得なのです。逆にこの素直さを持っていないといくら周りがアドバイスしてもお店の足を引っ張るだけで改善に時間を要してしまいます。
また、もう一つ忘れてはならない接客センスがあります。
それはバランス感覚です。いわゆる柔軟さというものですね。
皆さんの店舗でも色んな接客スタイルの人がいると思うのですが、
大きく分けてサービス重要視型(丁寧)と効率重視型(スピード)に分けられます。
CA時代の話になりますが、ドリンクサービスの時はこの両方を求められました。
CAの配置毎に自分の担当区域があるのですが、自身の区域が終わった後にまだ終わっていないCAのヘルプに入るため出来るだけ自分の区域は早く終わらせなければならないのです。
この時出来るだけ上記の丁寧さとスピードのバランスが偏らないように意識しているのですが、新人時代はこのバランス感覚を自分のものにするのに苦労しました。
販売職に置き換えてみてもこのバランス感覚はとても大切です。
一般的にこのバランス感覚は大抵の人は自然と察知出来ることがほとんどなので、その時求められる接客に自ら合わせていけます。(混み合っているときは出来るだけ効率よく動けるなど。)
しかし、これが分からないスタッフも実際います。周りのスタッフの迷惑になるだけならまだしも、お客様にご迷惑をお掛けしていることに気付いていない人もいるので冷や汗ものです。
そのような人によくありがちな事例ではこの2つです。(この2つに共通することがお客様の大切な時間を奪っているということです。)
・レジでのお会計処理で手こずりお客様をお待たせしてしまう。
・丁寧すぎてラッピングが遅い。
では、これまでの接客スキルを身に着ける一番早い方法はなんだと思いますか?
これまで接客スキルはそもそものセンスが必要とお話ししてきましたが、努力で改善出来ることもあります。
それはちょっといいお店に行って自分が魅力的な接客体験を受けるということです。
井の中の蛙大海を知らずという言葉がありますが、今の自分の生活圏から飛び出ることで新しい発見・気付きがあります。
例えば、こんな状況でこんな声掛けをされたら気分がいいなだったり、こういう心遣いはお店でも真似したいな、など。
魅力的なスタッフから直に接客を受けることで接客スキルの引き出しが増える上にあなた自身が魅力的なスタッフに変わっていくはずです。
今年は遠出することは難しいですが、身近にあるお店で是非探してみてくださいね。
それでは今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。