「分業制」の歴史と共に発展してきたアパレル業界時代は終わったのではないかと思う

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আস্সালামু আলাইকুম! (アッサラーム・アライクム!)

みなさんこんにちは!
バングラデシュよりハルカがお届けします!

という挨拶が定番の私ですが、実はいま一時帰国中で日本にいます。
さらに、年末年始を日本国内で迎えるのは6年振りでして…紅白を鑑賞し、おせちを食べ、と典型的な日本の年末年始を過ごせることが幸せです笑。
皆さんは、どんな年末年始を過ごされましたか?

突然ですが、質問です「服は好きですか?」

おそらく、トプセラ読者の殆どの方は「Yes!」即答だと思います。では、続いての質問。

「なぜ、服が好きですか?」

この問いへの答えはきっと、十人十色だと思います。この先の文章は、皆さんの答えを念頭に置きながら、「なるほど、こんな見方もあるんだな」と思って読んで頂けたら嬉しいです。

私の場合

1問目の答えは、もちろん「Yes!」です。

そして。2問目の答えは、「沢山の人が関わるから」です。

どういうことか、ご説明します。

沢山の人が関わる…?

目の前にある、1着の服。何処で買いましたか?

○○ブランド ○○店…オンラインショップ…様々な答えが出てくると思います。
ここで、一つ確かなことは「何処で買ったか、買った本人が知っている」ということ。

では、誰がそのお店に運んで来たか、知っていますか? 誰がデザインしました? 誰が縫った? 誰が生地を裁断した? …おそらく知らないと思います。

実は、1着の服を作るには、沢山の人が関わっているのです。
ただ黙って立って待って居ても、服は完成しません。機械だけでは、服を作れません。

企画から生産、そして販売や着用まで。全ての過程に「人」が関わっています。

チーム

私が服を好きな理由は、それなのです。沢山の人が、色んな角度から、1着の服に関わる。何だか、チーム一丸となって何かを成し遂げるみたいで、素敵ではありませんか?

チームの、どの1人が欠けても、服は完成しない。どこかの1人がズルをしたら、服の質は下がる。皆で協力したら、良い服ができる。良い服を着たかったら、良いものを選べる目を持った方が良い。

シンプルなことですが、自分自身もそのチームの一員だということ、知って頂きたいなと思います。

買い物をして思ったこと

私は意地悪な客なので笑、販売員さんにこう尋ねるんです。

「この服って、何処で作ったんですか?」

「生地の素材、何か拘りはありますか?」

生産に関わる人間なので、どうしても生産寄りの視点になってしまう嫌いはありますが、前述の通りチームだと思っているので、販売現場の方達にも生産現場のことや企画デザインのことを知って欲しいのです。

中には、相当な勉強量と努力と愛で、喋り倒して下さる販売員さんもいます笑(好きです)。しかし、そういった方は、残念ながらまだかなりの少数派だと思うのです。

いまこの文章を読んで下さっている方の中で、「まだ自分は少数派側になれていない」と思われる方は、ちょっと目の付け所を変えてみると、違った世界観が見えてくるかも知れません。

アパレル業界の捉え方

「分業制」の歴史と共に発展してきた、アパレル業界。
しかし、これだけ人と人とが簡単に繋がれ、アイデアや価値観を共有し意見交換を出来るこの世の中で、「点(=分業)」でモノゴトを考える時代は終わったのではないかと思うのです。

目の前の仕事をこなすだけでなく、その前やその先に関わる「人」へ、思いを馳せる。
点ではなく、「面(=共業)」で、アパレル業界全体を捉える時代が来ているのではないかと、思っています。ご賛同いただける方がいたら、嬉しく思います。

また、この思いを共有する場として、Facebookグループ「繊維アパレル第7世代」を立ち上げました。
どなたでも参加できますので、ご興味のある方は覗いてみてください。

https://www.facebook.com/groups/708312889816910

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飯塚はる香
About 飯塚はる香 28 Articles
“ファッションを通して世界をよりステキに”が、モットー。2013年〜日本で就職。某アパレルブランドのマネージャーとして神戸や吉祥寺などで勤務。2016年〜カンボジアへ移住。アパレル大量消費国の店頭から大量生産国の工場へと拠点を移す。2019年〜バングラデシュ在住。アパレル生産国で品質管理の仕事をしている。「国際協力×アパレル」の道で、生きていく。

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