身に纏うだけだった毛皮から受け継がれる衣服に想いを馳せてみる

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こんにちは、タニグチレイです。

みなさま、本年もよろしくお願いいたします。
本日は1月8日、松の内が明けた正月事始め。
昨日で飾り納めをして、今日から正月準備をなんて言ってはみるものの、販売員の皆さんは年始早々から店頭で販売をしていますよね。

早くて1日から、遅くとも2日からと、毎度のことながら正月を感じるのは来店されるお客様の多さであり、ひとまずお疲れ様です。
今年は新型コロナの猛威から、それすら例年のようにもいかず重ねてお疲れ様です。

 

1都3県は再び緊急事態宣言が発令されて、また耐え忍ぶ期間が続きます。
時短営業で続けるところが多いと思いますが、その分集中してお客様を迎えられると思って頑張っていきましょう。

 

衣服の起源は脈々と現在に続いている

最近はまた一段と寒くなっているので、通勤や出かける際にはかなり着込んでいます。
年々、少しずつ冬が寒くなっているように感じるのか、個人的に寒さに弱くなっていっているのかわかりませんが、1月と2月は忍耐の月です。

こんな寒くなる季節は人類の祖先が亜寒帯へと生息地を拡大していったことがふと頭に浮かびます。
(ちょっとムリやり?)
以前に下記の記事で取り上げたことがあるアイスマンは、衣服や暮らしを想像させる興味深い情報でした。

 

5500年前の革靴が未来に訴えかけることはあるのか?

 

羊革を縫い合わせたコートやレギンスなど、5000年から6000年前は現在に通じるような格好をしていたことが驚きですよね。
コートにケープ、帽子やブーツまで作成して身につけていたわけですから。

しかもこれはミイラで発見されたからわかったことであり、当然もっと前から人類は衣服を身につけていたはずですよね。
約150万年前の原人が、ヨーロッパに生息地を拡大していった当時は何かしら身につけていたのでしょうか?

 

アイスマンの衣服のような高度なものはもちろんないでしょう。
衣服を遡っていくとすれば、チュニックのような筒型衣。
これは胴を収める筒型の部分に一対の袖をつけたもので、今のものを想像すれば思い浮かびます。
体にフィットするように作るので高度なものになるはずです。

さらに遡って、カフタンのような前あき衣。
これは前を合わせて羽織り、胴に紐または帯を締めるような作り。

さらに遡って、ポンチョのような貫頭衣。
これは布の中央に頭を通す穴を空け、布を前後に垂らした作り。

さらに遡って、ドレーパリーのような巻き衣。
これは一枚の布を体の一部、または全体に纏うように作られたもの。

 

どれも今の衣服に通じるものばかりなので思い浮かびますね。

 

動物の皮を身に纏うならばそれは狩猟して肉を食した後のもの。
牧畜が生活の一部となるはるか前は野生の動物を狩猟していたはず。

大型の動物であれば単独では狩猟が難しく、大人数での共同作戦を必要としたでしょう。
それには高度な技術や共同作戦が必要になり、その思慮や知恵が脳を発達させた。
そして複雑な作戦を伝えることも必要になり、音声言語が発達した。

大量で良質なタンパク質が、体と脳の発達を促したでしょう。
ちょっと話が飛躍しましたね(笑)

 

話を戻しまして、動物の皮(毛皮)を纏うのは保温用や風雨から身を守るためだけではありません。
狩猟対象の動物の繁殖を祈願したり、狩猟行為の成功を祈る儀式などにも狩猟獣の毛皮を纏うことがありました。

いわゆる「ハレ」の舞台となる神聖な儀式。
ここで身につけられる毛皮は権威を象徴するもの。

今でこそ毛皮は反対されるものになりましたが、富や権力を表す品であったことも事実。
シンボル的なものであったのは、織物へと変わっていくよりも前のことに由来しているのでしょう。

 

そもそも衣服を身につけるようになった理由のひとつには、部族の長が他のものと区別するためということも言われています。
これなどは権威の象徴に当てはまります。

他にも身体を飾る装飾本能もあると言われており、これなどは社会的なシンボルに当てはまりそうです。

実用的には寒暑や害虫から身を守るためでもあり、武器を所有できるように身につけていたはずです。
様々な説がありますが、身につける理由や形状などは今に通じるものも多いです。
(武器の件は一般的ではありませんが)

 

こんな小難しく考えて衣服の販売はしませんが、大昔から人類の進化を共にしてきた「衣」。
2021年もお客様と共に楽しみながら自信を持って販売をしていきましょうね。

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谷口玲
About 谷口玲 220 Articles
1976年3月生まれ。 販売員歴18年。 メンズはヨーロッパ系デザイナーズセレクトショップと英国デザイナーズブランド、レザーグッズブランドで販売。 レディースはミセスセレクトショップとドメスティックデザイナーズブランドで販売。 今まで大阪、神戸、京都、広島、札幌、東京、横浜などの百貨店を中心に店頭に立ち現在はフリーランスの販売員。

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